自転車

濡れ雪です。

さて、
道路に雪が無くなると、
俄然、ジジ・ババが自転車を乗り回し、
春の訪れを謳歌しております。

アスファルトが見えてるとは謂え、
路肩には固まった雪が多く、
当然の様に車道を走らせてくれます。

そもそも自転車は道交法上、軽車輌でして、
車道を走るものです。
国道の様な大きな通りでは、歩道を大きく採り、
自転車も走行させるようにしていますが、
小さな歩道は歩行者専用で、
自転車は道路の路肩を走行しなければなりません。

時折、
我がもの顔でベルを鳴らし、
歩行者を蹴散らしている自転車乗りが居ますが、
はっきり言って、
歩道上の自転車は、歩行者が居たら停止しするか、
避けてあげるのがマナーです。

後方から、リンリン、ベルを鳴らし、
「どげで、どげで！」
と、突然襲い来るオバチャン。
自転車が偉いと思ったら大間違いですよ。
自転車乗りの風上にも置けない人種です。

私も車が恐くて、止む得ず歩道にのる事がありますが、
歩行者が前方から来れば、止まって避けますし、
後方から近付いた時は、一旦車道に出てから追い抜きます。
交通の往来が激しく、車道に出れない時は、
傍まで寄って、
「すいませ～ん」
と、すまなそうに声を掛けて、脇をすり抜けさせて貰います。

大きな車、高級車に乗ると気持ちが大きくなる人が居ますが、
歩行者に対する自転車も同じ気持ちを持つんでしょうな。
自分の方が優れてると。

私も自転車乗りの端くれなんで、
車に乗ってる時は、結構気を使ってますよ。
先に行かせたり、余裕を持って追い越したり。

だがら、ジサマ。
なも、そう、睨まねでも、
ちゃんと、止まるはんで、おぢづげ！

彼らの行為は、
最早、暴力に等しいです。