ランダム・メモランダム 3

バイエルン・ミュンヘンとマルク・ファン・ボメルを応援しています

「今は家族が一番だ」

2013-05-19 01:59:10 | Mark van Bommel

世界中のベッカム様惜別祭りをよそに、ひっそりファンボメル惜別祭り開催中です。
結局毎日更新しとる。ボリュームダウンはとにかく、ペースダウンがなかなかできない・・・。 

 
昨日(現地時間17日)、現役最後の試合が終わりました。
アマチュアチームのGemert相手にゆる~い練習試合で、前半45分だけプレー。PSVが3-0で勝利しました。
ファンボメル「膝に問題があるからね。もともと故障してたし、ここGemertの芝は(膝には)良くない」
「コーチングの仕事に焦点を合わせることに決めたんだ。そこで最高(の結果?)を実現したいという野心を持っている。もちろん、成功するかどうかなんて誰にもわからないけど。まずは監督ライセンスを取るよ」 

延期になったフォルトゥナ・シタルトとのチャリティーマッチが結局何日に開かれることになったのか、そういえばわかってませんでした。20日というのは「かも知れない」という話で、まだ決定事項ではありませんでした。

どちらにしても、今後ファンボメルがサッカーをプレーすることがあっても、もはや「選手」ではありません。
いよいよ表舞台からフェイドアウトして行くところですが、このblogの惜別logはもう少し続きます。 

 

話題沸騰!約35万ビュー!ファンボメルのゴラッソ!(YouTube

話題沸騰!15万ビュー超え!最後のトレーニングでファンボメルのスーパーボレー!(YouTube

 

木曜日に行われた最後のトレーニングでは土砂降りの雨が降っていたようです。
土砂降りの雨の中で、私は泣いた…。みんな知っていたの、いつかこうなると。それでも苦しい、あきらめるなんて…。

今週のVIに掲載されているファンボメルのインタビューより、ざっくり作文。

 

「プロサッカーコーチの研修は毎年あるわけじゃないんだ」
「おそらく、2014年の後は、少なくとも3年は待たなければならない。そんなに長く待たなければならないのは良くないことだと思った」

「いつも時計を気にしたりすることなく、息子のサッカーや娘のテニス(の応援)に行けるんだよ」
「サッカー、ロッカールーム。ものすごく恋しくなるだろう。だけど僕は素敵なものを取り戻すことにもなるんだ。妻はよくこう言うんだよ。あなたは殆どいないし、いると思ったらすぐいなくなる。彼女の言う通りだ。思えば、僕はしょっちゅう不在だった。そのことはよくわかっていた。本当にエゴイスティックだった。今はその必要はない。僕には素晴らしいキャリアがあり、それは何よりの価値だった。だけど今は、家族が一番になったんだ」

ネット版に出ているのはこれだけですが、本誌ではもっと沢山のことを語っているでしょう・・・

PSVからのメルマガに、「ファンボメルのサイン入りスパイクプレゼント!」のお知らせ。
欲しいのはやまやまですが、応募できるのは最高ランクの有料会員のみで、外国人は入会できません(T_T)
いや言いたいのはそこじゃなくて。
「スパイクには子供たちの名前が入っています!」と…。
スパイクに家族の名前を入れるのは普通のことですが、やっぱり、こういう話を聞くたびに、いいなぁ~(*´∀`*)と思うのです。
そうは言ってもファンボメルが本当に家族を愛するファミリーマンであることは知っています。家族といっしょにいる時はとてもいい顔をしていて、その表情が好きでした。これからはもっとずっと一緒にいられるね。
……「あまちゃん」のパパみたいに、家族が好き過ぎてウザがられることがないと良いが、と、若干真面目に心配しています。トーマス君とレネーちゃんは、ぼつぼつ難しい年頃に入りますしねぇ(^m^)←大きなお世話だ

