exit

そんな独り言
cafe-subaru blog
http://www.jomon.ne.jp/~subaru55/

給油

2011年02月27日 18時50分25秒 | Weblog

夕方、給油に行った。
某激安セルフな。
プリペイドが残ってたんで。

給油機の前に立つと、
「レギュラー品切れ」
の張り紙。
柿本事件が脳裏を過ぎる。


この手の激安セルフは何故成り立っているかというと、
安いガソリンが存在するからだ。

この安いガソリンというのは、
決して粗悪品等ではなく、
一般のGSに納入されるものと変わらない。
では、何故安いのか、だ。

石油精製の過程では、
どの販売チャンネル、どこの地方に多くの需要があるのか判らない。
よって、精製の過程で余剰なガソリンが生まれる。
この余剰ガソリンも、そうそういつまでもストックして置けない。
何故なら、精製はスケジュールによって決められているので、
どんどんガソリンが精製されているのだ。

よって、この余剰ガソリン、
精製メーカーより無印として搬出される。
この時の価格が通常ルートより安く売買される。
それがメーカーの看板を掲げない、激安セルフのものとなる。

当然のように、
この手のガソリンが常に流通するとは限らない。
需要が多い時期は精製メーカー系に優先に納入される為、
余剰ガソリンは生まれない。
反対に、需要が低い時期は、
精製も抑制される為、余剰分は発生し難くなる。


件の激安セルフ店は、たまに閉店している。
ガソリンが間に合わないのだろう。
特に多いのは、今日の様な日曜日だ。
輸送が止まる所為だ。

これをみて、
柿本事件を乗り越えてきた我々は、
「やばいんじゃないの?」
って、気になってしまうのも致し方ない。
私も少しばかり不安を感じている。
プリペイドが残っているんで、
今のうちに使ってしまおう。
ハイオクでいいか。

給油機に向かい操作すると、係員が走ってきた。
「4番の人!電源同じだから、一緒になってしまうから!」

それしか叫ばないのだが、
まあ、状況は分かった。

恐らく、
レギュラーが品切れになったので、
ガソリンの供給システムを変更しているのだろう。
その為、一機の給油機で同時に給油出来ない設定なのだろう。
この給油機は3番4番の2系統だ。

ならば、
そういう張り紙もあっても良いのだが、
ここの係員、そこまで気が回らない様だ。
人件費の事を考えると、
ここのスタッフは賃金並みの責任レベルだろう。
充分なケアは出来まい。

隣の3番の人が終わるのを待って給油。
出来れば、今後の利用は控えたいので、
プリペイドを使ってしまいたい。
が、150円ほど余った。
仕方ない。
すぐに潰れはしないだろう。
後日、千円追加で使い切ろう。


昨今、様々なサービスが溢れている。
我々消費者も、いつまでもいつまでも受け身ではいられないのだ。
思う様なサービスを受けれないと、
直ぐに自分等の権利ばかりを主張する消費者が殆どだろうが、
それでは賢い消費者とは云えない。
クレームをつければそれで済むという訳ではない。
もっとクレバーでなければならない。


そろそろ(私の中での)需要期を抜け出る。
暖気も短くなるし。
遠方の激安セルフでなくてもいいか。
最近のセルフ店はフルサービス店と価格が変わらない。
自分で入れるか、入れないかの違いしかなくなっている。
ならば、
近所で使い易いトコでいいか。
激安店の往復で、結構なガソリンを消費してるしな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする