最近話題のトヨタのCM。
そう、
ドラえもんver.だ。
30歳になったキャラ達。
ジャイアンは、はまり役だ。
もう、漫画そのもの。
ジャイ子に期待が高まる。
のび太は、ビミョー。
まあ、
もう慣れたが。
しずかちゃんは何か寂しげ。
そうだな、
しずかちゃんも、もう30だ。
漫画の設定では将来的にのび太と結婚している設定だったが、
時代は変わった。
アラサーの愁いが漂っている。
スネ夫はなんか明る過ぎ。
その年齢なら、
もっとネチッこいキザさが欲しかった。
何より勝負に出たなと感じさせるのは、
ジャン・レノのドラえもん。
単純にデブキャラを持ってこなかったところに、
製作者側が仕掛けていこうとするバランス感を垣間見る。
2話目でクルマが無かったのび太。
「さあ、クルマを買おう!」
てなオチのCMかと思いきや、
「免許無いじゃん」とドラえもん。
最近のver.ではラストに、
「免許を取ろう」と。
そうか、
そうきたか。
そこだったのか、トヨタ!
若者のクルマ離れについては、
私もHPで随分と書いた。
この状況を打開していく為には、
メーカーが腰を上げなければと。
若者を牽引する個性あるキャラクターが必要だったが、
単純にEXILEをもってくるのでは無くて、
まさかドラえもんとは、私も予想できなかった。
今の若者にとって、ドラえもんとはどう捉えられているのだろうか。
どちらかと云えば、古典としての子供向けキャラでは無いだろうか。
現在のクルマ離れした若者や、それよりももっと若い層、
多分未だ免許を取得できない年齢層も含めて、
大きな牽引力を持つキャラとしては古過ぎないだろうか?
なるほど、
この時代遅れ感か。
歳を重ねていった自分も、
こんなカッコ悪い大人になってしまっていないか?
もう少し若い世代には、
カッコ悪い大人になっちゃっていいの?
とプレッシャーを掛ける。
愛されたキャラ(かつての少年)も、
大人になれば、現実を受け入れなくてはならない。
ただ歳を重ねただけの少年でいいの?
と、ドラえもんは耳元で囁く。
「のび太君みたいになっちゃうよ」
免許をとろう、
そしてクルマを買おう。
それが貴方のどこでもドアでありタケコプターである。
わくわくを探しにいこう。
大人は大人の遣り方で。
大賛成である。
昨今の自動車人口の減少を食い止める手立ては無い。
人口が減ってきているから。
でも、
一人でも多く、
クルマの楽しさを知って欲しい。
私も同じ思いだ。
このCMに勇気を貰った。
いや、
最早この私がかつての様に活躍する事は無いだろうが、
それでも、まだこうしている内は、
一人でも多くの若者に、
(かつての若者でも可)
クルマの楽しさを伝えていきたいな。
さて、
信長と家康ver.はどうなった