そして、監督養成コースの話も、なるほど、と思うものがありました。
読み間違いでなければ、この9月にさっそく始まるそうです。予定通りなら2014年の半ばに修了の見込みであるとか、なんとか。
さらに3年待つ、という言葉の具体的な意味はもう少し読み込まないとよくわかりませんが、ともあれ、監督になるためには、今回を逃してしまうと、かなりのタイムロスになってしまうことは確かなようです。
このことが今シーズン限りでの引退を決めた決定的な理由かどうかはわかりません(「そういうわけではない」と書いてある気がする)。膝のことも本当に気になるみたいだし。
しかし今にして思えば、ミランの退団も、このタイミングを逆算してのことだったかも知れませんね。 
むー、毎年開講してくれたらいいのにー。そしたらあと1年残ってくれたかも…と、この期に及んでタラレバ言ってみたりするのは…反則ですね、やっぱり(苦笑)。 


ブンデスリーガ、閉幕。

2013-05-19 01:10:37 | バイエルン・ミュンヘン

最終順位はこうなりました。
アウグスブルクとフュルトが赤字になってる理由は不明です。試合が終わってすぐにキャプチャしたからかな?

バイエルンはあわやMGに不覚をとりそうになりましたが、怒涛の逆転劇で無事に勝利!リベリのゴールはヴンダバーなダイレクトシュートでした!
98得点18失点!得失点差80て!(゜∀゜)
調べてませんが、ヨーロッパのクラブチームでこんな数字出してるところあるんでしょうか?
記録は沢山樹立したはずですが、後でドイツメディアがまとめてくれることでしょう。
とりあえず、18失点はブンデスリーガ記録です!o(^-^)o 本日の3失点はもったいなかった…。
シャルケがフライブルクとの直接対決を制してCLプレーオフ出場権獲得!とか。
ドルトムントが2つのPKでホッフェンハイムに魔さかの敗戦!しかもグロスクロイツの即席GK?ホッフェンハイムは自動降格をまぬがれた!とか。
そしてその陰でデュッセルドルフの涙あり、とか。
アウグスブルクがフュルトに勝って自力で降格圏脱出!とか。
長谷部がブンデス初の一発退場!とか。
キースリンクがゴールを決めて単独得点王に!とか。 

あちこちで熱いドラマが繰り広げられた最終節だったようです。

1部残留争いが注目されていたようですが、そういうわけでホッフェンハイムの首の皮がつながって、ツヴァイテ3位のカイザースラウテルンと入れ替え戦を行うことになります。てゆーかケルンは昇格できなかったのね…(今さらで申し訳ない(^_^;))

全てのチームの全ての選手と関係者たちに。みんな、お疲れさま!


U-21EUROに向けてのオランダ代表

2013-05-18 01:43:16 | オランダ代表

せっかくなので・・・
6月5日~18日に開催される、U-21EUROイスラエル大会に向けてのオランダ代表招集メンバーです。 

GK
マルコ・ビゾット (フローニンゲン)
ニック・マルスマン (ゴー・アヘッド・イーグルス)
Jeroen Zoet (ヴァールヴァイク)

DF
パトリック・ファン・アーンホルト (フィテッセ)
ダレイ・ブリント (アヤックス)
マイク・ファン・デル・ホールン (ユトレヒト)
ケヴィン・レールダム (フェイエノールト)
ブルーノ・マルティンス=インディ (フェイエノールト)
ブラム・ヌイティンク (アンデルレヒト)
リカルド・ファン・ライン (アヤックス)
ステファン・デ・フライ (フェイエノールト)

MF
ヨルディ・クラーシ (フェイエノールト)
レロイ・フェル (トゥエンテ)
マルコ・ファン・ヒンケル (フィテッセ)
アダム・マヘル (AZ)
ケヴィン・ストロートマン (PSV)
トニー・フィリェナ (フェイエノールト)

FW
メンフィス・デパイ (PSV)
オラ・ジョン (ベンフィカ)
ルーク・デ・ヨンク (ボルシアMG)
フロリアン・ヨゼフゾーン (ヴァールヴァイク)
ユルゲン・ロカディア (PSV)
ジョルジニオ・ヴァイナルドゥム (PSV)

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なんだこの卑怯なメンツは(笑)下線を引いた選手はA代表選手でもあります。
ファンハール監督になってから、A代表とU-21はよく選手を譲り合ったりして、密な協力関係にあるみたいですが…。
それだけオランダ代表が若くて将来性豊かとも言えますが、裏を返せば、層が薄いと言えなくもないような(^_^;)。
PSVの選手も沢山だし、最近ちょっと個人的にモエ~なブリント息子もいるし、監督はあの人じゃないし、がぜんこのチームを応援したくなって来ちゃった。
ストロートマンがキャプテンだし!♪
そしてロカディアは初招集。がんばりやー(^-^) 

