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共感~泊原発廃炉訴訟における意見陳述

2015年02月28日 | ドラミング
道内唯一の泊原発の廃炉を求める訴訟を始めて3年半が経過した。

市川守弘弁護団長によると、この間、被告である電力会社側は、泊原発の危険性を指摘した原告側の主張に対し反論も主張もせず、もっぱら時間稼ぎに終始しているという。

これは、泊原発に限らず他の訴訟でも明らかになっている傾向で、規制委員会の審査結果が出るまではだんまり戦術に徹しようという(全国的な電力会社の)方針にもとづくもののようだ。

過日(1月27日)行われた第12回口頭弁論においては、原告団最高齢の小林善樹さん(元機械工学エンジニア)が意見陳述を行った。



詳細は、大きな記事をご覧いただきたいが、「原発は人類と共存できない」という高い見地からの陳述は、法廷に静かな感動を呼ぶものであったという。

小生は(名ばかり)原告の一人だが、すばらしい陳述だと思った。

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2 コメント

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名ばかり原告 (mari)
2015-03-01 20:35:21
名ばかり原告でもご自分の意思を明らかにするのは偉いと思います。
私も東京の高尾山天狗裁判の原告でした。
やはり見て見ない振りをしてはいけないと、原告に参加しました。

世の中の大多数の人が意思を明らかにすれば、世の中変えられると思います。
頑張ってください。
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mariさん (エゾフクロウ)
2015-03-01 20:53:25
コメントありがとうございます。

一度、公判の傍聴へ行ったのですが、二人とも籤に
外れ入廷できませんでしたので、以後、日和見を
おこしております。

ご指摘のように、皆さんがそれぞれの意思を明確に
すれば、再稼働などとてもできる相談ではないと
思うのですが。

過日、ご紹介の「美しい日用品」を購入、拝見して
おります。
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