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バイエルン・ミュンヘンとマルク・ファン・ボメルを応援しています

「素晴らしい日々だった」

2013-05-14 01:31:49 | Mark van Bommel

トゥエンテ戦後に語ったファンボメルの引退発表コメントざっくりまとめ作文。

 
ヒゲセクスィ~ (ちょい伸び過ぎ?(^_^;))よく見ると、アゴのあたりにちらほら白髪が混ざってるのがわかります。(ポチすると大きくなります) 

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「長い間とても迷っていた。ファンのサポートが(決断を)難しいものにした。だけどとても美しかったよ」
「俺はまだいい感じだった。あと1年間やれただろうが、自分自身の手でコントロールしたかったんだ」

「キャリアエンドだよ。俺が受けたレッドカードは、おそらくシーズン全体の象徴だ。フラストレーションのたまるシーズンだった。今日のファウルはフラストレーションから生まれたものだった。これで終わるのは残念なことだ。今年はベストシーズンではなかったけれど、俺は沢山の素晴らしいシーズンを過ごしてきた。そしてそれは残り続ける」
「なによりも、素晴らしい瞬間を思い出すよ」

「俺は21シーズンを過ごして、家族は本当に我慢してきた。俺は滅多に家にいなかったし、トレーニングキャンプに行ったり(フィジカルを)フィットするためにあらゆることをしたりしていた。今、彼らのために時間を使うつもりだ」

「トレーナーコースを履修する」「それから俺はPSVで監督としての最初のステップを始めたいと思っている。しかしどのように、どれくらいの期間、どのような役割かはまだ話していない」

「このコメントを考えるのに20分あったよ」(注※ファンボメルは70分で退場)

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VIに語ったコメントは細かいところが少し違いますが、日本語記事がゴルコム(本家はコメント欄が嫌なのでスポナビで)やUEFA.comに出てました。
誰かに勧められるのではなく自分自身で決断したかったというくだりに、プロフェッショナルとしての誇りとプライドが感じられます。
あと、左膝の状態がおもわしくない、というので、やはりフィジカル的にも限界が見えて来たのかも知れませんね。
【追記:日本語記事に書かれてない部分を勝手作文で補足させていただきました】

「素晴らしい(日々だった)よ」
「後になってから他の人に、辞めれば良かったのに、と言われる前に先を越したい。どうしても本当にそう思ったんだ。それと、去年から左膝に問題があった。体調を保つのにひどく沢山の時間を必要としてしまう。それは問題ではないけれど、誰も俺にそれを続けられることを保証できるものではない」

「本当に迷ったよ。PSVのファンのおかげでとても難しかった。だけど自分の気持ちに従うことに決めた。俺は今シーズンは許容範囲内でやっていけたが、残念なことに正しい評価(or正当なタイトル)は得られなかった。俺はチームプレーヤーだから、今はまだ失望でいっぱいだ」

「適切なタイミングを決めるのはとても難しい」
「俺はフォルトゥナ・シタルト、PSV、バルセロナ、バイエルンミュンヘン、ACミランで22のタイトルを獲得した。2010年オランイェでW杯決勝にたどりついたことも、とても誇りに思っている」

「もちろん、こんな形で(=退場で)お別れを言わなければならないのは面白くない」
「まーでも、少しばかりPSVのシーズンには似つかわしいね。今年はPSVのシーズンではなく、つまり俺のものでもなかったということだ。もちろんうんざりするけど、これが俺のキャリアに影響することはない」

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私の気持ちを書くのは今はまだ控えさせていただいて、決まってることを。

ファンボメルの古巣であるフォルトゥナ・シタルトが、エールディヴィジ昇格を賭けたプレーオフから敗退したら、本日14日にPSVと親善試合をするという予定がありました。
はたしてこのたびその通りになったので(トホホ)、予定通り試合が行われることになりました。なんでも、フォルトゥナの財政援助のためにファンボメルが企画したチャリティーマッチであるようです。バイエルン時代にも同様の試合がありましたよね。
それにしてもそんなに何回もファンボメルに助けてもらって、フォルトゥナももうちょっとしっかりしいや、という気もなきにしもあらず(苦笑)。
ところが、このたびのファンボメルの引退を受け、フォルトゥナ側が、どうせならもっと偉大な演出で我がレジェンドをねぎらいたい、との意向で(???)、試合は20日(たぶん)に延期になったそうです。

