えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

対馬へ その2

2008年07月20日 | Weblog
姫が編み物を習いたいということで母と棚にしまいこんだ毛糸を探している時に、なんと両親の結婚式の写真が出て来た。あぁなんとまぁ初々しい・・・姫が「お父さん、かっこいー」と言ってた。母は結構ふっくらしてた。しかしいいもんだ。ここから我が家の始まりなわけだな。
 
おやじと兄が集めた本が小屋にまとめて置いてある。本屋ができるくらいの量。何か持って帰ろうにも多すぎてきりがない。とりあえず読んでない松本清張と永井路子、寺田虎彦など数冊。
 
午前中、姫ともえちゃんを連れて厳原の「飯塚商店」へ。対馬の赤島で作られる塩を買ったが、この塩は火を通さずに作られたものだそうで、非常に味にコクがあるとのこと。早く使ってみたい。
帰りに見つけたパン屋さんでパンを買ってから帰宅。昼食を食べてから午後はさっきの塩の生まれ故郷の赤島までドライブ。ここは海のきれいさが半端ではない。こんなにきれいな海だから塩もうまくなるのかもしれない。
 
 
夜はまたまた姉の家族が来て酒宴。連荘で義兄と酒盃を交わす。焼酎がうまい。今日は締めにろくべえを食べた。これがうまいんだな。郷土の味だな。
いい気分のままふとんへ直行。武士は寝てよし、食べてよし。
 

「島の誉れ」
 
赤島の
海の青さと
ろくべえと
島の誉れに
饗されしかな
 
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対馬へ その1

2008年07月19日 | Weblog
バタバタと3社まわって、空港に着いたのが3時。今日から連休を利用しての帰省。かなり久しぶりの対馬だ。大いなる自然と母の手料理が待っている・・・。
空港には義理の兄ともえちゃんが迎えに来てくれてた。もえちゃんの身長が伸びてたので一瞬、若い頃の姉が迎えにきたような錯覚に陥った。しかしまぁ大きくなったなぁ。
家に着いてから両親と姉夫婦、もえちゃんとしばしのだんらん。両親健在なり。何よりの心の支柱だ。しばしお待ち下され、小さい旗の一本でも挙げてみせましょうぞ。
大きくなったとはいえどもえちゃんのボケぶりはますます盛ん。どうもこの子の中にはワシや東京のおじさんと同じ”ボケ”の匂いを感じる。同族相憐れむ。
 
姉: 「もえちゃん、ほら、テストの話してやらんね」
ワシ: 「なに?テストの話て」
もえちゃん: 「あんね、国語のテストでね、『山の意味を書きなさい』ていうのがあったと。山は山やろーもん!って思ったちゃけど、なんか書かないけんけね、考えて考えてね、だいぶ考えたとよ」
ワシ: 「で?なんて書いたと?」
もえちゃん: 「木のかたまり」
  (みんな爆笑)
ワシ: 「木のかたまり!(爆笑)いいねぇ!木のかたまりやもんねぇ。正解はなんやったと?」
もえちゃん: 「なんかね、地表が盛り上がってどーのこーのって。知らんよね、そんなの」
姉: 「あとあれは?『核家族化はなぜ進むか?』は?」
もえちゃん: 「あ、えとね、社会も問題でね、『核家族化はなぜ進むか?』ってあったけんね、『祖父母と子ども夫婦の仲が悪くて経済的に厳しいから』て書いたと」
  (またみんな爆笑)
姉: 「こん子が言いたかったとはね、嫁姑問題やったちゃけどね、しゅうとめっていう言葉が思い出せんで祖父母にしとると」
ワシ: 「それで×?そこで自由な発想を評価して△くらいくれる先生じゃないとだめよね」
もえちゃん: 「そうよね」
姉: 「あと傑作は、『武士がしていいこと』」
もえちゃん: 「歴史の問題でね、『武士がしていいこと』ってあったと。答えはね、名字帯刀やったと」
姉: 「先生がね、『もえこの答えにはまいったばい』て言ったて」
ワシ: 「なんて書いたと?」
姉: 「寝てよい。食べてよい」
  (はいまたみんな爆笑)


