青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

新御堂筋沿い・喫茶店銀座 ハローズ / ブーズルー

2021-02-12 | 昭和の喫茶店

1980年代~90年代、大阪・新御堂筋・緑地公園~江坂間は、喫茶店銀座でした。何軒もの名店が集まり、僕らを楽しませてくれたものです。残念なのは、それらがただの1軒も残っていないということ・・・。

地元の人間なら歩いて行くことが出来るでしょうが、そこはカップルがドライブで立ち寄るお店で、電車ではちょっと行けない場所。たいていが真夜中まで営業しているので、よく利用したものです。大学の友人たちと夜中に行くと、柔道部の先輩やOBがカップルで来店されていたりして、見てはいけないものを見たりしたものです。先輩方の人格が変わっていたりして・・・(笑)

Boo Ze Roo (ブーズルー)はド派手なネオンと看板で、物凄く目につくお店でした。1階が蔦屋書店で、レンタルビデオもしていましたが、マニアックな作品も置いていて、そんな中には字幕の無い輸入ビデオもありました。2階の夜はバーになるブーズルーは夜中は2時まで、土曜は3時まで営業していて、駐車場が40台くらいあったので、毎夜賑わっていました。

ハローズ緑地公園店は、チェーン店のレストランバーでした。白いアーリーアメリカン調の建物が特徴。平日は朝の5時、日曜は夜中の2時まで開いていました。



当時はバブル真っただ中に突き進む中、「眠らない街」「情報発信のお店」というような言葉が独り歩きし、深夜や朝方までオープンしているお洒落なお店が多く、車が無ければデートが出来ないという時代でした。週末にこういうお店で食事をした後のコースとして、ファッションホテル(ラブホテル)に行くカップルも多く、ラブホテルもどんどん建設されて行きましたが、その多くが現在葬儀会社になっているのは悲し過ぎる気がします。



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