アーバンライフの愉しみ

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あきれた鉄面皮ぶり

2020年03月25日 | ドラミング

23日開催の参院予算委における「基本問題質疑」を聴いた。

論点は主として、コロナ禍に伴う経済対策と森友問題であったが、どちらも政権側の要領を得ない説明にうんざりする思いであった。

経済対策については、現下のコロナ禍とこれに伴う経済的ダメージの広がりと深刻さを、アベ政権がさほどには受け止めていないということである。

当然の帰結として対策は、諸外国のそれに比べ規模において2桁ほども小さく、且つ、支援の仕方も不徹底極まりないものだ。

例えば、英国においては、業種や雇用形態に拘わらず8割の給与補償を行うとしているに対し、アベはその答弁で、フリーランスなどは、望んでそうしたのだから補償などなくて当然との答弁を繰り返した。

他方、森友問題では、自死した近畿財務局の職員が残した遺書に対するアベの受け止めは、施政者として許し難い非人間的なものであった。

つまり、遺書で明らかになった新事実に対しは再調査を認めず、且つ、発生原因としての自らの関与を再否定してみせた。

先の「桜を・・・」問題等も合わせ、憲政史上最長の在任期間を汚し続けるアベの鉄面皮ぶりには、あきれてものも言えない思いであった。

 

 

 

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