38節：ミラン対ノヴァーラ

ワタシの中では未だにエア卒業式グラッチェミラン祭り継続中でして、気持ちの整理がまったくついてないというのに、今日にもファンボメルのPSV入団発表が行われる見込みなのであまりぐずぐずしてもいられず、何をどう書いたらいいのかわからないまま、とっ散らかった状態で見切り更新なのであります。

いっやー、マンＣの奇跡のロスタイム大逆転＆優勝にはたまげましたね！マンＣサポの皆さんは本気で腰が抜けたんじゃないでしょうか。ともあれ、おめでとうございます。
と、マンＣほどではありませんが、ゆうべはミランも、クラブの歴史に刻まれるであろう、素晴らしい劇的な試合になりました。

12年5月13日　セリエＡ 第38節　ＡＣミラン ２－１ ノヴァーラ・カルチョ

これがワタシが描く最後のミランのフォメ図になるかも知れません。

交代：フラミニ（10ボアテンク）、インザーギ（67カッサーノ）、ネスタ（81アクイラーニ）
サブ：ローマ、ノチェリーノ、エル・シャーラウィ、ロビーニョ

得点：ガルシア（20）、フラミニ（56）、インザーギ（82）
カード：■ アクイラーニ

この試合を最後に退団する選手たちをずらり並べたフォーメーションです。（ローマは除く）
途中出場したインザーギはミラン通算300試合目を達成したそうです＼(^∀^)／限られた人にしか作れない偉大な記録です。おめでとう！

ぶーぶー文句を言いましたが、ファンボメルは腰の具合がよくないとかで欠場だったようです。なんだ、そういうことなら先に言ってよんもう、と納得すると共に、まだ痛いのかフィジカル大丈夫なのかEURO出場に支障はないか(((゜Д゜;)))と別の心配が。

 
くつろいだ表情。談笑してる相手は誰だろな。

何はなくともぅー！

ピッポ――――――――――！！！！！！！！！！

ピッポ――――――――――！！！！！！！！！！

なんと！なんと！なんと！最後の試合で、逆転決勝ゴール！
もちろん、敵が空気を読んで決めさせてくれたらくらくゴールじゃありませんよ！
出て来たＧＫをかわす狭いコースを突いた、鮮やかで、そして美しく優雅なスーパーゴールでした。

さらに～！

そのシュート。ネスタ！ガットゥーゾ！セードルフ！と、ミランを去るレジェンデたちがパスをつないで決めたものでした。
こんなことってあるのでしょうか。
さすがのワタシも感激のあまり鳥肌が立ちそうに…。

ミランにとってはいつまでも忘れられない、とても大切な、美しい試合になりました。
素晴らしい瞬間に、はじっこながら立ち会えたことに感謝感激しております。

そんな幸せな思い出を置き土産にして、彼らはそれぞれの場所へ旅立ちます。
以下、涙涙の胸キュンフォト

試合が終わったら、ファンにシーズンありがとうの挨拶をするべく、全選手たちが家族と共にピッチに登場。

（アンブロジーニ）

（チアゴ・シウバ）

それぞれのコドモたちがみんなかわいらしくて見てるだけでモエーモエー(´∀｀)なのですが、ファンボメルは手ぶら、じゃないわ、一人でした。先にオランダに帰しちゃってるのかも知れませんが、ミランでは、家族をスタンドに連れて来ることが殆どありませんでしたね…。
まずネスタ、インザーギ、ガットゥーゾがファンに別れの挨拶を。

泣いてる…

イケメンはあくまでクールに

 
「俺たちゃ死ぬまでフォルツァミラン！」

その後、ザンブロッタ、ファンボメル、ローマがなんとなーく挨拶。

大号泣。

また泣いてる…

胸いっぱいです…。
もっといっしょにやりたかった。仲間でありたかった。でもこれがサッカー、なのですね。
このシーズンオフには、監督になるための講習を受けるらしいガットゥーゾです。いつの日か、お互いを率いるチームで対戦できたらいいですね。
それがファンボメル監督のバイエルン対ガットゥーゾ監督のミランだったら最高なんだけど…（夢見るだけならタダ）