実はオランダはドイツと同組だったりする(汗)。またこんなめんどくさいことになろうとは。
もう1年前のような思いは本当にこりごりなので(傷はまだ癒えてない)、ドイツもオランダも、あんまり気持ち入れ過ぎないで、気楽に見守りたい所存です。
その時にならないとわからないけどね・・・
しかしオランダはこんなガチメンバー組んで、ドイツに負けたらかっちょ悪いのでは。てゆーか優勝しないと。ナニゲにプレッシャーがかかってると思います。 


U-21EUROに向けてのドイツ代表

2013-05-17 01:50:14 | ドイツ代表

せっかくなので。
6月5日~18日まで開催される、U-21EUROイスラエル大会に向けてのドイツ代表メンバーです。

GK
ベルント・レノ (レヴァークーゼン)
オリヴァー・バウマン (フライブルク)
ティモ・ホルン (ケルン)

DF
トニー・ヤンチュケ (ボルシアMG)
セバスチャン・ユング (フランクフルト)
オリヴァー・ゾルク (フライブルク)
ヤン・キルヒホフ (マインツ)
マティアス・ギンター (フライブルク)
シード・コラシナス (シャルケ)
Stefan Thesker (ホッフェンハイム)
Shkodran Mustafi (サンプドリア)
Lasse Sobiech (グロイター・フュルト)

MF
トルガイ・アルスラン (HSV)
パトリック・フンク (ザンクトパウリ)
パトリック・ヘアマン (ボルシアMG)
セバスチャン・ルディー (ホッフェンハイム)
エムレ・カン (バイエルン)
セバスチャン・ローデ (フランクフルト)
クリストフ・モリッツ (シャルケ)
ルイス・ホルトビー (トッテナム)
クリスティアン・クレメンス (ケルン)

FW
ピエール=ミチェル・ラソッガ (ヘルタ・ベルリン)
ケヴィン・ホランド (ホッフェンハイム)
ペニール・ムラパ (ボルシアMG)
セバスチャン・ポルター (ニュルンベルク)

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(ワタシ的に)レノ、ホルトビー、バウマンはメジャーですが、あとは顔と名前が一致する程度が数人と、他は殆ど知らん選手ばかりなので(汗)、特に感想はないのですが…。
なんだこのセバスチャン祭り(^д^;)←そこか
代表チームのCM撮影中に手を骨折したというトラップは結局間に合わなかったか…
そしてコラシナスがドイツ代表だとは知りませんでした。いや特に、どこの国というイメージがあったわけではないのですが。 
バイエルンからはカンが唯一エントリー。初出場です。がんばりやー(^-^) 


アメリカツアーに向けてのドイツ代表

2013-05-17 01:19:22 | ドイツ代表

親善試合・5月29日エクアドル戦(ボカラトン)、6月2日アメリカ戦(ワシントン)に向けてのドイツ代表招集メンバーです。

背番号も合わせてどぞ

GK
1 レネ・アドラー (HSV)
12 ロン=ロベルト・ツィーラー (ハノーファー)
22 マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン (ボルシアMG)

DF
6 デニス・アオゴ (HSV)
2 アンドレアス・ベック (ホッフェンハイム)
4 ベネディクト・ヘーヴェデス (シャルケ)
7 マルセル・ヤンゼン (HSV)
17 ペア・メルテザッカー (アーセナル)
5 ハイコ・ヴェスターマン (HSV)
23 フィリップ・ヴォルシャイト (レヴァークーゼン)

MF
15 ラース・ベンダー (レヴァークーゼン)
16 スヴェン・ベンダー (ドルトムント)
8 ユリアン・ドラクスラー (シャルケ)
24 ケヴィン・グロスクロイツ (ドルトムント)
14 アーロン・ハント (ブレーメン)
13 ニコライ・ミュラー (マインツ)
21 ロマン・ノイシュテッダー (シャルケ)
10 ルーカス・ポドルスキー (アーセナル)
3 シュテファン・ライナルツ (レヴァークーゼン)
18 シドニー・サム (レヴァークーゼン)
9 アンドレ・シュールレ (レヴァークーゼン)

FW
20 マックス・クルーゼ (フライブルク)
11 ミロスラフ・クローゼ (ラツィオ)

下線付きは初招集選手。

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レーヴ監督にとってはかつての上司(パートナー?)クリンスマンとの再会です。
6月1日にポカール決勝戦があるので、バイエルンとシュツットガルトの選手は招集外となりました。なんでそんな日程にしたのか。別にいいけど。
あとマドリーコンビも、クラブでの試合日程の都合があるらしく、見送られました。
ドルトムントの選手は呼ばれてる選手と呼ばれてない選手がいるのはなんでだ。ゲッツェは怪我だとしても、フンメルスやロイスは?CL決勝お疲れ休暇とか?
おかげで、初招集や久しぶりの選手が沢山です。ハント!(゜∀゜)
初招集のニコライ「ミュラー」に13番をあてがったことにニヤリとしましたよ。
そして、ななんと!FWが2人も!「クローゼ&クルーゼ」って、音の響きもなかなか良いですね。 


アメリカ戦&セルビア戦に向けてのベルギー代表

2013-05-16 18:46:20 | ベルギー代表

5月29日・親善試合アメリカ戦(クリーブランド)、6月7日2014W杯予選セルビア戦(ブリュッセル)に向けてのベルギー代表招集メンバーです。
なんと、6月はオフシーズンだとばかり思ってノホホンしておりましたが、こんな真剣試合がまだあったとは! 

GK
コーエン・カステールス (ホッフェンハイム)
ティボー・クルトワ (アトレティコ)
ジャン=フランソワ・ジレ (トリノ)
シモン・ミニョレ (サンダーランド)

DF
トビー・アルデルヴァイレルト (アヤックス)
ローラン・シマン (スタンダール)
ギヨーム・ジレ (アンデルレヒト)
ヴァンサン・コンパニー (マンチェスター・シティ)
ニコラス・ロンバーツ (ゼニト)
セバスチャン・ポコニョリ (ハノーファー)
トーマス・フェルメーレン (アーセナル)
ダニエル・ファン・ブイテン (バイエルン)
ヤン・フェルトンゲン (トッテナム)

MF
ナセル・シャドリ (トゥエンテ)
スティーヴン・デフォール (ポルト)
ムサ・デンベレ (トッテナム)
マルアン・フェライニ (エヴァートン)
トルガン・アザール (ズルテ・ワレヘム)
ティミー・シモンス (ニュルンベルク)
アクセル・ヴィツェル (ゼニト)

FW
クリスティアン・ベンデケ (アストン・ヴィラ)
ケヴィン・デ・ブルイネ (ブレーメン)
エデン・アザール (チェルシー)
マキシム・レスティエンヌ (ブルージュ)
ロメル・ルカク (ウエストブロムウィッチ)
ドリース・メルテンス (PSV)
ケヴィン・ミララス (エヴァートン)
イェレ・フォッセン (ゲンク) 

下線付きが初招集。トルガンなアザールはチェルシーのあのアザールの弟だそうです。
 


34節:トゥエンテ対PSV

2013-05-16 15:15:23 | PSV

ファンボメル惜別祭り開催中です。
バイエルンファンの皆さまのご理解感謝いたします。オワビに(?)「ひらがなで「南の星」(サビだけ)」へのリンクをサイドバーに貼りましたので、セレモニーの際などにご活用ください。 

ということで
シリーズは終わったのにいつまでもほかっておくのもどうかと思うので・・・

 

マルク・ファンボメル、キャリア最後の公式戦でした。

13年5月12日 エールディヴィジ 第34節 トゥエンテ 3-1 PSVアイントホーフェン

たぶんこれが私が描く最後のPSVフォメ図。
 
交代:ティトン(37ヴァテルマン)、デパイ(46メルテンス)、リッツマイヤー(77トイヴォネン)
サブ:ピーテルス、デライク、エンヘラール、マタフス

得点:カスタイニョス(3タディッチ)、シャドリ(27フェル)、メルテンス(40PK)、ヤンセン(54シャドリ)
カード: ファン・ボメル(56/71) 

ADが選ぶ今節のベストイレブンにグティエレス(トゥエンテ)、シャドリ(トゥエンテ)

 
いや何、キャプチャしたらたまたまこうなってしまっただけで、別にブラーフハイトに怒ってるわけではないのです。

 
 
これもたまたまキャプチャしただけで、カードとは関係ないシーンです。

 

今日もまた守備が崩壊、「持ち直したかな」と思っても、一瞬のほころびで失点、取り返そうとしても攻撃がかみ合わん、という、ここ数試合のパターンの、しっちゃかめっちゃかな試合でした。
とにかくファンボメルが大暴れ。
近年、ミランでもPSVでもここまで荒くれるプレーは見たことがありません。バイエルンでのダメな試合を思い出していました。
そんなわけでブーイングもすごかったです。ファンボメルがボールを持つたびに、まめまめしくぶーぶー。
本人は審判に文句を言っていましたが、2枚のカードは妥当だと思います。2枚目なんかタディッチの足を思い切り踏んづけてました。
(ちなみに後日、ファンボメル自身も「後からビデオ見たけど、ありゃカードだったね(^_^;)」と認めたようです)
ほんとにこんなプレーで引退するつもりなのかといぶかしんでしまいました・・・

仕方のないこととはいえ、最近のファンボメルのプレーを知らない一般のサッカーファンの方々が、ネットの記事だけ見て「退場で引退とはいかにもファンボメルらしい」と言っているのが私には不満です。
別に「らしくない」んですけど。
しかしこれでは反論の余地もありません・・・。(涙)

 

退場、ブーイング、チームは完敗、と、なんとも見苦しいラストゲームでした。
まぁでも、伝説(ネタとも言う)は作ったかも知れません…。後で笑って振り返れる日が来るでしょう。
正直、もっと美しい伝説を期待していたのですが・・・。
PSVみごと2冠!ファンボメル主将歓喜のスハール揚げ!ラストゲームでもビューティーゴール!88分で交代退場の際はアウェーながら敵サポからもスタオベ!感激の涙!…とか…。可笑しいですか?普通にそれにふさわしい人だと思ってます。 

ファンボメルのことばかりがピックアップされて心苦しいですが、アドフォカート監督にとってもPSV最後の公式戦。
さらに、エンヘラール等、退団が事実上決まってる選手も何人かいたのですが、完全スルー…。公式発表がない以上はどうにも反応しようがないのかも知れません。

ブンデスリーガを見ていると、毎回ホームの最終戦は、何かしらセレモニーを行ってファンに1年間の応援を感謝するものですが、オランダにはそういう風習がないんですかね。
少なくともPSVは、特に何もなく、前節の試合も、いつものように終わった感じです。(その代わりにファンミを行うのかしらん)

そういうわけで、実感がまるでないまま、ファンボメルの引退でバタバタしている間に、いつの間にかエールディヴィジ12/13シーズンが終ってしまいました。
もっとも、まだ入れ替えプレーオフは行われてますが、とりあえずレギュラーのリーグ戦は終了。最終順位はこうなりました。

 
他を圧倒する3桁得点&得失点差60。そのおかげで2位になれましたが、しかしその一方で、なんぼ点を取ったところで、肝心な試合に勝てなければ意味がないんだということを思い知らされもしました。

ファンボメルのかんたんデータ。
 
イエローカードが9枚になってますが、「レッドカード」としてまとめられている、この試合の2枚を勘定に入れると11枚、たぶんリーグトップのはず。マノレフが持つクラブ記録にも並んだそうです(トホホホ)。

…。
いやぁ、エールディヴィジを追うのはとってもしんどかったです。
とにかく情報がなさすぎて。今シーズンから、某海外サッカー週刊誌がエールディヴィジの記事をスルーしていたのも響きました。(恨)
オランダメディアに頼るしかないのですが、記事を自動翻訳にかけるにしても、片っぱしからというわけにもいかないので、見るところを絞らざるを得ず、結局ファンボメルネタ一点集中に…。
エールディヴィジ全体のことは言うまでもなく、PSV事情ですらマトモに把握できませんでした。
もちろん試合観戦はネット頼みですし。夜中の試合が多いので無理をしました。
ファンボメルが引退したことは、来シーズンから無理をしなくていい、というので少しホッとした面もあります。
これからもファンボメルが活動していく場所ですしなんと言っても「俺のクラブ」ですから、応援は続けますが、試合はもう、無理せず見れる時だけ見るスタンスで、ユル~っと、力を抜かせていただきます。 

