ランダム・メモランダム 3

バイエルン・ミュンヘンとマルク・ファン・ボメルを応援しています

CL決勝のファンボメル

2013-05-31 18:46:10 | Mark van Bommel

 

ウェンブリーのファンボメル。NOSのCL決勝中継で、元ドルトムント監督のファンマルヴァイクと一緒に、解説をすることになりました。

出発前のコメント(超ざっくり意訳)

「現在のチームをあの(=自分がいた頃の)チームと比べることはできないけれど」「バイエルンが2010年以来3回目のCL決勝進出ということが全てを物語っている。僕の気持ちはバイエルン寄りだ。僕はそこで素敵な良い時期を過ごしたし、たくさんの知り合いもいる」

「今、義理の父ベルト・ファンマルヴァイクと一緒にNOSの解説のために行くのは素晴らしいことだと思う」「例えば、決勝前の最後のトレーニングを見に行くんだ。いっしょにプレーしていた仲間と再会できる素晴らしい機会だよ」

「バイエルン・ミュンヘンは偉大なチームで、positiespel(直訳:ポジションプレー)が優れている」
「彼らの強みはクオリティで、そしてクオリティが選手たちを強くする。最前線では4つのポジションに8人のトップ選手がいて、中盤の中央(CH?)では2つのポジションに6人の選手がいる、そして最終ラインも同様に優れている。誰がプレーするかは関係ない。誰かが離脱しても、誰もがそのレベルでやれる。だから戦力が低下しないんだ」(※数がちょっと合わない感じですがあまり気にせんで下さい)

「義理の父で前代表監督のベルト・ファンマルヴァイクといっしょにTVでやるのは初めてなんだ。普通のやり方で試合のポイントを説明できればと願っている。みんなが理解できるように(解説)できるかどうか気がかりだよ」
VI:Van Bommel analyseert op Wembley met schoonvader)

というわけで、御義父様といっしょに前日練習を見学。

 

 

ファンマルヴァイク「残念なことにドルトムントはトップフォームではない。だから私はバイエルンが普通に勝つと思う」

 

バイエルンのトレーニングを見て背中がくすぐられたファンボメル
「実際僕は少し距離を置きたいと思ってるわけだけど、ここにいると、ものすごくサッカーがしたくなるよ。決勝はけして美しいものにはならず、ほんの少しの結果(=少ないスコア?)しか出ないと言われているが、だがバイエルンが本腰を入れれば(※超意訳)、3-0や4-0だってあり得るだろう」

「ネガティブに見たら、バイエルンは3年間に2回の決勝に敗れた、と言うことが出来る。だけどその反面、土曜日に勝てばあの2つは即座に忘れられるということでもある。失われた2つのファイナルは新しいチャンスで、そしてそれはそうしょっちゅう得られるものではないんだ」
telegraaf:Van Marwijk en Van Bommel gaan voor Bayern)

そんなファンボメルにバイエルンの選手たちが次々挨拶に来てくれました。嬉しいわ~

 
ゴメス。 

 
ラフィーニャ。「どもどもアグレッシブ先輩、俺こないだ退場食らっちゃいましたよ。ワイルドでしょ~?」「ハハハ、ほどほどにな」 
ファンボメルとは在籍がかぶってませんが、ちゃんと挨拶してエエ奴やのう。 あとノイアーやダンテ、シャキリも握手してました。

 
むひょひょキター(゜∀゜)!シュヴァインシュタイガー&アラバとは長めに立ち話。 

 
もちろんロッベンとも。あと、この動画には入ってませんでしたが、ハインケスとも挨拶したみたいですね。 

そして試合当日
 
「俺たち頑張ったよなー」「だよなー」

 
募集:透かしのない画像・・・。アーンド、解説動画~~!!
まあ、ファンボメルは元々べしゃりが上手いですし、サッカー見る目もきちんとしてますから、いい解説が出来たんじゃないのかなと想像してますが…

そして試合後はこんな感動的なシーンがー!

 
…感涙…。。。

殊勲のロッベンを祝福するファンボメル。胸がいっぱいです…(;∀;) 

 

 

ファンボメル「個人的には2010年バイエルンでファイナルに勝った方が良かったけれど、もちろん彼(ロッベン)のことを嬉しく思っているよ」
ファンマルヴァイク「彼(ロッベン)は許された」(?)「アリエンが荷を下ろしたのがわかった。(3つの)ファイナルで負けたことが重くのしかかっていたようだ。カシージャスとの1対1を思い起こさせた」
telegraaf:Van Marwijk denkt weer aan Casillas)

動画リンクはこちら。すべてNOS。
前日のトレーニングのファンボメル(Herkenbaar gevoel voor Van Bommel
ファンボメル、バイエルンの仲間との再会(Van Bommel knuffelt oud-ploeggenoten) 
試合後のロッベンのリアクション(Robben: eindelijk af van 'loser-stempel'
試合後のファンボメルのリアクション(Van Bommel na CL-winst Bayern) 

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さて
前日フットボーラー魂がくすぐられそして感動的な試合を目の前で見届けたファンボメルですが、試合翌日に衝撃のニュースがー!

この夏から始めることになっていた監督養成コースの受講をキャンセル。と、NOSが報告。(AD他)

( ゜д゜)?!?

いやいやいやいやいやいや。
「3年待つのはアレでナンだからどうしても今年始めなきゃならん」とかなんとか言って、そのために色々なことを振り切って引退したんじゃなかったのかー?! 

理由:向こう1年間は休養して、家族と共に時間を使いたい。

……。
うん、いや、それはまあ、そうでしょうけど~~~。。。
「TC1」とやらはそんなに時間取られるものなのかー?家庭との両立は無理なのかい?
結局監督になるのはいつのことになるのか、今後のプランはどうするつもりなのか、ということがサッパリわからないまま、動転するワタシを残して、ファンボメルはとっととあっちの世界に消えてしまいました・・・。

もうワケわかりませんが、とりあえず1年間、雲隠れ状態っぽいですよ。まぁ引退試合とか、各種イベントには顔を出すこともあるかも知れませんが。
副業でエールディヴィジ中継のスタジオ解説とかすればいいんじゃないのかな!ヒマを持て余したらSNSとか始めればいいんじゃないのかな!(やらなそう)
そうでないと待てる自信がありませんよアタシゃ・・・。
まあとりあえずは、休養中も最低限のフィジカルコンディションの維持に努めて欲しいの…。要はつまり、太らないでかっこよくしててね、ということ。

とほほ。 

おまけ・ファンボメルのコメントの最中に流れたバイエルンの映像・・・
 
上機嫌ホイ君、屈託なさすぎ(^∀^;)


マリオのメダル

2013-05-29 16:23:50 | バイエルン・ミュンヘン

CL優勝セレモニーネタ番外編。前のlogにアプする予定だったのですが、ボリュームが出過ぎましたので分けます。
2人のマリオの優勝メダルがとんだことに。 

ゴメスの場合
 
突然メダルが外れた! 

 
拾う。

 
「やれやれヨカッタ。どーなってんだこれ」そして横で「アタシのはだいじょぶかしら」と確認するファンブイテン。 

マンジュキッチの場合
 
この時はまだ付いてる

 
また外れた!何度スロー再生しても、一瞬のことで、突然メダルが消えた風にしか見えません。

 
気付いたリベリが拾ってあげる

 
リベリ「オマエのメダル」マンジュキッチ「?」

 
リベリ「外れたよ」マンジュキッチ「おぉー、ダンケ」

なんでこんなにポロポロ外れるのか。ヒモの作りが甘いんじゃないのかい。

それはそれとして、どうでもいいけど、なんで毎回スタンドでトロフィー揚げするんでしょう。
上下段のお客さんには見えないし(モニターで映してると言っても)、階段上がったり下がったりめんどくさいジャン。何よりせせこましくて選手たちも大変そうだ。写真もキレイに収まらない。ポジション取りに失敗したシュバインシュタイガーは「その瞬間」フレームアウトしてしまって、無念…。


Da ist das Ding !

2013-05-29 16:15:54 | バイエルン・ミュンヘン

あれよあれよという間に今夜は代表戦ですがな。ドイツはエクアドルと、ベルギーはアメリカと。
バイエルンのことで忙し過ぎて、代表チームのことは本当にさすがに全然サッパリです。

ということで 

バイエルン公式facebookに、日本語で「応援ありがとう!」と書かれた写真がアプされてました。嬉しい話じゃないですか。facebookをしている方はゼヒ「いいね!」して、日本のバイエルンファンの存在をアピールしていただけたら、と思います。

 
 
なんだか今でも夢を見ているみたい…。

忘れもしない去年の5月19日、あんなに深い絶望はサッカーキャリアの中でも滅多にないことなのではないでしょうか。
史上初のホーム優勝という、歴史に残る大偉業の達成まで、もう本当に、片手を引っかけた!と思ったところで、突然消えてしまったのですから。
しかし、彼らはわずか1年で、その絶望から復活したのです。
あの時より何倍も強くなって、アーセナル、ユヴェントス、そしてバルセロナをも、圧倒的な強さでねじ伏せ、そして決勝では、王者を決めるのにふさわしい、もっとも厳しく熱い試合を制して。
いつまでも記憶に留めておきたい、華麗なる復活劇。
そんな彼らを、心から誇らしく思います。 

とはいえ、ワタシなんてまだまだ未熟者。
TVでもろくに放送がない時代からずっとドイツやバイエルンを応援、ブンデスリーガ冬の時代もひたすら耐えて愛するチームを支え続けて来た皆様、このたびは本当におめでとうございました。
01年の優勝の時はワタシはまだバイエルンの存在はおろか、サッカーという競技そのものにすら、興味がありませんでした。
だから今回が初めてのビッグイヤー。
それを手にすることがどういうことなのか、実感としてはいまひとつ。リーガマイスターやポカール優勝がレベルアップしたぐらいの感覚です。←罰当たりな
これから時間をかけて、CL関連の情報やメディアを通じて、じわじわ実感していくものかも知れません、むふふふ。 

手前味噌で申し訳ない、断じてノロけたいわけではないのですが。
ウチのダンナはたまにエエことを言うのですが、最近、ある競技のある選手がぶっちぎりで優勝するのを見て、こんなことを言っていました。
「○○(選手名)にはライバルなんか最初から存在してない。誰とも戦ってない。戦ってる相手は自分自身だけだ。そして結局そういう人が一番強い」と。

晴れて「ヨーロッパチャンピオン」となったバイエルン。
他のクラブチームから追われる立場になる来シーズン、更に高みを目指すために戦う相手は、今現在この瞬間の、彼ら自身なのかも知れません。
うう、カッコええ~。頂点に立つとは、こういうことなのね。

と、
ロマンチックな話はここまで。
以後は軽~いノリで、ビッグイヤーを獲得したバイエルン御一行様の、てきとうフォトギャラリーです。

いちいちかわゆいバスティアン(※感想には個人差があります)
 
 
 
 

生え抜きで、ずっと主力で活躍、いつの間にやらバイエルン最古参となったカピテンコンビ。
「MIA SAN MIA」「MIA SAN BAYERN」とは何ぞや、ということを最も理解しているのも、この2人かも知れません。
ラームはシュツットガルトに修行に出されたり大怪我で長期離脱したりしたものの、基本的には2人とも、プロデビューした時からずっと見守ってきた大事なウチの子たち。
そんな2人がついに、最大最高の栄誉を手に入れたことはとても感慨深いです。嬉しいです。おめでとう!

 
祈りをささげるラフィーニャ 

 
ロッベンのゴールと試合後の感極まってる様子は、何度見てももらい泣きしそうに・・・。

 
支えてくれたメディカルスタッフのおかげ。

 

 
リベリ、リベリ、リベリ 

 
今日も揚げます!ダンケユップ! 

 

はしゃぐ最年長選手の後ろ姿がかわいすぎる件
 

 
ウルッと来てます。 

 
腰に「PAPA MAMAN 」と書いたシャツを巻きつけていたファンブイテン。両親への感謝のメッセージだそうです。
PSVのゲレツ以来、25年ぶりにCLを制覇したベルギー人選手となり、歴史に名前を残しました。おめでとう! 

 
ティモ、何故脱いでる?

 
器物損壊行動にいそしむ

 
がっぽり♪ 

 
捕獲された魚 

ライバルたちに敬意を
 
屈辱の準優勝表彰。カピテンが先頭に行かねばならないらしい。キャプテンマークを渡そうとするヴァイデンフェラーを制止するケール。
このシーンの前後、ふてくされてるサヒンの表情がなんとも言えなかった。 

 
ひとりひとりに挨拶するフンメルス。いいヤツだ。

ウリの涙
 
 
リベリが中心になって、ウリにトロフィーを渡す。ウリは最初遠慮していたのですが、それでも選手たちが盛り上げて、ついにトロフィーを揚げさせる。チームからの厚い信頼を感じて、じ~んと来ましたよ。

 
ミュラーを肩車するノイアー。そういえばこの前シュタルケもラームのことを肩車してましたけど、GKは肩が強いのでしょうか? 

 
「ホルガー、君もここにいるぜ!」

その後ホテルで大祝賀ぱーちー
 
 
 
歌うバスティに

 
チューするバスティ

 
踊らにゃそんそん。ということでユプさん謎のダンス

 
腰が利いてるルンメニゲのダンディーダンス

…なんだこのシュバシュバ祭り!(^∀^;) 楽しい写真にはもれなくシュバが絡んでるということで、要するにお祭り男なのですね。
2000人のゲストがいたというので、カーンもいたんじゃないかと思うのですが、写真見当たりませんね…。というか、ZDFの解説動画すら見れず… 

深夜までどんちゃん騒いで、翌日帰国したバイエルン御一行様。

 (バイエルン公式より)
機内にビッグイヤーを運び込んだのはファンブイテンだそうです。

 
マフリャーはプリントですが…。

 
機長さん(?)うれしそう。

 
ラーム主将とハインケス監督が2人でトロフィーを持って登場!

しかしミュンヘンはあいにくの大雨と風の悪天候!写真もボヤッとしてるし、選手たちの表情も、嬉しいんだけど疲れとめんどくささが入り混じったびみょうな雰囲気に。

  

ファンサービスもそこそこに、そそくさとチームバスに乗り込んで、家路についた御一行様でありました。

お疲れさま! 


CL:ドルトムント対バイエルン

2013-05-28 01:32:32 | バイエルン・ミュンヘン

 

バイエルンサポの皆さ~ん!

だいぶ時間経ってしまいましたが、まだ余韻に浸ってますか~?

13年5月25日 UEFAチャンピオンズリーグ 決勝 ボルシア・ドルトムント 1-2 バイエルン・ミュンヘン

kickerの採点も合わせてどぞ
 
交代:グスタヴォ(90+1リベリー)、ゴメス(90+4マンジュキッチ)
サブ:シュタルケ、ファン・ブイテン、シャキリ、ティモシュク、ピサロ

得点:マンジュキッチ(60ロッベン)、ギュンドアン(68PK・ロイス)、ロッベン(89リベリー)
カード: グロスクロイツダンテリベリー

MoM:ロッベン(UEFA)(kicker)

バイエルンの採点しかアプしませんが、ドルトムントのGKヴァイデンフェラーもノイアー、ロッベンと同じ神採点「1」です。

 

MIA SAN CHAMPIONS !

…書きたいことは前のlogのコメント欄で書きつくしてしまった感もありますし、いろんな気持ちが渦巻いてますので、どこをどう書いたらいいのかうまくまとめられませんが…。
とりあえず試合の話を。

 

 

 

そういえば試合前のパフォーマンスで、我らがブライトナーさんが中世風の(?)騎士のコスプレをしてましたが、かっこ良かったですねえ

さて

 

方々で言われている通り、極上の試合でした。
バイエルンが勝ったから、自分がブンデスファンだから、ということを差し引いても、ここ3~4年ぐらい(←てきとう)で最高の決勝戦だったと言ってもいいのではないでしょうか?
目下、最先端で面白い試合をしているドルトムントと、そのドルトムントに(国内では)雪辱を果たし史上最強となったバイエルンが、欧州最高の舞台で雌雄を決するのです。
はたして、期待にたがわぬ、目の離せない白熱の展開!(゜∀゜)
……。
いや正直、バイエルンが勝つのなら、つまらない一方的な試合でも良かったのです。
とっとと2~3点取って、あとはビールでも飲んでモエモエむひょむひょ言いながら気楽に楽しめれば、それに越したことはないと・・・。

 
主審・リッツォーリの華麗なるディフェンス!ナニゲにこのパスカットからのカウンター、チャンスでしたよね。 

前半はさすがのインタナショナルな経験豊富の猛者軍団バイエルンとて緊張があったのか、失うものがない挑戦者ドルトムントに押されまくってました(汗)。
(10年、12年に続き)3回目の屈辱は許されない(というより自分自身が許さない)というプレッシャー、相手は絶対に絶対に負けたくないドルトムント!
やっぱりそりゃ、固くなってしまうかも知れませんよね。
あとシュヴァインシュタイガーが、試合直前のウォームアップで足首を痛めたようで、少しプレーに(いつもよりは)精彩を欠いていたかも知れません。攻守に渡って、なんというか、もうひとつ重しが利いてないというか…。

しかしその代わり、「俺の相棒」マルティネスと、ボアテンクが守備に奮闘!際どいところでピンチを防いでいました。

 
かわいい。にっくきスペン代表だけど、キミは別。脳内で勝手に「ハビたん」「はびはび」と呼んでるのはヒミツ… 

アーンド、ノイアー神!! 

 

数々の神セーブがなければ、前半だけで試合が終わっていたかも知れません。ありがとう!

しかし神セーブと言えばヴァイデンフェラーも負けてない!というか、ノイアーより多かったかも。
マンジュキッチやロッベンやシュヴァインシュタイガーの、長短かかわりなく、ありとあらゆるセーブを止めまくり。失点に彼の責任はありません。
あまりの神っぷりに本当に憎らしく、試合前に一服盛っておくんだったと思いましたが(アンフェアすぐる。てかそれ以前に無理)、敵ながら感嘆せざるを得ませんでした。神採点も納得です。

前半は完全に劣勢だったので、恐くて恐くて本気で逃げ出したくなりました。
後半に入ってからはバイエルンが少しずつ優勢に、いつも通りに近い感じで試合を運べている印象でした。「いけそうな気がする~」と古いお笑いネタを脳内で再生。
ドルトムントは動きが重たくなって集中も少し欠くようになってきたかも知れません。持ち味のプレスが前半に比べると少し緩んで来ました。
このあたりが実力の差、経験値の差、ということなのでしょうか…。
それでもスボティッチがゴールラインきわきわでボールをクリアした時は、運があっちに向いてるのか、と頭を抱えましたが…。 

・ 元チームメイトでも容赦しない、するわけにはいかないダンテの覚悟。何度かロイスを削ってるシーンがありましたね。 

 
一瞬、ナイジェルデヨンクか!とつっこみを入れてしまいましたが、 故意か過失か、そして、カードを出さなかったリッツォーリとウェッブの結果が真逆になったということで、大きく違います。
話せば長くなりますので省略しますが、ワタシ個人は、ダンテを退場させなかったリッツォーリの判断は好ましく思ってます。ジャッジとしては正しくないかも知れませんが。 
おかげでこの試合が美しいままで、人々の記憶に残ることとなりました。

・ ロッベンの涙

 

3年間でCL2回、W杯1回の決勝敗北。W杯決勝はGKとの1対1を失敗、去年のCLはご存じPK失敗。リーグでも大事なドルトムント戦でPK失敗。
厳しい非難。(一部とはいえ)バイエルンファンからのブーイング。そして繰り返す怪我による長期離脱。常について回る「イラネ」「放出候補」「エゴイスト」の声。
この試合もヴァイデンフェラーの活躍のおかげで1対1の絶好機を失敗しまくり、W杯の記憶がフラッシュバック、ワタシはリアルで「嗚呼またこれでロッベン批判がぁ~(ToT)」と呻いていました。
それでもそんなロッベンを信じ、パスを託すラームやリベリやシュヴァインシュタイガー…。
ロッベンも、試合前のワタシの心配をよそに意外に冷静に、こつこつゴールを狙い続け、チームプレーに徹し、貢献していました。
(むしろキレる恐れがあったのはリベリの方だった(^_^;))
ら、
マンジュキッチの先制点ーーー!!!それがロッベンのアシスト!
この時点でもじゅうぶん「報われた!」と思いましたが、それだけでなく、ご存じ、勝利を決める劇的ゴールをこのロッベンがーーー!!!
(しかもリベリの骨太アシスト!ロッベリ好きの自分にはたまらんことにー!)

チェルシーとかレアルとかそんなに昔のエピソードまでさかのぼらなくても、バイエルンに来てからでも十分。
彼の苦労を少しでも知っていれば、涙の訳もわかるし、気持ちを共有できるというものです。
おめでとう!本当におめでとう!

そして

 

ドルトムントは素晴らしい試合をしました。素晴らしいライバルです。
このチームが同じリーグにいることを、ドイツファンは誇りに思うべきかも知れません。
グッド「ルーザー」とか美しい「敗者」とか、迂闊に言いたくない。
やれることを全て、いやそれ以上のものを出し切ってると感じました。敵ながら。
試合が終わった後、サポ席の前で整列して挨拶、そしてサポも温かい拍手を惜しみなく送っているのが感動的でした。
ありがとう、対戦相手が君たちで良かった。
…でももう当分、CLでは対戦したくないかな…(^_^;) 

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ちょっととりとめがないですが。
他、ネタ劇場やファンボメルがらみの話は別logで。モタモタやってると、次のポーカルまでつなげられそうだわ。


MIA SAN CHAMPIONS !!!!!