「リーノ好きだ～。離したくないんだぜ～（涙）」「（アヒャ(゜∀゜;)）」
名残惜しそうにいつまでもギューしてましたが、ボメの片想い感まんまんです(^_^;)

論より動画。
試合後のお別れセレモニー（その１）（その２）

というわけでちょっとざっくりし過ぎました。
今シーズンの感想とかミランに対する感謝の気持ちとか書きたいのですが、いかんせん今日はいつにもましてひどい寝不足でして、文章書くアタマが働かないので、また後で…。
って、だからそんなモタモタしてるうちにＰＳＶの入団会見とか代表チーム集合とか、サッカーはどんどん先に進んで行くんだけど～～（汗）
（ちなみにドイツ代表の一部の選手はもう集合してますが、全然追えん…）

おまけ
 
ヒラリと軽やかに。ネスタ只今参上！

この人も最後の試合でゴールを決めたらしいです。偉大なるバンディエラたちに惜しみない賞賛を…

パパガッツ～～～！！！！！これはヤバい！ハートを射抜かれる！

・・・・・・。
ところで、辞めるもんだとみんなが普通に思っていたセードルフはどーなった。この日は特に退団選手としては扱われず、本人はシレッと「これからクラブと話し合う」とかのたもうてるらしいですが。いいから残っちゃいなよ

ミラン散る

壮絶な戦いの果てに。

インテル ４－２ ミラン

さすがに心が折れました…。とてもつらいです。

想いを込め過ぎると、こんな風に、うまく行かなかった時の感情のコントロールが難しいんだから、心の準備をしっかりしておくべきなんだろうと思っていたのですが。
もともと、ミランも、ＰＳＶも、きわめて可能性の低いミッションではありました。だけど、どうしても、やる前から「どうせダメなんだから、負けてもがっかりしないようにしよう」と思うことができなかったのです。損な性格だわ…

やり残したことがあまりに多い。
だけどファンボメルは、このままミランを去るつもりなのでしょうか。
まあ、ワタシと違って、バイエルンの時とは違って、今回は準備はしっかり出来てるんだろうから、きっと予定通り、ことを進めるんでしょう…。
自分の決めたことはいつだって後悔しない人だから。そこがカッコいいんだけど、でも…。

夢の続きはどこで見る？

なんだかスカスカになってしまって、申し訳ありませんがバイエルンの試合をすぐに見る気になれません。
この試合も、ケルン戦の話も、ずっと後になるかも知れませんが、どうかご了承ください…

36節：ミラン対アタランタ

「俺はここにいるぜ」
 

ベンチ外と知って観戦モチベーションダダ下がり、ＴＶで見れる貴重な機会がまた減った…と、しょんぼりモードのワタシのために（うそ）超絶スマイルで元気づけてくれたファンボメルでございます。
大事なことを決定した後の、スッキリした笑顔にも見えますよね・・・。

12年5月2日　セリエＡ 第36節　ＡＣミラン ２－０ アタランタＢＣ

交代：ロビーニョ（68カッサーノ）、フラミニ（73ボアテンク）、ガットゥーゾ（77アンブロジーニ）
サブ：アメリア、ジェペス、ボネーラ、マキシ・ロペス

得点：ムンタリ（9）、ロビーニョ（90+2）
カード：なし

予定通りミランは来シーズン用のホームユニを着用して出場しました。こんな感じ

ムンタリ（前）

ムンタリ（後ろ）

ひそひそ。「ちょっどうする？言う？黙っとく？」「言うべきでしょやっぱ」

「おいこら！パンツ下がってるぞ！」
　　

メクセス的には襟を立てるのがこだわりの着こなし

結局ファンボメルがこのユニフォームに袖を通すことはなかったわけだ…。
まぁそんなわけで、まるでテンションが上がらないので、録画したものを時々倍速再生しながら（こらっ）ダラダラと流し見ておりましたのです。