さらに。
来る7月19日(推定)に、引退記念試合を行う、と。以前ファンホーイドンクが暴露したアレです。
どういう趣向か不明ですが、たぶんファンボメルの元チームメイトたち対PSV、というカタチになるんではないかと。イブラヒモヴィッチ、チアゴ・シウバ、シュヴァインシュタイガー、バトシュトゥバー、リベリ、ロッベンを招待したらしいです。他はまだヒミツ。忙しいだろうけどみんな来てねー。 

ファンボメルは監督養成コース「Trainer/Coach 1(TC1)」というのを受けることになるそうです。2と3は既に取得済み。とか言われても内容はサッパリですが、ファンニステルローイとオーイェルも受講することになるそうです。

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他の選手のリアクション少々。

ファンボメル引退発表後のストロートマンのつぶやき…。
「キャリアで20以上のタイトルを獲得。ひとことで十分だ。リスペクト!」
#付きのタグは、ファンボメルの所属したクラブの略称です。

「僕はあと1年いっしょにプレーしたかったよ。本当に残念だ。僕が言えることはただ、彼に対して大きな敬意を持っているということだ」

ヴァテルマン
「(退場後のロッカールームで)引退について話をした。彼の意思は固かった。俺はまだ説得しようとしたんだけど…。大事なのは彼が辞めることじゃない、彼が素晴らしいキャリアを持っているということだ」

バウマ
「マルクとはフォルトゥナ、PSV、Jongそしてオランイェと長い間いっしょにやってきた。僕にとって全てが素晴らしい経験だ。彼は本物の勝者だ。彼のおかげで僕たちは2位になれたんだ」
「実は僕はロッカールームでの告白を聞いてないんだ。インタビューをしていたからね。通路を歩いていると、選手たちの大きな拍手が聞こえた。マルクのためなんだな、と思ったよ」 

アドフォカート
「マルクは、自分の身体が何が出来るのかをじゅうぶんにわかっている。彼がいつ辞めることを言ってきたかって?難しい質問だね。数日前だ。彼が最後の2つのホームゲームの後、悩んだことは理解できる。彼は情が深いからね」

メルテンス
「正式には知らなかったけれど、そんな予感はしていた。名残惜しいよ」
「退場した後、ファンボメルがロッカールームにやって来た。僕は交代していたから先にそこにいた。交代選手や怪我をした選手が何人かいた。彼は引退する、と言った。レッドカードでお別れなんて、まるでジネディーヌ・ジダンだ、と。僕たちは残るように説得しようとした。僕は本当に来年も彼にここにいて欲しかったんだ」「だけど彼の決断だ。今僕らは、彼の素晴らしいキャリアを祝福するよ」

 
 


2 コメント

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本当に ()
2013-05-14 15:14:18
記事ありがとうございます。
ついったーの方も見ています。感想言い出すときりがないので、今は控えます。
チームメイトやアドフォカートの談話もいいですね。

>引退記念試合←もしネット配信があれば、頑張って深夜でも観ようと本気で考え始めています。
では又です。
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> 梢さん (コリアンダー)
2013-05-15 00:34:43
いろいろ補足しましたので、よろしければご覧くださいませ。
覚悟していたつもりだったのに、全然ダメですね。まるで実感なくて。移籍の時とは全然違います(当たり前だ)。悲しいとか寂しいより、なんだかポカーン(゜д゜ )としています。
おぉ、ついにネット観戦の領域に足を踏み入れたのですね!無事に配信してくれるといいですね・・・。カーンとはスケールが段違いですから心配です(汗)
いや、いっそ現地まで見に行っちゃう?なんだったらご一緒しますか?(^m^)
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