怖くてとても持ち歩けない。
というのが、マイナポータルにアクセスして自身の情報を確認した感想である。
これがマイナポータルで確認できる情報一覧なのだが、健康・医療、税・所得・口座情報等、7つの区分でトータル23項目もの詳細な個人情報を見ることができる。
例えば、「税」の項目を見ると、昨年度の確定申告書のすべての項目が表示される。
つまり、いくらの収入があり、各種控除後の所得がいくらで、税額がいくらだったかなど詳細に示される。
健康・医療情報、年金情報、口座情報しかりである。
これらの情報にアクセスできるカード(+暗証番号:数字4桁)が、他人の手に渡った時のことを考えるととても恐ろしい。
小生の場合、5年以上前にeTaxで確定申告を行う必要性から(当初は、住基)カードを取得したが、一度としてこれを持ち歩ったことはない。
常識的にも、こんな膨大な個人情報が記録された(正確には、紐づけされた情報を閲覧できる)カードを持ち歩きたいとは思わない。
ところが、これが健康保険証と一体化されると、通院の都度携行する必要があり、紛失、盗難等のリスクが大きくなる。
という訳で、カード自体の存在は是としつつも、健康保険証との合体には賛成できない。
だって便利ですし、言い逃れが出来ない構造にしてますから。
他人とごちゃになろうとも、知ったこっちゃない。
詫びれば済むと、その場任せに。
反対であろうと強硬に推し進めてしまえば、情報源の確保はできる。
要は、体内にマクロのスマホ埋め込むよりも簡単だからです。
マイナカード、日が経つにつれ問題点の指摘が多くなり、
特に、健康保険証との一体化と廃止問題では、政権を揺する
事態となっています。
結局、国民の日々の暮らしも何もわかっていないということを
露呈したかたちです。
この際、立ち止まって再検討して欲しいと思います。