変なダンス…はさておき、

ミランがアグレッシブに調子よくやってたのは最初の10分間だけ。さっさとゴールを決めた後は毎度のごとくまったりてれてれ。
２～３回大きなピンチやチャンスはありましたが基本的に大きな動きもなく、もはや週末の大一番、ミラノダービーを見据え省エネモード。
采配も（怪我はとっくに治ってるのにさっぱり出場機会がないことに不満を表明、退団が濃厚な）フラミニを記念出場させたり、ガットゥーゾやロビーニョをならし出場させたりと、なんとものんびりしたものでした。ユヴェントスに食らいつくためにはひとつも負けられない戦いがそこにはある！という緊張感は皆無でした。

しかし突如、場内が大きな歓声に沸き立ってから、雰囲気が一変。 
同時刻で行われていた試合で、ユヴェントスがブッフォンのミスで失点し、ドローに追いつかれた、というスコアが会場モニターに映し出されたのでした。
途端に勇気りんりん元気百倍、猛然とアタックするミラン。
ついに、またも試合終了寸前のロスタイムに、ロビーニョが２点目をゲット！イブラの爆裂シュートをＧＫがはじいたものをヘディングで流し込んだものでした。
だからその勢いをもっと早いうちにだな…。しかし、ちょっとしたことでコロッと元気になるところはかわいらしくもある。

近過ぎてピントが合わない。

こんな状態でした。

そしてそのまま試合終了！残り２試合でユヴェントスと１ポイント差に詰め寄りました！
もしミランがこの試合に負けてユヴェントスが引き分け以上だったら、この日にユヴェントスの優勝が決まってしまっていたかも知れなかったところ、ここに来て、まさかの逆転優勝に望みがつながりました！
はかない望みではありますが、何が起こるかわからないのがサッカーなのだ！俺たちはまだ生きている！最後までけっしてあきらめないぞ！行くぜミラノダービー！

ヒゲモサブラザース。

それにしても、試合後のミラン関係者たちの、「すごい試合やってのけた」感にじませるリアクションは…。最初の10分と最後の10分以外、試合自体はつまんなかったし、盛り上がったのはユヴェントスがヘタ打ったおかげなんですけどね(^_^;)。ま、そこもご愛敬ではあります。

35節：シエナ対ミラン

ファンボメルのＰＳＶ復帰のニュースには少しばかり(´・ω・｀)ショボーンしております。
いや、ＰＳＶがどうとかいうことではなく、むしろ、求められて歓迎されて愛する古巣へ帰還するのだから、本人のために嬉しく思ってはいるのです。
しかしいかんせんとにかく何にせよ、今後ＴＶで試合が見れないということが…○|￣|＿
オリバー・カーン伝説のラストイヤーもしんどい思いをしましたが、マルク・ファンボメルの伝説のラストイヤーはさらにしんどいことになりそうな・・・。

ＶＩからの記事をアプした後二度寝をしたのですが、さっそく、ＰＳＶで練習見学している夢を見てしまいました(^^ゞ。何故かロッベンもいたので「もういっそバイエルンなんかやめちゃってここに来たらいーじゃん！」と声をかけたら（←もちろん日本語で）「それは出来ん」と言われました。
今日いちにち、ファンボメルのことで頭がいっぱいでした。
というか、来シーズンからの試合観戦＆情報収集どうしよう（汗）と言っても、具体的に調べ物をしたり計画を立てるでもなく、ただオロオロするか、あるいは
どこかのＣＳチャンネルで「ＰＳＶ ＴＶ」をやらないものかとか、Ｊスポさんがエールディヴィジの放送枠を拡大しないものかとか（ＶＶＶ＆フィテッセ＆ユトレヒト固定でも、対戦カードを必ず放送してくれればかなり見れる！それに、今でもＪスポさんはトッパーなど重要な試合は放送してくれることがあるし、年間9～10試合ぐらいはイケるんじゃね？とか皮算用）、と、アリエンことをボ～ッと妄想してみたり。

そんな風に、あくまで自分の都合しか考えないダメファンです・・・。

12年4月29日　セリエＡ 第35節　ＡＣシエナ １－４ ＡＣミラン

交代：アクイラーニ（60ムンタリ）、ノチェリーノ（75ガットゥーゾ）、エル・シャーラウィ（80ボアテンク）
サブ：アメーリア、メクセス、アントニーニ、マキシ・ロペス

