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バイエルン・ミュンヘンとマルク・ファン・ボメルを応援しています

CL:ドルトムント対バイエルン

2013-05-28 01:32:32 | バイエルン・ミュンヘン

 

バイエルンサポの皆さ~ん!

だいぶ時間経ってしまいましたが、まだ余韻に浸ってますか~?

13年5月25日 UEFAチャンピオンズリーグ 決勝 ボルシア・ドルトムント 1-2 バイエルン・ミュンヘン

kickerの採点も合わせてどぞ
 
交代:グスタヴォ(90+1リベリー)、ゴメス(90+4マンジュキッチ)
サブ:シュタルケ、ファン・ブイテン、シャキリ、ティモシュク、ピサロ

得点:マンジュキッチ(60ロッベン)、ギュンドアン(68PK・ロイス)、ロッベン(89リベリー)
カード: グロスクロイツダンテリベリー

MoM:ロッベン(UEFA)(kicker)

バイエルンの採点しかアプしませんが、ドルトムントのGKヴァイデンフェラーもノイアー、ロッベンと同じ神採点「1」です。

 

MIA SAN CHAMPIONS !

…書きたいことは前のlogのコメント欄で書きつくしてしまった感もありますし、いろんな気持ちが渦巻いてますので、どこをどう書いたらいいのかうまくまとめられませんが…。
とりあえず試合の話を。

 

 

 

そういえば試合前のパフォーマンスで、我らがブライトナーさんが中世風の(?)騎士のコスプレをしてましたが、かっこ良かったですねえ

さて

 

方々で言われている通り、極上の試合でした。
バイエルンが勝ったから、自分がブンデスファンだから、ということを差し引いても、ここ3~4年ぐらい(←てきとう)で最高の決勝戦だったと言ってもいいのではないでしょうか?
目下、最先端で面白い試合をしているドルトムントと、そのドルトムントに(国内では)雪辱を果たし史上最強となったバイエルンが、欧州最高の舞台で雌雄を決するのです。
はたして、期待にたがわぬ、目の離せない白熱の展開!(゜∀゜)
……。
いや正直、バイエルンが勝つのなら、つまらない一方的な試合でも良かったのです。
とっとと2~3点取って、あとはビールでも飲んでモエモエむひょむひょ言いながら気楽に楽しめれば、それに越したことはないと・・・。

 
主審・リッツォーリの華麗なるディフェンス!ナニゲにこのパスカットからのカウンター、チャンスでしたよね。 

前半はさすがのインタナショナルな経験豊富の猛者軍団バイエルンとて緊張があったのか、失うものがない挑戦者ドルトムントに押されまくってました(汗)。
(10年、12年に続き)3回目の屈辱は許されない(というより自分自身が許さない)というプレッシャー、相手は絶対に絶対に負けたくないドルトムント!
やっぱりそりゃ、固くなってしまうかも知れませんよね。
あとシュヴァインシュタイガーが、試合直前のウォームアップで足首を痛めたようで、少しプレーに(いつもよりは)精彩を欠いていたかも知れません。攻守に渡って、なんというか、もうひとつ重しが利いてないというか…。

しかしその代わり、「俺の相棒」マルティネスと、ボアテンクが守備に奮闘!際どいところでピンチを防いでいました。

 
かわいい。にっくきスペン代表だけど、キミは別。脳内で勝手に「ハビたん」「はびはび」と呼んでるのはヒミツ… 

アーンド、ノイアー神!! 

 

数々の神セーブがなければ、前半だけで試合が終わっていたかも知れません。ありがとう!

しかし神セーブと言えばヴァイデンフェラーも負けてない!というか、ノイアーより多かったかも。
マンジュキッチやロッベンやシュヴァインシュタイガーの、長短かかわりなく、ありとあらゆるセーブを止めまくり。失点に彼の責任はありません。
あまりの神っぷりに本当に憎らしく、試合前に一服盛っておくんだったと思いましたが(アンフェアすぐる。てかそれ以前に無理)、敵ながら感嘆せざるを得ませんでした。神採点も納得です。

前半は完全に劣勢だったので、恐くて恐くて本気で逃げ出したくなりました。
後半に入ってからはバイエルンが少しずつ優勢に、いつも通りに近い感じで試合を運べている印象でした。「いけそうな気がする~」と古いお笑いネタを脳内で再生。
ドルトムントは動きが重たくなって集中も少し欠くようになってきたかも知れません。持ち味のプレスが前半に比べると少し緩んで来ました。
このあたりが実力の差、経験値の差、ということなのでしょうか…。
それでもスボティッチがゴールラインきわきわでボールをクリアした時は、運があっちに向いてるのか、と頭を抱えましたが…。 

・ 元チームメイトでも容赦しない、するわけにはいかないダンテの覚悟。何度かロイスを削ってるシーンがありましたね。 

 
一瞬、ナイジェルデヨンクか!とつっこみを入れてしまいましたが、 故意か過失か、そして、カードを出さなかったリッツォーリとウェッブの結果が真逆になったということで、大きく違います。
話せば長くなりますので省略しますが、ワタシ個人は、ダンテを退場させなかったリッツォーリの判断は好ましく思ってます。ジャッジとしては正しくないかも知れませんが。 
おかげでこの試合が美しいままで、人々の記憶に残ることとなりました。

・ ロッベンの涙

 

3年間でCL2回、W杯1回の決勝敗北。W杯決勝はGKとの1対1を失敗、去年のCLはご存じPK失敗。リーグでも大事なドルトムント戦でPK失敗。
厳しい非難。(一部とはいえ)バイエルンファンからのブーイング。そして繰り返す怪我による長期離脱。常について回る「イラネ」「放出候補」「エゴイスト」の声。
この試合もヴァイデンフェラーの活躍のおかげで1対1の絶好機を失敗しまくり、W杯の記憶がフラッシュバック、ワタシはリアルで「嗚呼またこれでロッベン批判がぁ~(ToT)」と呻いていました。
それでもそんなロッベンを信じ、パスを託すラームやリベリやシュヴァインシュタイガー…。
ロッベンも、試合前のワタシの心配をよそに意外に冷静に、こつこつゴールを狙い続け、チームプレーに徹し、貢献していました。
(むしろキレる恐れがあったのはリベリの方だった(^_^;))
ら、
マンジュキッチの先制点ーーー!!!それがロッベンのアシスト!
この時点でもじゅうぶん「報われた!」と思いましたが、それだけでなく、ご存じ、勝利を決める劇的ゴールをこのロッベンがーーー!!!
(しかもリベリの骨太アシスト!ロッベリ好きの自分にはたまらんことにー!)

チェルシーとかレアルとかそんなに昔のエピソードまでさかのぼらなくても、バイエルンに来てからでも十分。
彼の苦労を少しでも知っていれば、涙の訳もわかるし、気持ちを共有できるというものです。
おめでとう!本当におめでとう!

そして

 

ドルトムントは素晴らしい試合をしました。素晴らしいライバルです。
このチームが同じリーグにいることを、ドイツファンは誇りに思うべきかも知れません。
グッド「ルーザー」とか美しい「敗者」とか、迂闊に言いたくない。
やれることを全て、いやそれ以上のものを出し切ってると感じました。敵ながら。
試合が終わった後、サポ席の前で整列して挨拶、そしてサポも温かい拍手を惜しみなく送っているのが感動的でした。
ありがとう、対戦相手が君たちで良かった。
…でももう当分、CLでは対戦したくないかな…(^_^;) 

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ちょっととりとめがないですが。
他、ネタ劇場やファンボメルがらみの話は別logで。モタモタやってると、次のポーカルまでつなげられそうだわ。