2013-05-26 06:53:52 | バイエルン・ミュンヘン
Super Bayern ! Super Bayern !

ついに!ついに!

報われた!

一年前のあの絶望も、決定機を失敗しまくりながらもチームのために尽くし続けたロッベンの奮闘も。

ものすごく嬉しいのですが、なんとなくまだ実感がないというのも正直なところ。

なんといっても、ワタシにとっては初めてのビッグイヤー。
何か遠い存在で、手に入らないものだと思ってました。
それが今やっと...。

彼らがシャーレやポカールではなく、ビッグイヤーを手にしている写真や動画を沢山見て、後から実感がわいてくるのかもしれません。

おめでとう!!!ありがとう!!

失ったものを取り返しに

2013-05-25 09:00:35 | バイエルン・ミュンヘン

バイエルン公式twitterスーパーグッジョブ!

 

ファンマルヴァイクと共に、NOSでの現地解説をすることになったファンボメル。
昨日のトレーニングを見学に来ましたが、レポの最中に誰かと目配せ♪
相手は誰かな~、やっぱりシュヴァインシュタイガーなんでしょうねウフフ。 

さていよいよ、決戦です!

ここに来てがぜん緊張してきてしまいましたよ…。
プレッシャーはホームでの試合だった去年より大きいかも知れません。

どうか普段通りの自分たちのままで・・・。
鍵を握る選手はおそらく全員でしょうが、個人的には、ロッベンが最後の最後まで、チームプレーに徹し切れるか、を心配しています。
試合がうまく運ばなかったりすると、焦るあまり、封印したはずのエゴが顔を出すんじゃないか、とか…。
まあ、それは誰に対しても言えることかも知れません。 
やはり早いうちから主導権を握ることが肝心かも知れませんね。 

とか、そんな細かい話は別にいいか。
とにかく、落ち着いて、強者のメンタリティを忘れずに。君たちは素晴らしいことを成し遂げた絶対王者なのだ。自信を持って。 

ワタシは本日は都内某所でファンクラブの皆さんとスポーツバー観戦します。ので、blogの更新やコメントへのお返事が遅れると思います。 

だけど想いはひとつ!

今度こそ!パックマス!!

 
きっとリベリのこんな姿が見れるはず… 


MARK BEDANKT

2013-05-23 19:03:16 | Mark van Bommel

 


(これで1枚にしたかったのですが、アップロードする際の事情がありまして、不本意ながらやむなく2分割。ポチするとものすごく大きくなりますのでご注意ください)

 

