アーバンライフの愉しみ

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一人ひとりが~

2015年02月04日 | ドラミング
昨日の参院予算委員会。
共産党小池議員の質問を聴いた。

小池議員が、「安倍首相のエジプトにおける2億ドル支援会見で、人質に危険が及ぶことになるとは考えなかったのか」との指摘したに対し、首相は、「テロリストに過度の気配りは無用」などとトンチンカンな答弁をして失笑をかっていた。

阪神淡路大震災20年の追悼集会に出席しないで中東へ出かけ、何十億ドルもの支援をばらまくとブチ上げれば、それがテロリストを挑発することになるのは自明のことであろう。外務省も、(今、中東へ)行くべきでないと止めたというから猶更だ。

小池議員に続き、質問に立った「次世代の党」の議員が、あらゆる場面で邦人救出に自衛隊を派遣できるよう憲法9条を改正すべきではないか、などと言っていたのにも驚いた。

戦後70年間、9条に守られ戦場へ行かず、1人の戦死者も出さなかった自衛隊に対し、少なくない民間人が(米国を支援しているとして)テロの犠牲になってきたのだ。

今、私たちは、自らの立ち位置をしっかり見つめるべきだと思う。

その点で、今朝の新聞(朝日)に載った投書の指摘には共感を覚えた。


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