得点：カッサーノ（26）、イブラヒモヴィッチ（29）、ボグダニ（86）、ノチェリーノ（90）、イブラヒモヴィッチ（90+4）
カード：■ テルツィ、デル・グロッソ、ガットゥーゾ、ファン・ボメル

 

このタックルで、当然ファンボメルにはイエローが出たわけですが。

無茶なおんぶ攻撃の末に二人でひっくり返ってしまいますが、転びながらすでに笑っているファンボメル

「あっははははは、ダメだこりゃ」転ばされたブリエンツァも苦笑いするしかありませんでした。ってゆーかさりげなく腕枕してもらってうらやま（略）

楽しんだもん勝ち！

あ～これからも、そんな風にピッチで楽しんでいるファンボメルを沢山見たいお…。ネットじゃダメなんだってー。それでも見れないよりはずっとましですが。

じゃなくて(゜∀゜;) すぐ話がそれる。ナニゲに動揺してるんです、スミマセン。

ファンボメル、久々に90分フル出場！プレーもまずまず！少しずつ調子を取り戻してきた印象です。質もそうですが、90分プレーできるコンディションに戻ったらしいことが嬉しいです。それでも膝や腰に手を当ててる仕草をしているところを見ると、ドキッとしてしまいますが…

 かっちょエエ～！

ついにガットゥーゾと夢の共演！今シーズン最初にして、もしかしたらミランのファンボメルにとっては最後かも知れません。
二度と見れないかも知れないとあきらめかけたこともありましたが、また二人が同時にピッチに立つ日が来るとは…。とても嬉しかったです。まぁ、大したからみはありませんでしたけど。

カッサーノ完全復活！（と、その背後でそっと手を握るボメとイブラ）
元気いっぱいに走り回り大活躍、イブラとの抜群のコンビネーションでもってなんと１ゴール２アシスト！
スクデットをミランの手元に戻すには時期が遅かったかも知れませんが、とにかくカッサーノの復活は、ガットゥーゾともども、心から嬉しいです。彼も今シーズン中は見れないかも、と思っていたので…

 

ゴールを決め、「命の恩人」タヴァーナ医師に感謝のハグ。（と、その背後で監督と打ち合わせるファンボメル）

 
ウットリしとる。

 
イイ感じ♪

ドッピエッタのイブラですが、まだ復調とは言い難い感じです。９割方カッサーノのおかげ。それでも、一瞬でザックリ決めてしまう力はさすがとしか言いようがなく、驚嘆しきりですが。
ともあれ、これでイブラヒモヴィッチはリーグでの得点を26にし、もちろん得点王街道まっしぐら＆自身のリーグ記録も更新したそうですよ！おめでとう！＼(^∀^)／目指せ怒涛の30得点！←言うだけタダ

全体的に省エネモードのミラン。まったりしているツケが回ったのか

あ～あ失点…。なんて悲しそうな表情なんだ。その負けず嫌いなところがスキ いや、ファンボメルに失点の責任はありませんよっ（汗）

しかしそこからのミランが凄かった！しょぼくれたりずるずる引き下がったりせず、猛然と攻め立て、さらなるゴールを渇望！
その勢いをもっと早くからやっておけばだな。…いや、言うまい。

そして

ノチェリーノぉーーーーー！！！
独力で相手DFを華麗にかわして決めたスーパーゴール！ミドルだけじゃないんだぜ、ヒゲ面からは想像できない（？）こんなテクニカルなのも決めちゃうんだもんね！！

さらにミランは、カッサーノのスーパーアシストからイブラが４点目を決めてその瞬間に試合終了。
終わってみればスコア的には快勝、いろいろと、ワタシにとってもミランにとっても、いいこといっぱいの試合でした。

と、ひたる間もなく。早くも本日は36節アタランタ戦です。なんでこの終盤に来て過密日程やねん。
ミランのファンボメルもあと３試合。なるべくTVで見たいのですが、アンブロジーニがメンバー復帰ということで、ベンチメンバーの予想をしているメディアも…。
いや、全部見たいと思うのは勝手なファン心理。贅沢はじゅうじゅう承知です。もっとつらい気持ちでいる方たちは沢山いることでしょうし、それを思うと心が痛みます。ピッポとかピッポとかピッポとか…。