泉のごとく湧き出るもえちゃんのボケネタ・・・。
 
夜は当然のごとく母の料理で酒宴。久しぶりの母の味は心にまで沁みる。お煮しめやいかの煮付けやらでビールを飲み、焼酎を飲む。そうは言っても女性陣は飲まないし、父もあまり飲めないからもっぱらワシと義兄で酒盃をかわす。
純朴な義兄にはいつも感謝している。ワシの大事な姉を幸せにしてくれた。姉のほうに関しては義兄がいてくれれば何も心配することはない。長崎に渡った兄の家族も落ち着いたようだし、とりあえずは一山越えたというところか。あとは手前の心配だな。
 
「もえちゃん」
 
もえいわく
武士は寝てよし
食べてよし
武士にあらずは
いかにすべきか

 

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劉宰相とこーひーまめお

2008年07月18日 | Weblog
M島さんからの梨を買ってきたという知らせを受け、朝からそそくさと頂戴にあがる。今年初の梨だな。(M島さん、ありがとうございます!)
 
日曜日に庭仕事した時に、病気を持った月桂樹の剪定をしたせいか、両手がかぶれてしまった。ここ数日はかゆみとの戦いだった。たまりかねて今日は「
中国鍼灸院」さんに行って呉先生に助けてもらった。先生が「曲池」というところに鍼をうつとかぶれているところの赤みがすーっと引いたのにはビックリした。恐るべし東洋医学!
 
呉先生: 「劉宰相の話知ってる?」
ワシ: 「いいえ」
呉先生: 「じゃぁその人の話しましょか。その前に屈原という人の話を先にしましょう」
ワシ: 「はい」
呉先生: 「屈原は楚の時代の政治家で詩人だったヨ。この人は楚の国の将来に絶望して川に身を投げて自殺したヨ。中国では5月5日に葉に包んだ餅を川に投げる風習があるヨ。これは屈原の死骸を魚が食べないように投げたのが始まりとされてるヨ」
ワシ: 「へー」
呉先生: 「次は劉宰相ネ。この人はずっと後の時代、清の乾隆帝に仕えた人ヨ」
ワシ: 「はい」
呉先生: 「ある日、乾隆帝が劉宰相に『お前は死ねと命令されたら死ねるか』と訊いたヨ。劉宰相は『帝王の命令は絶対です。死ねます』と答えたヨ。そしたら乾隆帝は『では今すぐ川に飛び込んで死ね』と言ったヨ」
ワシ: 「はい(笑)」
呉先生: 「劉宰相は『わかりました』と言って、池のほうにゆっくりゆっくり行ったヨ。何か助かる方法はないか、考えながらゆっくりゆっくり行ったヨ」
ワシ: 「はい(笑)」
呉先生: 「そして飛び込む寸前までいって、急にやめて戻って来たヨ。そこで乾隆帝が『どうして戻って来た?』と訊いたヨ」
ワシ: 「はい(笑)」
呉先生: 「劉宰相は答えたヨ。『飛び込もうとしたら水の中に屈原がいました。彼は私に自殺してはいけないと言いました。自分が自殺した時は悪い皇帝だったけど、あなたの皇帝はいい人だからあなたが自殺したら皇帝の名前を汚してしまうと言いました』」
ワシ: 「あはははは!」
呉先生: 「それを聞いた乾隆帝は、『そうか、じゃぁ死ななくていい』と言ったヨ」

