久慈の道の駅。
市内は目立た被害は見受けられない。
相変わらず賑やかだ。
道中天気が良くない。
今年最初の八甲田は濃い靄。
つうか、霧雨か。
路面に神経を使いながら通過。
行くか行くまいかで悩んだ久慈。
震災の影響が濃ければ、
物見遊山に思われてしまう。
それでも気になる。
HPで確認。
なんと、普通に営業している。
道の駅な。
ならば、遠慮は要るまい。
途中、
軽米から種市にルート変更。
海岸線に下りてみる。
ぱっと見渡す限り、被害は無い様だ。
TVであの情景を観過ぎた所為なんだな。
ああいう場所は、限られているんじゃないかな。
いつもの種市臨海公園へ。
ここには毎年、海胆を食いに来るんだ。
が、
いつもは気にならなかった、
防潮堤が聳え立っている。
いつもはこの門をくぐって浜へ。
が、
今日はその扉が堅く閉ざされている。
無論、初めて見る光景だ。
10m以上の高さがある砦が、
私を、
否、全てのものを拒んでいる。
ふた月近く経つというのに。
この壁の向こうには、
広々としたビーチ、
海胆の養殖センター、
そして、
物産館が、
あった筈。
奇しくも、
この砦が町民の命を、財産を救ったか。
先を急ごう。
時折目に映る浜辺には、
壊れた橋、
倒壊寸前の建物。
目指す久慈は・・・・・・
久慈のバイパスから見下ろすにつけても、
被災の跡は見られない。
45号線と交差する久慈川は、
堤防まで泥だらけだ。
道の駅に向かう。
街の様子は、
変わらない様だ。
何事も無く、到着。
飯の前に、2Fで展示されている、
震災直後の写真展を。
なんと、
この近辺まで冠水した様だ。
川の堤防が決壊し、すぐ傍のスーパーまで冠水していた。
被害が大きかったのは、
やはり湾沿岸だ。
水族館は壊滅状態。
民家の流された情景は、
まさにニュースで見る、あれだ。
なんとも、
良くここまで持ち直したものだ。
飯にしよう。
この震災を契機に追加された新メニューを。
掻き揚げ丼だ。
いつもながら、美味い。
道の駅にして置くのが勿体無い。
その辺の天麩羅屋より、美味い。
安心した。
と言うより、
少し、拍子抜けした。
私が心配するほどのものでは無い様だ。
野田村は45号線沿いまで被害が及んだ様だ。
流石に、そこまで行く気にはなれなかった。
何はともあれ、
今年の夏も穴子天丼を食える様だ。
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