アグレッシブなプレーが好きでした。

勝利への執念あふるる熱いハートが好きでした。

最後までけしてあきらめない、不屈の精神が好きでした。

そこにいるだけで相手チームにとって脅威となる存在感が好きでした。

高い戦術理解力が好きでした。

冷静に試合を見極め、コントロールできるクレバーさが好きでした。

比類ない強力なリーダーシップとキャプテンシーが好きでした。

ピッチを縦横無尽に駆け巡り、ピンチに素早く対処しているところが好きでした。

自分が招いたピンチへの対応が遅れてるところは…あまり好きではありませんでした。

適材適所に繰り出される美しいクロスが好きでした。

適材適所に繰り出される美しいスルーパスが好きでした。

軽やかとは言えないドタドタドリブルが好きでした。

たまに炸裂する弾丸ミドルが好きでした。

たまに炸裂するビューティーミドルが好きでした。

いつも審判と楽しそうにじゃれてるところが好きでした。

洗練された守備が好きでした。

あまり洗練されてないゴリゴリした守備も好きでした。

大きな声と大きなジェスチャーでピッチを仕切っている姿が好きでした。

試合に負けて悔し涙をこらえてる姿が好きでした。

かつてのチームメイトを怒らせてしまうこともある程に、とことん味方のために尽くす姿勢が好きでした。

新規加入選手や若い選手の面倒をよくみるところが好きでした。

キャプテンとして常に責任ある行動を心がけているところが好きでした。

キャプテンでなかった時の、奔放でのびのびしているところが好きでした。

チームメイトとおちゃらけてる姿が好きでした。

大きな声でガハハと笑ってる姿が好きでした。

ざっくばらんそうに見えて実はものすごく真面目な性格も好きでした。

ざっくばらんそうに見えてナニゲに神経質なところも好きでした。

傲慢に見えてナニゲに謙虚なところが好きでした。

謙虚に見えてナニゲに傲慢なところも好きでした。

気さくでオープンなところが好きでした。

情に厚いところが好きでした。

恐るべきスピードで外国語を取得し、5カ国語を操るインテリジェンスが好きでした。

的確でかつわかりやすい、さらにことわざや慣用句を織り込みつつ、センスあるコメントが出来るインテリジェンスが好きでした。

全てはサッカーのために、ストイックな生活を心がけているところが好きでした。

家族を心から愛しているところが好きでした。

子供を見つめている時の、父親としてのまなざしが好きでした。

モジャモジャ頭が好きでした。

エラの張ったアゴが好きでした。

かわいくほほ笑むと出来るエクボが好きでした。

キュッと締まった手首としっかりした指、きれいな手が好きでした。

エロいムナゲーが好きでした。

・・・・・・ 

何よりも、自分に絶対的な自信を持って、いつでもまっすぐ前を見つめていた、揺らぐことのない強い信念が好きでした。

 
プロキャリア21年。ワタシが知っているのはそのうちの7年間。たったの3分の1です。(しかも本腰入れて応援したのは5年間ぐらい)
短い間でしたが、勝利の歓喜、敗北の悲しみ、ゆかいなネタ、楽しい想い、苦しい想い、たくさん共有させてもらいました。 

 

ありがとう、マルク・ファンボメル。


33節アウグスブルク戦と34節グラッドバッハ戦

2013-05-23 02:35:12 | バイエルン・ミュンヘン

ご無沙汰しております。
ファンボメルが引退してから早10日。
もはやそんなに落ち込んだりしているわけではないのですが、どこか心がカラッポになったままボケッとしているのは相変わらずです。
インタビューなどもひと段落つき、もうファンボメルのニュースが出ることもないのに、ムダにオランダメディアをさまよう癖が抜けず…。 

バイエルン方面もすっかりサボりぐせがついてしまって、必要最低限の、誰でも知ってるような情報しか持ってないので、別にblogに書くほどのことでもないよね~、と、ますます遠ざかるという・・・。スミマセンほんと(^^ゞ
いよいよ世紀の大決戦は3日後だというのに、この緊張感のなさ。

とはいえいつまでも放置しているのもキモチ悪いので、ブンデスリーガ最終2試合のフォメ図だけをとりあえず。 

13年5月11日 ブンデスリーガ 第33節 バイエルン・ミュンヘン 3-0 アウグスブルク

kickerの採点も合わせてどぞ
 
交代:ゴメス(70マンジュキッチ)、シャキリ(70ロッベン)、グスタヴォ(82)
サブ:シュタルケ、コンテント、ティモシュク、ピサロ

得点:ミュラー(69ダンテ)、シャキリ(82リベリー)、グスタヴォ(88リベリー)
カード: モラヴェク

MoM:リベリー(バイエルン)
今節のベストイレブンにリベリー(バイエルン)(9回目)

 

おめでとう!ありがとう!ティモシュクとファンブイテンのポジショニングの良さはお約束(^m^)

・・・・。もちろんリアルタイムではネットで見て楽しく盛り上がったのですが、フジさんでの試合放送日が、ファンボメルが引退した「昨日の今日」でしたので、とてもそんな気分じゃないよ、と見そびれたまま今日に至っています(苦笑)。
その後のパレードやバルコニーでの祝勝会の動画も結局見れてません・・・。とほほ。
写真だけは沢山集めたんですけどね…。逆に多すぎて選別できない、という…。

(それはそれとして、プロ選手として紹介&選手名鑑にも載っているヴァイラウフの姿がなかったのは何故だろう?)