先生のおかげで断然、中国の歴史に興味が湧いてきた。
 
今日は「福岡大手門」さん、「Rプランニング」さん、「コスモ不動産」さんとまわった。
 
Rプランニング」さんではenoちゃんにネタを頂いた。
 
  (電話が鳴った)
enoちゃん: 「はい、Rプランニングでございます・・・こーひー・まめおさん・・・いつもお世話になります・・・少々お待ち下さい」
  (電話を保留にする)
enoちゃん: 「ねぇねぇ、こーひーまめおさんて人から電話なんやけどわかる?」
アサさん: 「あはははは!(爆笑)それ、コーヒー豆屋さんじゃないと?」
enoちゃん: 「あ、コーヒー豆屋さん(笑)?○○の電話番号教えて欲しいてことなんやけど」
アサさん: 「□□に訊いて下さいって言って(爆笑)」
  (電話に戻る)
enoちゃん: 「あ、お待たせしました。□□に訊いて頂けますか?申し訳ありません、よろしくお願いします」
  (電話を切る)
ワシ: 「なんですか、こーひーまめおとか。コントのキャラクターじゃないんですから」
enoちゃん: 「あはははは!私、メモ用紙にも”コーヒーマメオ”って書いとる」
アサさん: 「あはははは!(爆笑)」←完全にツボに入った。
ワシ: 「どんな人ですか、こーひーまめおって。ブラジル出身ですか?」
アサさん: 「またそんなこと言う!(爆笑)」

この後しばらくアサさんは笑いが止まらなかった。
 
「夕立」
 
夕立と
抜きつ抜かれつ
帰り道
 
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文学の師

2008年07月17日 | Weblog

 
ヘアーショップ ムーヴ」さんのお店の裏には、なぜか突如農耕に目覚めたワカガシーラ坂本さんによる「坂本農園」がある。ナスビ、かぼちゃ、トマト、ゴーヤ、いちごなどがちょっとづつ作られてる。今日はいちごに初めて実がなって、「お!いちごに実がなっとる!」と嬉々としてワカガシーラ坂本さんは写真を撮ってた。その姿をワシが写真に撮ってきた。
 

 
ちなみにボスはぶどうを作ってる。こちらは店の前にぶら下がってる。美容室と農園のかけもち?
 

 
あおば不動産」さんに行くと、I本さんが待ち構えていた。今日はご自宅のパソコンのメンテにうかがう。ついでに蔵書を見せてもらうことにした。I本さんの部屋はまさに作家の書斎という感じ。積み上げられた本、転がった酒瓶、たまった埃・・・なんか名作の原稿でも出てきそうだった。
 
I本さん: 「これが俺の作品が載った時の新潮だよ」
ワシ: 「おいくつの時ですか?」
I本さん: 「20代の頃だよ」
ワシ: 「うわ!三島由紀夫とか一緒に載ってるし」
I本さん: 「俺にも新潮の担当がついたことあったよ。ちやほやされたもんだよ。よその出版社に持って行かないようにってね」
ワシ: 「へー、すごいすね!」
I本さん: 「でも何回も書き直しさせられたのには閉口したな。『また書き直しですか?』って言ったら、『君、何回も書き直ししないと駄目だよ。大江健三郎でさえ”万延元年のフットボール”を何回も書き直しさせられたんだよ』って言われたよ」
ワシ: 「えー!大江健三郎ですら書き直しさせられてたんですか?」
I本さん: 「そうだよ。そうやって鍛えられていくんだな」
ワシ: 「へー」
I本さん: 「これが俺が出した詩集だよ。1冊やるよ」
ワシ: 「ありがとうございます」
I本さん: 「もう最近は小説書くの面倒くさくなっちゃってさ、詩ばっかり書いてるよ。それからこれが先週言った午前っていう同人誌。これも2冊あるから1冊やるよ。ここはおばちゃんが多いけどな。みんなすごいよ。芥川賞とったやつはまだいないけど、候補になったのはごろごろいるよ」
ワシ: 「みんなすごいすねぇ」
I本さん: 「まだ時間あるだろ?1階の書庫見るか?」
ワシ: 「見ます!」
I本さん: 「こっちだ。まぁ人の蔵書見てもしょうがないだろうけど」
ワシ: 「いえいえいえいえ」
I本さん: 「ここだけどな」
ワシ: 「うわ!すごいー!」
I本さん: 「俺は金子光晴が好きだな。このへんにあるよ。ここは大江健三郎。大江健三郎は最近のは嫌いだけどな。この棚は1920年代のヨーロッパ文学だ。ここは全集。ここは古典の棚だ。このへんは基本だな。それからここは東欧文学だ」
ワシ: 「古本屋状態ですね。香椎駅前のあい書林さんって知ってます?」
I本さん: 「おー!時々行くよ」
ワシ: 「あそこいいですよね!日本文学が多くて」
I本さん: 「そうだな」
ワシ: 「私最近集英社の日本文学全集88冊にチャレンジしてます。勉強のために」
I本さん: 「おぉそうか。誰がよかった?」
ワシ: 「いやぁ・・・いづれ劣らぬって感じでみんなすごいです」
I本さん: 「横光利一が好きって言ってたな」
ワシ: 「そうですね」
I本さん: 「横光利一っていうと『上海』だな。あと『日輪」か」
ワシ: 「はい」

