雨天にてお出掛け無し。
今年最後のトプカイに行きたかったのだが。
家でゴロゴロ。
午後からは温泉へ。
さて、
今夜の酒のつまみはどうしようか?
宇都宮の餃子を思い出した。
ああ、
餃子にビールだな・・・・
PM4:00。
友楽に行こうかと思ったが、
まだ休憩タイムだ。
かといって、
スーパーの総菜や冷凍モノも味気無い。
丁度、観光通りを通った。
ああ、
大阪王将。
という事で、
お持ち帰りの餃子で晩酌。
ふと、
先月のツーリングを思い出す。
今度はあの店のキムチ餃子も食ってみたいな。
また行こう、宇都宮。
もう、シーズン終了だな。
昨夜の事。
土曜の帰りは会社近くの生協で焼き鳥を買って帰るのが常だ。
が、
事故対応で退社が少し遅れただけなんだが、
既に売り切れていた。
最近、売れ行きがいいんだよな。
それとも、生産数に制限が出てきたか?
仕方ない。
他で都合しよう。
といっても、
生協のハシゴをする気もないので、
古川にある焼き鳥店に寄ってみた。
3~4年前に開店した店な筈だ。
その頃、一度利用した事があった。
持ち帰りで。
入店し、メニューを眺めていると、
ケースの中のモノが早いと。
軽く火を通したものを準備している様だ。
選べないのは残念。
が、
店主の奥様だろうか、
彼女の顔を見ていると、
早く済ませて帰りたい衝動に駆られた。
在庫の中からチョイス。
待つ事となった。
店内の立ち飲みコーナーには常連客と思しき男性が一人。
カウンターを見るに、
結構長居していそうだ。
前回訪れた時は、
店を始めた直後の頃。
その時は、
店主も奥様も対応がとても良かったと記憶している。
空いてる席に腰掛けても良いものかどうかと思案していると、
来店客が一人。
でっぷりとし、ばさばさの髪をした女性。
常連なんだろう、
慣れた様にオーダー。
これが細かい。
誰かに頼まれてきたのか、
一万札を裸で持ち、オーダーを紙に書いてきた様だ。
先に書いたように、
在庫数が少ない。
そんなに選べない。
ああでもない、こうでもないと、殺伐とした遣り取りが交わされている。
そうしているうちにも、
私の分が出来上がりつつある。
オーダーがひと段落したと思ったら、
件の女性が私の方を向き、
話しかけてきた。
突然の事で驚いたのと、
言っている意味が良く理解できないのとで、
私もキョトンとしてしまった。
口をあまり動かさないで咽喉だけで発音する感じ。
あまり何を言っているのか分からない。
どうやら、
私のクルマを停めた場所が気に入らないらしい。
彼女自体は歩いてきているので、
私のクルマが邪魔にはならん筈だが。
「私も今、仕事じゃないから、なんだかんだと言わないけど・・・」
何の仕事をしているのか存じ上げないが、
警察関連とでも言いたげだ。
人を身なりで判断してはいけないが、
人間ってのは、大抵は見た目だ。
化粧もせず、
髪を整える訳でも無く、
服装もチョッと汚く、
私服と謂えども、とても公務員という様子ではない。
他人への話しかけ方もどこかおかしく、
普通の社会性を持った人には見えない。
一万円持たされ、使いで焼き鳥を買いに来たところをみるに、
どっかで居酒屋でもやってるのか?という感じだ。
はいはいと答えておいた。
その後も、ああでもないこうでもないと、
店主の奥様に注文をつけている。
私の焼き鳥は出来上がっているのに、
包みを作ることも無く、
ただただ、彼女の対応に追われる奥様。
早くしてくれねぇかな・・・・・
と思ってると、
件の女性はまた私に振り返り、クルマを動かせと。
店主も、奥様も知らぬふりだ。
私は、
その焼き鳥を受け取ったらすぐに帰るところなのだと告げた。
男性が一人入店してきた。
先に居る男性の顔見知りの様だ。
これから2ラウンドが始まるのだろう。
ようやく店主が、
私の焼き鳥の包みを渡すように奥様に促したのだが、
奥様は返事もせずに、
険しい表情のまま、件の女性の注文に従っている。
新たなオーダーが彼女から出たからだ。
長い時間が過ぎた気がした。
お待たせしましたと手渡す奥様は、
下を向いたきり、私に挨拶するでもない。
唇をキッと一文字にし、険しい表情を崩さない。
オープン当時の、気さくな感じが記憶にある分、
同じ人だとは思えなかった。
ようやく出れた。
まあ、
確かに路上駐車ではある。
が、
交通量も然程無いここで、
何が気に入らなかったのか?
クルマを始動させたとき、
ふとミラーを見ると、
件の女性が、わざわざ外に出てきて、
私のクルマを睨みつけている様だ。
成程、
ああいう常連客がいれば、
あの奥様もああなるか・・・・・・・
しかしながら、
私はまたこの店を利用するだろうか。
何かしら、
奥様からの言葉やフォローが欲しかったね。
焼き鳥は、とても美味しかった。