そしてこの試合で、例の、来シーズン用の新ホームユニを着用するそうです。
しかしこうなった今となっては、ユニフォームも選手補強も、来シーズンの話はがぜんよそ事、ワタシには関係ない話題になってしまいました。
デザインがダサかろうがクールだろうが、どうせファンボメルがレギュラーシーズンで着ることはないんだし…。とか…。
むしろPSVの補強計画やユニフォームの方が気になりますよ…。 

 
「つれない奴だぜ」

33節：ミラン対ジェノア

何をかくそう、ミランも来シーズンの新しいホームユニを発表していたのですが

シャツをパンツにINするだけでどうしてこうもダサくなる…。ユニフォーム自体は、…むーん。クラシカルね、ということで…。やっぱり昨シーズンの方がよかったなぁ。スクデットは付いてなかったけど。
ユニフォームのプロモ動画にファンボメルが一瞬映ったりしてるので、よろしければミラン公式のYouTubeチャンネルでご覧下さい～

さて
あのバイエルンのCL準決勝の直前に行われた試合です。
ファンボメルは前節よりも早い時間での途中交代（涙）、勝ち点３をゲットしたということだけが全てで他に何も言うことはない試合内容だったので、もう結果だけ。

14日に行われるはずだったのですが、ご存じ、不幸な出来事があったため、延期になった分の試合です。

12年4月25日　セリエＡ 第33節　ＡＣミラン １－０ ジェノアＣＦＣ

交代：カッサーノ（50エル・シャーラウィ）、ボアテンク（50ファン・ボメル）、マキシ・ロペス（80アントニーニ）
サブ：アメリア、アクイラーニ、メスバー、ガットゥーゾ

得点：ボアテンク（86）
カード：■■ ヤンコヴィッチ（72）　■ アバーテ、ジェペス、ムンタリ、モレッティ

よく仕切ってはいましたが、平々凡々、まったくもって地味なパフォーマンスだったファンボメル

本日のみどころ

ボアテンクが恥骨炎から復帰！そしてゴール！

絶不調イブラ、ボールではなく相手選手をゴールにぶちこむ(^_^;)

以上。

34節：ミラン対ボローニャ

バースデーゴールどころか。

12年4月22日　セリエＡ 第34節　ＡＣミラン １－１ ボローニャＦＣ

 
交代：カッサーノ（56セードルフ）、エマヌエルソン（69アントニーニ）、アクイラーニ（73ファン・ボメル）
サブ：アメリア、ジェペス、ガットゥーゾ、マキシ・ロペス

得点：ラミレス（26）、イブラヒモヴィッチ（90）
カード：■ ■ ボネーラ（84）　■ ノチェリーノ、ペレス、タイデル

ミスから失点。
味方はこれを帳消しにしてくれるゴールを決めてくれず、（攻撃参加を許されていないので）ラームのように自分自身で取り返すこともできず。
あわや負けるところ。73分に交代退場。
ぎりぎりのところでイブラが同点ゴールを決めてくれましたが、時間が遅すぎました。ドローなんて意味がない。勝たなければいけない試合でした。

マルク・ファンボメル、最悪のバースデー。

……。
今日いちにち、ひとりボメボメ誕生日祭りをして浮かれていた自分がこっぱずかしいです。
本当に、もう少しで泣きそうになりました（ワタシが）。

ファンボメル本人はシレッと落ち着いていて、失点シーン以外はさすがのパフォーマンスで、ミスの少ないプレーだったと思いましたが…。ただのファンのひいき目かも知れません。
言い訳ですね。どんなに素晴らしいプレーをしても、たった1回、失点につながる致命的なミスをしては意味がありません。
交代させられたのは懲罰的なものではなく（それだったら後半早々に替えられていたはず）、戦術的なものだったと思いたい…。ですが…調子悪かった時と同じパターンだから、やっぱり…。

