「嫌消費」世代についての本を読んだ。
この世代は現在の20代後半から30代前半にあたり、
小学生の時期にバブル崩壊を迎え、
青年となり社会に出るまでを、
所謂「失われた10年」を過ごした世代である。
まあ、
難しい話は何だな。
で、件の世代は収入に見合った消費をしない世代なそうだ。
我々が直面している、
クルマ離れを起こしている世代でもある。
彼らの消費特性や志向は、
無駄な物を買う位だったら、
貯金をしようとするそうだ。
「とりあえず、30歳までに1000万円蓄えればなんとかなる」
と考えているそうな。
・・・・・・・・・・・・・。
私も色々と考えさせられた。
今、この歳になって、
貯金の重要さに気付くに至った。
遅い
私はバブルの影響が色濃い世代。
消費こそ美徳とされた世代である。
借金して何かを手に入れることに抵抗が無かった。
今日明日、お金が無くても、
何とかなるさ、っていう世代だ。
まあ、
その成れの果てが、こうだ。
・・・・・・・・・・・・・・。
当初は仕事の上での研究題材として選んだ本なのだが、
読み進めるうちに、強い自己嫌悪を覚えるようになった。
今迄、何と浪費してきた事か!
確かに、
世の中がこうなるなんて予測も出来なかった。
年金も、我々の世代は負担額が受給額を上回る。
30歳までに1000万円。
私には無理だが、
せめて半分ぐらいあれば今頃・・・・・・・・
そんな訳で、
すっかり消費に元気が無くなった正月休みである。
※この本の内容は会社の朝スピーチの題材にしようかと。
まとめたものを、その内掲載しようかと思っています。
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