えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

平治岳と壁湯温泉

2009年04月29日 | Weblog
連休イベントの皮切り。まずは1泊2日で九重&温泉の旅。
久しぶりの登山だ。新しい顔になってからは初めてだ。いつもより気分も浮かれてしまう。朝7時に出発。途中、基山インターで朝食を食べた。登山口に到着したのは9時40分。予定より20分早かった。休日だし天気もいいから道が混んでいると予想して早めに行動したが心配するほどのこともなかった。高速こそいつもより交通量が多かったがそれも鳥栖まで。大分道はいつものようにガラガラのスイスイ。みんな行動開始は2日からか?
今回は平治岳にチャレンジ!片道3時間は覚悟していたので体力をセーブ気味にゆっくりゆっくり。姫の体調がイマイチということもあったがゆっくり登ると気持ちにも余裕ができて自然も余計に楽しめる。
それにしても新緑が素晴らしい。自分の身体が明るい緑色に染まっていくのではないかと思うくらい鮮やかだった。
 

 
傾斜は徐々にきつくなり、自ずと言葉少なになる。我慢のしどころ。あぁなんでこんなきつい目にあってまで山登るのか・・・最初の頃はそういうふうに考える。だがたくさんの山に登って何回もこの苦しみを経験していると、徐々にそれを楽しめるようになってくる。何事も慣れだ。
 
見晴らしのきく広いところまで上がってしまうとそこはまさに九重ワールド。この開放感がたまらないので九重は病みつきになる。
 

 
そこからさらに30分ほど登る。頂上が見えているのでもう少しだ!と頑張ったが登りつめてもどこにも山頂の表示がない。見回してみるとさらに奥に峰続きで頂きがある。もしかしてそっち?とりあえず空腹が限度に達していたのでここで昼飯。その後向かいの頂きへ移動。10分もかからずに到着。やはりそこが山頂だった。
 

 
いつもそうだが山頂に立てばそれまでの苦しみは跡形もなく消える。そしてあんなにきつかったのにまた来ようと思う。一度山に魅せられたらそうそうやめられるものではない。
 

 
植物は緑を競いあう。実に見事だ。これが命ってもんだ。季節がくれば輝き、季節が去れば枯れていく。人生もまたかくのごとし。大事なのは枯れる前にどれだけ輝けるかだ。
 
下山して、男池を見に行った。なんという透明度!自然が生み出すものの美しさは完璧だ。人間の生み出す芸術などたかがしれてるなぁと思い知らされる。 
 
駐車場に戻った時はまだ3時半。宿に向かうには早いかなということで大吊橋を見に行った。かすかに揺れる橋に酔いそうになりながら滝を眺めた。うっすらと虹が浮いていた。まさしく絶景というべきか。しばし見とれた。
 
ちょうど5時に宿に到着。今回はあの「
タビエルの湯宿」にも載った壁湯温泉の「福元屋」。ここは安いのに非常に評価が高い民宿なのでかなりの期待を抱いて来た。まずはお風呂へ。貸切の家族風呂は非常に快適なお湯加減。そしてこの宿の売りは川のすぐそばに岩をうがったようにして作られた露店風呂。こちらは食後に入ったがぬるめなので長時間ぼーっとつかっていたいお風呂。川を眺めつつなんて贅沢な話だ。
お待ちかねの食事は素朴な田舎料理だったがこれが素朴な中にも細かい配慮が感じられ、味も濃すぎずいちいち会話が中断するほどのうまさ。あ~たまらんなぁとうなりながらビールをぐいぐい。お酒をぐいぐい。超幸せ。なるほどこれじゃ評価が高いはずだ。
 

いい登山ができて、いい宿に泊まれて、ゴールデンウィークの滑り出しは順調。いろいろイベントを考えて姫を楽しませようと気を使う自分がけなげだ。もう16年もやってるが、旦那ってのもなかなか大変な稼業だ。
 
「筋肉痛」
 
いただきに 立ちて忘れる 筋肉痛
 
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2 コメント

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はじめまして。 (タビエル)
2009-05-22 11:41:20
えしぇ蔵さま、はじめまして。
タビエルの丹羽と申します。
ひょんなことからえしぇ日記を拝見しました。
食べ歩き、すごいですね!

思いがけず、ブログにタビエルのサイトへのリンクを見つけ、
うれしくなって書き込みます。
タビエルの福元屋のレポートから記事to記事でリンクさせていただきましたが
差し支えございませんでしょうか?
http://www.tabier.com/yad/fukumoto.html

ありがとうございます。
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タビエル様 (えしぇ蔵)
2009-05-22 19:58:45
コメントありがとうございます。
ホームページは旅行前にいつも参考にさせて頂いてます。「秀月」もそちらで見つけました。いい宿ばかり紹介されてるので助かります。
リンクはもちろん大歓迎です。ありがとうございます。
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