と言いつつ、正直まだ先のことは考えられない状態。
夏の予定とか新規獲得選手の噂などを見て反応しつつも、どこまで自分のこととして考えたらいいのか、戸惑っているところです。
何せ、ファンボメルが引退した、ということに未だ実感がないもので(苦笑)。 

まあでも、とりあえずは、みんな、お疲れさまでした!出戻りキャプテンがお世話になり、ありがとう!

 


「コクーは俺のことを尊重してくれたと思う」

2013-05-15 15:25:23 | Mark van Bommel

ファンボメル惜別祭り開催中です。

昨日(14日・火曜日)AD紙に掲載されたファンボメルのインタビューです。

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2枚のイエローカードはまったくの偶然ではなかったのですか?

マルク・ファンボメル:どういう意味?意図的な行動だったってこと?

そうです。もしくは半分だけ意識して。このように。くそぅ、でも俺は自分のスタイルでやるんだぜ。

ファンボメル:いや、全然違うよ。直後の僕の反応を見てくれたと思うけど。僕はショックを受けたんだよ。一度に全てのことが僕の頭を打ちつけたんだ。僕のキャリア。瞬間。こんなことを考えた:うっわー、ありえねー。この期に及んでまたこれだよ(nou krijg ik het weer allemaal over me heen.直訳:今俺は全てをまるっと取り戻す)。くだらないことを!

退いた「その翌日」はどうでしたか?突然「元」プロサッカー選手になったことはどんな風に感じましたか?

ファンボメル:沢山の言葉から選ぶとすれば、ほっとした、というのが大きい。どっちにしろ今日はPSVはフリーの日だったんだ。子供を学校に送って、それから僕たちの新しい家の建設(現場?)をちょこっと見に行ったよ。火曜日にはトレーニングがあって、金曜日にはGemertとの練習試合がある。人工芝だし、少し膝の様子を見てみるけど、基本的にはプレーする。僕は元選手だけど、まだ働かなくてはならないんだ。

あなたがフィリップ・コクーに、辞めることについて尋ねることはなかったというのは本当ですか?

ファンボメル:ああ、それについて話したことはない。そんな必要はないからだ。フィリップは彼自身のキャリアの終わりに経験している。彼が決断したことを、もはや監督が変えることは出来なかった。リスペクトのひとつのあり方として見ることもできる。たぶん彼は僕自身で決めて欲しかったと思う。

 
ほっとしているファンボメルの表情。ボサボサ・・・ 

サイトにはこれだけしか出てませんが、きっと本紙にはもっと沢山載ってるはずです・・・。
「てにをは」が不明です。ファンボメルがコクーに引退について聞かなかったのか、コクーがファンボメルに聞かなかったのか。
とりあえず自動翻訳通りに作文しましたが、どちらにしても、それについて話をすることはなかった、というのは確かなようです。
あえて何も聞かないのがお互いを尊重するひとつのあり方、クールな大人の関係ということなんでしょうか。ステキですね。
ってゆーか、例の豪邸はまだ建築中だったの?!元の所有者とモメてるとかなんとかいう話が出たのは一体いつのことだった。解決に時間かかっちゃったんですかねぇ…(想像です) 

さてそんなコクーですが、試合翌日の13日、正式に来季からのPSV監督就任の発表がありました。 

 
かっこいいなあ。すっきりスマートでスーツも似合う。ファンボメルもこんな風になってくれなくては…。

 
なんだかんだ言ってファーバーコーチも留任。そしてコクーの右隣にいるのは、新しく就任したもう一人のアシスタントコーチ、ファンデルヴェールデンです。それにしてもコーチ陣はなんとなくみんな似たようなたたずまい…(^^;) 