アッレグリ監督からは特にファンボメルをかばうコメントは出ず。当たり前か…。そしてミラン公式facebookのファンボメルの写真に、ユーザーからのイジワルコメントが並んでるのを見て、また泣きそうに。

今頃苦虫かみつぶしたような顔でむっつりしてるかも知れません。
これがきっかけでユヴェントスとのゲーム差が開いて、スクデットを逃してしまったら、どう責任を取ったらいいの…。
あと5試合。試合に出させてもらえるのかどうかすら。
復帰して活躍して勝利して、やっぱりミランにはファンボメルが必要だ！と認識させて、本人も、俺まだミランで全然やれるんじゃね？で契約延長ウマー!(゜∀゜)のもくろみがモロモロと崩れてゆく…（涙）

 

（後で削除されるかも知れません）
試合前のロッカールームでのファンボメル他。この時に戻りたい…

33節は延期

4月14日、イタリア・セリエＢにて、リヴォルノのピエルマリノ・モロジーニ選手が試合中に倒れ（おそらく心臓発作）、病院に搬送されましたが、すぐに死亡が確認されました。

この事態を受け、選手はじめイタリアサッカー関係者たちの動揺を考慮し、今節開催予定のセリエＡ・セリエＢ、すべての試合が中止、延期が決定されました。
公式発表はまだありませんが、延期分はおそらく来週のミッドウィークに開催されるのではないかと見られています。

ミラン対ジェノア戦も、スタメンも発表されて準備万端でしたが、キックオフ直前で中止が決定。

1ヶ月ぶりにスタメンで復帰する予定だったファンボメル。
「Het grijpt je natuurlijk aan」（Telegraaf）
文章がシンプルすぎて却ってよくわかりませんが、「（試合中止は）当然の措置である」的な意味だと推測します。

ガッリアーニ（Goal.com日本語版）
「最悪の知らせだ。言葉がない。死と向き合うとき、サッカーについて話すことはできない」

ロビーニョ（Twitterより）
「仕事仲間の死に、選手たちはとても悲しんでいる。それで試合は延期になった」

ケヴィンプリンス・ボアテンク（Twitterより）
「安らかに、ピエルマリノ・モロジーニ（泣きマーク）」

メルケル（facebookより）
「こんな悲しい日に、試合を行わないというのは正しい決断です。ピエルマリノ・モロジーニの死にショックを受けています。安らかに。彼の家族と友人にお見舞い申し上げます」

エマヌエルソン（facebookより）
「今日のことはとても悲しいニュースだ。R.I.Pモロジーニ」

エル・シャーラウィ（facebook＆Twitterより）
「言葉もありません。僕の心は悲しみでいっぱいです。チャオ、ピエルマリノ！安らかに」

　
事態発生時の状況についてはこちら　
セリエＢの選手が試合中に倒れて死亡　全試合が延期に（Gazzetta.it-livedoorスポーツ）

モロジーニ選手のプロフィールについてはこちら　
悲劇に倒れたモロジーニ選手、若かりし頃に両親も他界（Gazzetta.it-livedoorスポーツ）

警察車両が障害になり、救急車の到着を遅らせた、とも言われています。救命措置に問題はなかったのかどうか、後を絶たないサッカー関係者の心臓発作事故に対してこのままでいいのか、今後どう対処していくのか、大いに議論がなされることでしょう。

モロジーニ選手の御冥福を心よりお祈りします。 

32節：キエーヴォ対ミラン

（↓ミランのことを「ＡＣミラン」と書いてる以上、対戦相手のことも「ＡＣホニャララ」等でないとバランス悪いかしら、と思った次第）

12年4月10日　セリエＡ 第32節　ＡＣキエーヴォ・ヴェローナ ０－１ ＡＣミラン

交代：エル・シャーラウィ（62ガットゥーゾ）、エマヌエルソン（68ロビーニョ）、ストラッサー（87セードルフ）
サブ：アメリア、メクセス、マキシ・ロペス、カッサーノ