文学の話はえんえんと続く・・・お互い文学を語り合える同志を発見したという喜びに我を忘れて時間はあっという間に経過していた。しかし面白い人だ。これから大いに勉強させてもらおう。
 
その後、「アルファホーム」さん、「センチュリー21 小笠原」さん、「雷山千如寺」さんとまわって8時前に帰宅。
 
「文学の道」
 
草深き
道はさだかに
あらねども
分け入り行かん
文学の道
 
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日本建築

2008年07月16日 | Weblog
日栄」さんでの会話。
 
ワシ: 「最近、日本建築が見直されてきましたね」
社長: 「そうですね。やっぱ梁やら土壁やら昔んとはいいですもんね」
ワシ: 「土壁って呼吸するからいいんですか?」
社長: 「そうです。呼吸するけん湿気がこんとです。昔の家は結露とかしませんもんね」
ワシ: 「でもその土壁を作れる業者が少ないんでしょ?」
社長: 「土壁作る時は最初に竹を編むでしょうが?あれしきる人がもうほとんどおらんですよ。どうやろか?筑豊に1人ぐらいやなかろうか?」
ワシ: 「そんなにいないんですか!?」
社長: 「そうですよ。茅葺屋根の業者とかも少ないですしね。だから高いですよ」
ワシ: 「なるほど」
社長: 「もう今は家がほんと簡易的になってしもうて、1ヶ月くらいの工期でできてしまうけんですね」
ワシ: 「すぐ建ちますよね」
社長: 「すぐ建つばってん、すぐガタがきますもんね。昔は家1軒建てるとに半年も1年もかかりよったばってん、それで100年はもちますけんね」
ワシ: 「今じゃ新築10年保証とか言ってますけど、10年とかすぐですよね」
社長: 「あぁすぐですよ。スレートの屋根とかやりかえないけんですしね」
ワシ: 「瓦はやっぱいいですよね」
社長: 「いいですよ。木造の瓦葺ちゅうだけで中の温度がだいぶ違いますよ。夏は涼しくて冬はぬくくて。昔ん家はよかったですよ」
 
結局、日本に住むかぎりは従来の日本建築が一番いいってことだな。
今の技術で建てた家が30年くらいでダメになって、昔の技術で建てた家は100年くらい平気となると、一体技術の進歩とはなんぞや?と思いたくなる。
 
