
蕎麦屋を出て、
急に昔の記憶が甦り始めた。
ああ、
あのパン屋、まだあるかな?
お城の堀をぐるりと廻り、
亀甲門へ。
三叉路の信号の頃に、
昔良く行ったパン屋があるのだ。
少し、景色が変わっていた。
昔は、
建設会社の事務所の陰にあったのだが、
事務所は無くなり、
広々と店が構えられている。
菓子パンを選び、レジにて聞くと、
去年改装したのだと。
昔、二階にあった建設会社の事務所に顔を出すと、
必ずパンを買って帰ったんだという昔話を。
また寄って下さいと店主。
車中にてパンをかじりながら、帰路へ。
我が身ひとつはそのままにして、
昔通った店も少しずつ変化をしている。
月やあらむ、
だな。
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