得点：ムンタリ（8）
カード：■ サンマルコ、ダニエッリ、サルド、ペリッシエル、ムンタリ、ザンブロッタ

出場停止／アンブロジーニ、アクイラーニ、ボネーラ
故障／チアゴ・シウバ、ファン・ボメル、アバーテ、ボアテンク、アントニーニ、パト、メスバー（？） （ローマもだっけ？）

あまりの多さに、自虐的に欠場者リストとか書いてみたけど、多すぎてワケわからん。間違ってるかも。めんどくさいから次はないかも知れません(^^ゞ

いやはやいやはや。まさに満身創痍。とてつもないメンバーと応急処置気味の布陣でもって、ミラン、なんとかかんとか勝ちましたわ。
王者の風格ゼロ！ヨロヨロしたパフォーマンスで、特に前半は痛々しくて、もう見ちゃおれん！（∋_∈）と、顔を覆った指のすき間からのぞくような心境で見つめていましたよ。
後半はだいぶ落ち着きを取り戻しましたね。それでも最後の最後までどうなるかわからず、ハラハラさせられっぱなしでした。
ゴール決められたーギャー！(゜□゜;)と思ったらオフサイドで命拾い～～（冷汗）、というのがこの試合のラストプレーとは、なんと象徴的な…

しかし、終わってみれば実に久しぶりの無失点勝利！勝つ喜び！(T∀T) みんな良く頑張ったぞー！愛すべきチキンハートたち！
これで自信を取り戻してくれるといいんだけど・・・

スコアこそシブいですが、ネタとエピソードは満載でした

 

ガットゥーゾ、スタメン出場！しかもキャプテン！

胸キュン…

試合後のコメントより（ミラン公式）
「とても疲れているし、脹脛がパンパンで悲鳴を上げているよ。」
こんなに長い間プレーするのは今シーズン初めてでした。お疲れさま。

ムンタリスーパーゴール！ネットも裂けよとばかりの超・弾丸ミドル！

試合中に水虫がうずいたアッビアーティ（大うそ）

ルパン三世！(゜∀゜)

冗談はさておき、大丈夫だったんでしょうかね。最後までプレーしてましたけど。指の骨が折れたかと…（汗）

今季初スタメン！18歳のかわいこちゃんデ・シリオ。前半はミス連発でしたが、このシーンでは解説の三浦さんが、よくぞシュートコースを消した！「ＤＦにとってすごく大事なことだと思います」とホメてくれましたよ。

「ミニ・インザーギ」と期待されている逸材ながら修行に出されているパロスキも活躍。 

オフサイドをアピったその手にボールが当たったからってハンド取られちゃたまんないっす(>_<)。
さいわい、オフサイドのジャッジが正しく下って助かりましたけど。 

 （←恐いのでちょっと小さく）
ジェペス流血！(((゜д゜;)))
時間はロスタイム。すぐにピッチに戻って、ティッシュかなんかで血を押さえながらプレーする男気にシビれたワ！

そして最大のネタはなんといっても。
話題沸騰！ボールボーイにユニフォームを拒否られるムンタリ。そんなぁ…

動画（SPORT MEDIASET。激重。YouTubeとかにもアプされてます）

そんなこんなで、
あきらめないで最後まで勝利を信じて戦おう！という元気が出た試合でした(^-^)

[追記]ムンタリのユニフォームを拒否ったちびっこについて、こんなほっこり後日談が出てました（「ムンタリのユニフォームを拒絶？キエーヴォが説明」）。ま、信じることにしましょうよ。

31節：ミラン対フィオレンティーナ

12年4月7日　セリエＡ 第31節　ＡＣミラン １－２ ＡＣＦフィオレンティーナ

 
交代：アクイラーニ（53アンブロジーニ）、ロビーニョ（62エマヌエルソン）、カッサーノ（82ザンブロッタ）
サブ：アメリア、ジェペス、ガットゥーゾ、エル・シャーラウィ

得点：イブラヒモヴィッチ（31ＰＫ）、ヨヴェティッチ（47）、アマウーリ（89）
カード：■ アンブロジーニ、ボネーラ、アクイラーニ、パスカル、ナスタシッチ、ボルツ、デ・シルヴェストリ