「梁」
 
消えてのち
ものの真価や
身に沁みる
古き実家の
梁の太さよ
 
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多角的視点

2008年07月14日 | Weblog
韓国ドラマの「テ・ジョヨン」に出てくる李世民は、高句麗を苦しめた唐の悪い皇帝というイメージで描かれているが、実際はどうだったのか「中国鍼灸院」さんで呉先生に訊いてみた。呉先生によれば、「唐を作った人でとてもすごい人ヨ。とても書が上手だった。武術も強かったヨ。皇帝になった人は部下の意見を聞かない傲慢な人が多いけど、この人は部下の意見もよく聞いたヨ」ということだった。英雄というのは見る人によっては悪党だ。豊臣秀吉なんて韓国の人からすればとんでもない悪党だろうと思う。歴史を一つの方角からだけ見ていても絶対に真相には到達し得ないもんだ。
今日は少し武術も習った。先生みたいに強くなれたら楽しかろうやぁ。
 
今日は「
コスモ不動産」さん、「粕屋のお客さん」、「藤田」さんの3社。
 
「追い山」
 
ふみづきや
はや追い山は
明日の朝
 
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芝刈り

2008年07月13日 | Weblog
なんで春日市だけガソリン代が安い?
 
どうしても今日は庭仕事をしないといけない。今日しなければまたいつできるかわからんし。汗かくためにスエット着て帽子かぶって月桂樹の剪定、ピラカンサスのピーちゃんの剪定、芝刈りをした。ものすごい汗。風呂上りにはかったら63.5キロだった。全身疲労がすごい。明日は呉先生に全身に鍼をうってもらわんといけん。
 
「芝刈り機」
 
庭のふち
芝を残すな
芝刈り機
 
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ふとったさん

2008年07月12日 | Weblog
こんなにガソリン代が上がってるのに去年の同時期とリカちゃんのガソリン代がそんなに変わらないのが謎だったが、その答えがようやくわかった。多分、数ヶ月前に「太田自動車鈑金」の太田さんに入れてもらった鉱石の効果だろうと思う。今度はブイちゃんにも入れて試してみよう。
 
午後、「
ウイルホーム」さんへ。今日は社長の名前(太田)のネタ。
 
社長: 「ワシ、10年くらい前に○○でスーツ買って帰った時にね、店の人から電話があって『ふとったさん、スーツができました』て言われたことあるよ」
ワシ: 「あはははは!」
社長: 「そん時、ワシ太っとったけんね、あぁこいつは冗談で言いよるんやなて思って『はい。ふとったです』て答えたとよ。そしてお店にスーツとりに行った時にまた『ふとったさんですね』て言うわけ。あ、こいつほんとに間違っとるて思うてやかましゅう言うたよ」
ワシ: 「どうして太田を”ふとった”て読みますかねぇ?」
社長: 「そうそう、○○のバカ営業マンもワシの名刺見て『なんてお読みするんですか?ふとださんですか』とかぬかしよるし。もう頭にきてさ」
ワシ: 「あはははは!」
社長: 「それはそうと、うちのホームページをESEグルメぐらいのアクセスにして」
ワシ: 「今の10倍にせんといかんですね」
社長: 「そうよ(笑)。どうしたらESEグルメみたいにたくさん見てもらえると?」
ワシ: 「え~と、○○したり、○○もしたり・・・」
社長: 「ん~じゃそれうちも全部して」
ワシ: 「わかりました」
 
「ふとったさん」
 
太田さん
どげな読みして
ふとったさん?
 
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同人誌

2008年07月10日 | Weblog
このまぶしい日差しの中をビーチボーイズ聞きながら真っ赤なリカちゃんを飛ばしていれば、そのまま海に行きたくなるのが健康な成人男子の正常な反応だろう。ところがそうもいかない働き盛り39歳。今日は5ヵ所。
 
