大きな財産

都知事選挙は、小池百合子氏が当選した。
右翼的言動で知られる人だが、何でそのような人を知事に担ぐのか都民の良識を疑う。今後、教育行政などの一層の右傾化が懸念される。

一方、野党統一候補の鳥越俊太郎氏は、「住んでよし、働いてよし、学んでよし、環境によし」の東京をつくるとし、当面、三つ（待機児童、待機高齢者、核）のゼロを実現すると訴え134万票を獲得するも当選には至らなかった。

これは、準備の遅れや、週刊誌や巨大マスコミによる執拗な個人攻撃にさらされたことなど、種々の要因があろうが、兎に角、参院選に続き首都東京で市民と野党の共闘を実現、発展させる大きな財産を残した。

この流れを絶やすことなく続けることが、次の飛躍につながるものと確信する。