会見でコクーがファンボメルに関してこんな風に語りました。
「トップで長年やってきた後、キャリアにピリオドを打つことはマルクにとって厳しい決断だった。(もう一年プレーを続けて欲しいと願う)サポーターのおかげで彼は本当に悩んで、(決断を)さらに難しくした。明らかにPSVは経験豊富なひとりの選手を失う。だが最終的にクラブは彼から監督として恩恵を受けることになるだろう。ファーストチームの監督に就くことができるアカデミーを受けることで、間違いなくクラブの長期的な視野に入るからね」

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ということで、公式戦は終わったものの、まだシーズンアウトはしていないPSV。ファンボメルのインタビューにもある通り、金曜日(17日)にVV Gemertというチームと練習試合です。 


「素晴らしい日々だった」

2013-05-14 01:31:49 | Mark van Bommel

トゥエンテ戦後に語ったファンボメルの引退発表コメントざっくりまとめ作文。

 
ヒゲセクスィ~ (ちょい伸び過ぎ?(^_^;))よく見ると、アゴのあたりにちらほら白髪が混ざってるのがわかります。(ポチすると大きくなります) 

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「長い間とても迷っていた。ファンのサポートが(決断を)難しいものにした。だけどとても美しかったよ」
「俺はまだいい感じだった。あと1年間やれただろうが、自分自身の手でコントロールしたかったんだ」

「キャリアエンドだよ。俺が受けたレッドカードは、おそらくシーズン全体の象徴だ。フラストレーションのたまるシーズンだった。今日のファウルはフラストレーションから生まれたものだった。これで終わるのは残念なことだ。今年はベストシーズンではなかったけれど、俺は沢山の素晴らしいシーズンを過ごしてきた。そしてそれは残り続ける」
「なによりも、素晴らしい瞬間を思い出すよ」

「俺は21シーズンを過ごして、家族は本当に我慢してきた。俺は滅多に家にいなかったし、トレーニングキャンプに行ったり(フィジカルを)フィットするためにあらゆることをしたりしていた。今、彼らのために時間を使うつもりだ」

「トレーナーコースを履修する」「それから俺はPSVで監督としての最初のステップを始めたいと思っている。しかしどのように、どれくらいの期間、どのような役割かはまだ話していない」

「このコメントを考えるのに20分あったよ」(注※ファンボメルは70分で退場)

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VIに語ったコメントは細かいところが少し違いますが、日本語記事がゴルコム(本家はコメント欄が嫌なのでスポナビで)やUEFA.comに出てました。
誰かに勧められるのではなく自分自身で決断したかったというくだりに、プロフェッショナルとしての誇りとプライドが感じられます。
あと、左膝の状態がおもわしくない、というので、やはりフィジカル的にも限界が見えて来たのかも知れませんね。
【追記:日本語記事に書かれてない部分を勝手作文で補足させていただきました】

「素晴らしい(日々だった)よ」
「後になってから他の人に、辞めれば良かったのに、と言われる前に先を越したい。どうしても本当にそう思ったんだ。それと、去年から左膝に問題があった。体調を保つのにひどく沢山の時間を必要としてしまう。それは問題ではないけれど、誰も俺にそれを続けられることを保証できるものではない」

「本当に迷ったよ。PSVのファンのおかげでとても難しかった。だけど自分の気持ちに従うことに決めた。俺は今シーズンは許容範囲内でやっていけたが、残念なことに正しい評価(or正当なタイトル)は得られなかった。俺はチームプレーヤーだから、今はまだ失望でいっぱいだ」

「適切なタイミングを決めるのはとても難しい」
「俺はフォルトゥナ・シタルト、PSV、バルセロナ、バイエルンミュンヘン、ACミランで22のタイトルを獲得した。2010年オランイェでW杯決勝にたどりついたことも、とても誇りに思っている」

「もちろん、こんな形で(=退場で)お別れを言わなければならないのは面白くない」
「まーでも、少しばかりPSVのシーズンには似つかわしいね。今年はPSVのシーズンではなく、つまり俺のものでもなかったということだ。もちろんうんざりするけど、これが俺のキャリアに影響することはない」

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私の気持ちを書くのは今はまだ控えさせていただいて、決まってることを。