あおば不動産」さんにいる時に社長の旦那さんが来られた。福岡の文学賞を受賞されたこともあり、一度ゆっくりお話したっかた人だ。
 
I本さん: 「小説書いてんの?」
ワシ: 「はい」
I本さん: 「どんなの書くの?」
ワシ: 「純文学です」
I本さん: 「作家は誰が好き?」
ワシ: 「一番好きなのは横光利一です」
I本さん: 「ほぉー古いねー。じゃぁ横光利一みたいなの書くの?」
ワシ: 「いえいえ、まだまだ。自分の作品を客観的に見たら書き方は丹羽文雄的かなと」
I本さん: 「なるほど。どこか同人に属してるの?」
ワシ: 「いいえ」
I本さん: 「俺が入ってるとこ紹介してやるよ」
ワシ: 「お願いします!」
I本さん: 「午前って同人誌なんだけどさ、戦後すぐできたやつで最初の頃は三島由紀夫とか島尾敏雄とかも寄稿してたよ」
ワシ: 「ほんとですか!!」
I本さん: 「今のメンバーもなんかの賞とったことある人いっぱいいるよ。新聞社とかも注目してる同人だよ」
ワシ: 「すごいですね・・・」
I本さん: 「毎月第3日曜日に会合やってるから作品持って来たらいい。すぐ出せるのある?」
ワシ: 「はい。短編が5つくらいと長編が1つ」
I本さん: 「じゃぁいいと思う短編2つくらい持って来たらいい」
ワシ: 「はい」
I本さん: 「今ちょうど原稿募集してるから。俺の紹介って言えばいいよ。俺も声かけとくし」
ワシ: 「ありがとうございます!」

ということで「午前」という同人に作品を出してみようかなと思う。チャンスは全てつかまえないと。駄目でもともとだ。
 
夕方、香椎の中野さん宅へ。どうも中野さんもワシの小説読んでるらしい。「先生、本出すと?出したら買うけん、サインしてね」と言われた。あぁ早く出したいなぁ。40代に入ったら生命エネルギーの30%くらいは文学に捧げようと思う。兼業の10年にしよう。
 
「文学の道」
 
われ生くる
意味のひとつと
おもひたし
いま歩み出す
文学の道
 
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チェ・フィリップ

2008年07月09日 | Weblog
久留米の「尾道屋」さんで1時間で終わる予定の作業が3時間もかかってしまった。こういう時は後でその原因を考える。どの作業が無駄だったのか?作業の順番はよかったのか?もっといい方法はなかったのか?いろいろ考えてた結果、今日の作業はもっとうまくやれば30分早く終わってたという結論に達した。次回はうまくやらなければ。ワシもまだまだよのぉ。
 
夕方、「
雷山千如寺」さんへ。最近は資料作りが忙しく、ワシも和尚さんもどこか慌しい。そんな中に奥さんがお茶を持って来られる。でもワシらが忙しそうなのでまるでショートコントみたいにちょこっとだけ面白いこと言って、「失礼しましたぁ~」と去って行かれる。その後姿がなんともおもしろい。
 
奥さん: 「私、韓流ドラマ見てて先生にそっくりの俳優さん見つけました(笑)」
ワシ: 「え?私にですか?」
奥さん: 「ええ。テレビ見てて『あ!そっくりぃ』とか思って」
ワシ: 「なんていう俳優さんですか?」
奥さん: 「チェ・フィリップっていう人です」
ワシ: 「何に出てる人ですか?」
奥さん: 「シークレット・ルームっていうドラマです。ねぇ!似てるよねぇ」
和尚さん: 「うん。似てる似てる。はははは」
ワシ: 「帰ってからネットで調べてみます」
 
まともな俳優に似てると言われるのは20年ぶりくらいかもしれない。いつも3枚目だったりアニメのキャラとかだったりするから。ネットで調べてみたら結構かっこいい俳優だったからちょっと嬉しい。でもワシの顔知ってる人からブーイングが来るやろうな。
仕事が終わってから和尚さんと前原駅近くの「金助」に寿司を食べに行った。過去に和尚さんと食べに来た時のワシのブログの記事を読んだ人が食べにくるらしい。嬉しいねぇ。こういうホンモノの店はどんどんファンを増やしてほしいと思う。今日は大将自ら握ってくれたのでまた格別。息するのがつらいくらい腹いっぱい食べた。
 
「金助」
 
中天の
月おぼろげに
霞むほど
技光るなり
金助の寿司
 
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