一夜明けて、「FCB体験ミュージアム」に陳列されていた「なんちゃってシャーレ」と本物を交換に来たダンテ。

 

「なんちゃって」の方は、優勝を決めたフランクフルト戦で、ダンテがサポーターから渡されたものです。

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13年5月18日 ブンデスリーガ 第34節 ボルシア・メンヒェングラッドバッハ 3-4 バイエルン・ミュンヘン

kickerの採点も合わせてどぞ
 
交代:ゴメス(75マンジュキッチ)、シャキリ(81ロッベン)、ピサロ(81ミュラー)
サブ:シュタルケ、ファン・ブイテン、グスタヴォ、ティモシュク

得点:シュトランツル(4アランゴ)、ハンケ(5Hrgota)、マルティネス(7リベリー)、ノルトヴァイト(10ヘアマン)、リベリー(18ミュラー)、リベリー(53ラーム)、ロッベン(59リベリー)
カード:なし

MoM:リベリー(バイエルン)
今節のベストイレブンにアラバ(バイエルン・6回目)、ラーム(バイエルン・8回目)、リベリー(10回目)
マンデスターゲス今節のMVPにリベリー!(バイエルン・4回目)

 

ダンテのミスなどもあり、試合開始10分で魔さかの3失点をした時は目まいがしましたが(うそ)。

 

その後気を引き締め直し、リベリの活躍などで華麗なる大逆転!さすが我らがバイエルン!(≧▽≦)
マルティネスやロッベンのゴールも良いものでしたが、なんと言ってもリベリのスーパーダイレクトボレー!これぞトラウムトアー! 
最終節でこんなマジカルゴールを決め、最後のマンデスターゲスを勝ち取ったリベリ。
なんというか、象徴的でした。
もちろんMVP級の選手は他にもいますが、リベリがシーズン通してムラなく好調を維持していたことが、今シーズンのバイエルンの躍進の大きな鍵だったと、ワタシは思います。

 
グラッドバッハから素敵なお別れをしてもらったハインケス監督、試合後の記者会見にて、ここは私の家だ、と言いながら感極まって涙しているところが話題になりました。 

 
そんな涙のハインケスをねぎらったのはファブレ監督?フェアな良い人ではありませんか。

その後ハインケスの実家でお食事会
 
席順OK(←どういう意味か、わかる人にはわかる) 

農家を改造した庭園がある豪華なヴィラ?トリアノン宮?なのかどうか、ともあれ、楽しいひとときだったようです。(このお食事会のバイエルン公式の記事はこちら

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おまけ

 
(涙)

 
ゴールキーパー・グロスクロイツ。「長谷部か!」というつっこみも多かったようですが、個人的には、ドルトムントつながりで、伝説のコラーを思い出してしまいました。 

 
すごいコレオ!その場で見たら大迫力だったでしょうね!(フランクフルト) 


バトシュトゥバーの手術は成功。だが・・・

2013-05-23 01:05:23 | バイエルン・ミュンヘン

 

バイエルン公式日本語版よりコピペ・・・

2013年5月20日(月)、ホルガー・バドシュトゥーバーは米国コロラド州ヴェイルでリチャード・ステッドマン医師の執刀の下、無事出術を終えた。今回は完全断裂し機能しなくなった前十字靱帯を完全に取り除く切除術が行なわれた。靱帯の再建手術は、今回の手術で生じたドリリングの穴が塞がってから行われるという。

ホルガー・バドシュトゥーバーは、それまでの時間をリハビリセンターで体力トレーニングをしながら過ごすことになる。全治10か月と診断されたバドシュトゥーバーだが、選手生命には支障はなさそうだ。

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すごく大がかりな治療になるのですね。
更に10ヶ月離脱と聞いて気が遠くなりました。W杯に間に合わないかも知れない、とか…。
一番つらくて不安なのはバトシュトゥバー本人かも知れません。
しかし、手術が成功したということ、バトシュトゥバーがまだ若い、ということに希望を持って、じっくり時間をかけて今度こそ完全に復活することを信じて待ちたいと思います。


バトシュトゥバー、再手術

2013-05-19 08:03:35 | バイエルン・ミュンヘン

 

グラッドバッハ戦終了後にニュースがありました。

バトシュトゥバー、治療中の前十字靱帯を再び断裂。再手術へ。更に半年間程度の離脱が予想される。と…。 

号泣(T□T)

同じところを2度も…。クセになったりしないかとか後遺症が出たりしないかとか、後のことが非常に心配ですが、今はどうか気持ちをしっかり持って…。
必ず復活してくれることを信じてる!その日を待ってる!

バイエルン公式によれば、来週中にも手術のためアメリカに行く、とありますが、CL決勝には立ち会えませんかねぇ。たとえそこにいなくても、気持ちは傍にいるよ!

GUTE BESSERUNG, HOLGER !