ファンボメルの古巣であるフォルトゥナ・シタルトが、エールディヴィジ昇格を賭けたプレーオフから敗退したら、本日14日にPSVと親善試合をするという予定がありました。
はたしてこのたびその通りになったので(トホホ)、予定通り試合が行われることになりました。なんでも、フォルトゥナの財政援助のためにファンボメルが企画したチャリティーマッチであるようです。バイエルン時代にも同様の試合がありましたよね。
それにしてもそんなに何回もファンボメルに助けてもらって、フォルトゥナももうちょっとしっかりしいや、という気もなきにしもあらず(苦笑)。
ところが、このたびのファンボメルの引退を受け、フォルトゥナ側が、どうせならもっと偉大な演出で我がレジェンドをねぎらいたい、との意向で(???)、試合は20日(たぶん)に延期になったそうです。

さらに。
来る7月19日(推定)に、引退記念試合を行う、と。以前ファンホーイドンクが暴露したアレです。
どういう趣向か不明ですが、たぶんファンボメルの元チームメイトたち対PSV、というカタチになるんではないかと。イブラヒモヴィッチ、チアゴ・シウバ、シュヴァインシュタイガー、バトシュトゥバー、リベリ、ロッベンを招待したらしいです。他はまだヒミツ。忙しいだろうけどみんな来てねー。 

ファンボメルは監督養成コース「Trainer/Coach 1(TC1)」というのを受けることになるそうです。2と3は既に取得済み。とか言われても内容はサッパリですが、ファンニステルローイとオーイェルも受講することになるそうです。

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他の選手のリアクション少々。

ファンボメル引退発表後のストロートマンのつぶやき…。
「キャリアで20以上のタイトルを獲得。ひとことで十分だ。リスペクト!」
#付きのタグは、ファンボメルの所属したクラブの略称です。

「僕はあと1年いっしょにプレーしたかったよ。本当に残念だ。僕が言えることはただ、彼に対して大きな敬意を持っているということだ」

ヴァテルマン
「(退場後のロッカールームで)引退について話をした。彼の意思は固かった。俺はまだ説得しようとしたんだけど…。大事なのは彼が辞めることじゃない、彼が素晴らしいキャリアを持っているということだ」

バウマ
「マルクとはフォルトゥナ、PSV、Jongそしてオランイェと長い間いっしょにやってきた。僕にとって全てが素晴らしい経験だ。彼は本物の勝者だ。彼のおかげで僕たちは2位になれたんだ」
「実は僕はロッカールームでの告白を聞いてないんだ。インタビューをしていたからね。通路を歩いていると、選手たちの大きな拍手が聞こえた。マルクのためなんだな、と思ったよ」 

アドフォカート
「マルクは、自分の身体が何が出来るのかをじゅうぶんにわかっている。彼がいつ辞めることを言ってきたかって?難しい質問だね。数日前だ。彼が最後の2つのホームゲームの後、悩んだことは理解できる。彼は情が深いからね」

メルテンス
「正式には知らなかったけれど、そんな予感はしていた。名残惜しいよ」
「退場した後、ファンボメルがロッカールームにやって来た。僕は交代していたから先にそこにいた。交代選手や怪我をした選手が何人かいた。彼は引退する、と言った。レッドカードでお別れなんて、まるでジネディーヌ・ジダンだ、と。僕たちは残るように説得しようとした。僕は本当に来年も彼にここにいて欲しかったんだ」「だけど彼の決断だ。今僕らは、彼の素晴らしいキャリアを祝福するよ」

 
 


バイエルンネタを休みます

2013-05-13 21:03:55 | バイエルン・ミュンヘン

そういうわけですので、ファンボメルのことで忙しくしています。
忙しくしていられのは幸せなことかも知れません。 

気持ちが落ち着くまでバイエルンネタとコメントを少しの間休止します。blog自体も大幅ペースダウン&ボリュームダウンさせていただきます。申し訳ありません。
遅くともCL決勝には復帰するつもり。

ただ、もしファンブイテンの去就に動きがあれば出てきます。きっと退団のニュースでしょう…(涙)でもあきらめないもんね。せめてアナタは残って・・・ 

いや、おことわりするほどのこともないのでしょうが、わざわざ見に来て下さった方がガッカリされるといけないと思いまして…。

でもひとまずこれだけは言っておきたい。

 

facebookに「夢が叶ったよ!」と書いていたノイアー。マイスター、本当におめでとう!