一昨日の政府の対策会議でアベは、イベントなどの開催自粛をあと10日ほど継続して欲しいと述べた。
一方、同日開催の専門家会議は、「一定程度持ちこたえているのではないか」という専門家らしくない表現で現状認識を示した。
ということで、いかんせん先の見えない現状に不安は募る。
他方、抑え込みに成功したとされる中国での現状を(データで)見ると(昨日の新聞(朝日)記事から)次のようになっている。
一時、1日4千人もの感染者の報告があった中国だが、これが10日、全土で14人と本邦での感染者数を下回っているというから驚く。
これに対し、我が国では次図のようになっていて、まだピークは見えていない。
特に、我が国では、
①感染エリアが全国に及んでいること。
①PCR検査の遅れから、隠れ感染者の存在が懸念されること。
等から、検査数が増えれば感染者がより顕在化すると考えられる。
以上から、例え抑え込みに成功したとしても、概ねあと1ヶ月程度は一進一退の状況が続くのではないか。
つまり、私たちが感染リスクから解放されるのは、概ね4月末頃になるのではと思うがどうであろうか。