久しぶりにモーツアルトのクラリネット五重奏曲を聴いた。
とても良かった。
何が良かったかと言って、音楽もさることながらクラリネットのふくよかな音色が素晴らしかったのである。
いわゆる、モーツアルトの神の啓示と称される音楽「グランパルティータ」 の第3楽章で、ファゴットが奏でる主旋律をクラリネットが引き継ぎ高揚して行く時の至福感そのもののように思えた。
それほど、ここで奏でられるクラリネットの音色はすばらしい。
収録曲
・クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
・クラリネット三重奏曲 変ホ長調 K498 「ケーゲルシュタット」
演奏
新ウイーン八重奏団
ペーター・シュミードル(クラリネット)