青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

ブログが大好きです!~gooブログ20周年

2024-03-10 | 日記

Windows95が発売されてすぐ、僕はPCを自作して、インターネットを使い出しました。当時はインターネットを快適に使うには、ISDN回線を引いたり、かなり高額な金額が必要でした。まだまだホームページも少なく、ECサイトもありませんでしたが、eメールに写真を添付して送ったり、海外の友人と文字チャットで通信したり、webサイトを作ったり、自分で本を作ったり曲を作る等を楽しみながら、実際にパソコンを使えることが仕事にも役立ちました。エクセルで関数を使えただけで、周囲の目が違う時代でした。

そんな時に友人から「ブログ」という存在を知らされ、最初にgooブログをスタートしたのが2006年8月22日でした。この夏に僕もブログ歴18周年を迎えることになります。これまでにブログのタイトルを何度も変えましたし、その趣旨も変更して来ました。古過ぎる当時のニュース記事や、今はもう無い商品の記事、若気の至りだった記事も既に削除してしまいましたが、残っている昔の記事を見直すと自分の日記のようで楽しくもあります。

この写真は昔の記事に使っていた、よくお付き合いさせて頂いていたブログ仲間の方々のタイトル写真をいくつか重ねた写真です。今もキングさんの「MOVIE KINGDOMⅡ」ブログは残っていて連載中です。

ブログの良さは自分の思い出を形にして残せること、それを友人・知人・見ず知らずの人たちと共有することが出来ることだと考えています。僕は今は「昭和の懐かしい風景」を主にアップしていますが、極端な話、北海道や沖縄に住んでいる方には何の興味も持って頂けないでしょう。しかし、大阪の北摂を中心に、大阪にある程度の馴染のある方には懐かしいと感じて頂けると思います。

あんな場所、あんな時があったな・・と思った時、インターネットで検索して僕の記事に行き着き、それを懐かしいとご覧いただける人がいれば、ブロガー冥利に尽きます。友人と共有しているだけでも楽しいのに、見ず知らずの人にも見て頂ける。楽しいことです。他のSNSと違ってコメントのやりとりをしないで済むのも便利です。したいという気持ちも強いのですが、「何でもいいから言いたい」だけの理由で誹謗中傷の荒らしを行う人が、ネット社会には多過ぎるので、僕はコメント欄は閉じています。静かに思いを共有できる人にだけ閲覧頂ければ嬉しく、読者数やいいねを増やして自己承認欲求を満たす目的が無いからです。

ネットの表舞台がYouTubeやECサイト、SNSであるとすれば、ブログは今や裏舞台なのかも知れません。しかし、僕の個人的な印象は、勢いでその時の思いを吐き出すのがSNSであるとすれば、静かに思いのこもった整理された気持ちを綴るのがブログであるように感じます。

インターネット上に溢れる情報には真偽の不明なものや、悪意は無くても間違ったものも散見されます。言論の自由と言いながら、一線を超えてしまうものもあります。昨今はインターネット上のコンテンツをお金儲けの手段として使う人が増えてしまった為、著作権や肖像権などに規制が細かく及び、閉塞感さえインターネットに感じるようになりました。例えば僕の子供時代の遠足の写真を掲載しようと思えば、僕意外の人の顔にぼかしを入れなくてはいけない。60年以上も前の写真に対して、そんな必要が本当にあるのでしょうか?懐かしいレコードや本のカバーを掲載しても、それがポルノでなくても凍結されることもあります。価値観の多様性だとか弱者保護だとか言いながら、一定の人々の都合で掲載基準や権利関係が整理されて行く。だからブログの継続も、そろそろ終わりかも知れないと感じてしまうこともあります。

映画やTV、YouTubeと楽しむコンテンツが興亡を繰り返し、活字文化が減少するなど、社会は時代と共に様々な変化を繰り返します。しかし、決して無くなることが無いのがリアル社会における人間関係です。それが充実していれば、人は生きて行くことが出来ます。わざわざ他人を貶めることをしなくても、平和に過ごせます。今もSNSはやらないという人は、当たり前ですがいます。ネットを見ないという人もいます。便利で楽しいものの代表が、かつてはTVでしたが、今のTVは昔に比べて質が物凄く低下しています。大人が観るものから、児童が観るものになったと言っても乱暴ではない程の低下です。だからかつてのように観なくなった人が多い。

ネットもリアル社会に対する不満の「はけ口」として使われるのではなく、充実した大人のコンテンツとして伸びて行くことを期待して止みません。

 



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