てなわけで順位表

ついに首位陥落。

もちろんまだたったの1ポイント差ではあります。最後まで絶対にあきらめてはいけません。
ですが、傷つきながら転びながらヨロヨロと、長い長い時間をかけてやっとたどりついた首位の座を、あとたった7試合で取り戻せるのだろうか…。
今のユヴェントスは負ける気はしないし、今のミランは勝てる気がしない。

もう誰がどこをどんな風に痛めているのかcheckするのも追いつけないぐらいの大量の故障者、それに伴う出場選手の疲労の問題も大きいですが、それ以上に、CL敗退のショックが尾を引いているように見えました。 

 
ムンタリ大暴れ。

 
彼はベンチで戦っていますbyピッポ下田氏。

 
「次の手はどうしたもんかな？リーノ」「うむ」

しかし、お先真っ暗なミランですがこんなポジティブなニュースも！復活祭前日についに彼が復活！

 

お帰りカッサーノ！
短い時間だったけど、ドリブル突破を図ったりＰＡですっ転んでＰＫをゲットしようとしたり、元気にアッピールしてましたね。嬉しいぞ！離脱前のキレのあるパフォーマンスが戻る日が待ち遠しい・・・

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ハァそれにしても。
そんなミランは早くも今晩キエーボ戦なのですが、ファンボメルはまたも復帰できず…（涙）
とうとう離脱1ヶ月目に突入してしまいました。
いちおう、おとといのトレーニングでは通常のグループトレーニングに参加した、というニュースも出たのですが。
最終調整前のアッレグリ監督のコメント（ミラン公式より）
「ファン・ボメルはチームトレーニングに合流したが、これが復帰して最初のトレーニングだった。彼がどういう状態にあるか、しっかりと確認する必要がある。」
・・・・・・。
アンブロジーニ、アクイラーニが累積警告で出停なので、強引に出させるかもと思いましたが、やっぱり無理をさせられない状態だったんでしょうか…。
念の為のリスク回避ということなら良いのです。痛みが再発してしまったとかじゃないといいけど…。
うあーー、もう、今すぐミラネッロに飛んで腰をもんであげたい気持ちでいっぱいです（←ヤメレ）(T△T)。
こんなに怪我ばっかりするんなら、恐くて来年もミランに置いておけん、家族のこともあるし、本人がオランダの方がのびのびプレーできると言うんなら、やっぱりその方が…とか、思ってしまうよ…。
嗚呼でもファンボメルには欧州レベルの一流選手として（反論無用！キリッ(｀・ω・´)）まだまだ、熱いハイレベルな挑戦を続けてもらいたいという思いが…。ジレンマ～
あと何試合、ミランでのファンボメルを見れるのか、このままTVで見れないネットの向こう側の世界に行ってしまうのか、EUROに間に合うのか、間に合ったとしても試合勘は大丈夫なのかとか、不安におののく日々であります。

いかん！しょもない愚痴を書いたらまた文章が長くなった！（汗）

パトどうするよ

というわけで、バルセロナ戦でわずか14分間だけ出場したパトでございます。
プレーしても大丈夫だ、というお墨付きをもらったのにまた痛めた、ということで、この異常事態はもはや「ミステリー」なのだそうです。

ミランのパト、故障再発により今シーズン絶望も（スポーツナビ）

なんとゆーか…。
ワタシはGazzettaもとってないし（どっちにしろイタリア語は読めないけどね！）、このメッセマンという人物のキャラクターも知りませんし、どうゆうニュアンスで発言したのかはわかりません。
気持ちはわかる。わかるけどー。やっぱり。アンタがさじ投げちゃおしめぇーよー！(>_<)

ミランからの公式声明
　
「ACミランは、アレシャンドレ・パトの抱えている筋肉の問題を一刻も早く解決するために全力を尽くすことを決意しています。
診断や治療でさまざまなオプションがあり、パトは最終的にはベストな状態で戻ってきてくれるでしょう。
パトはさらに強くなってすぐに戻ってきます。」

（↑引用文だということがわかるような貼りつけ方をまだ把握してません（汗））

この声明の意味するところはよくわかりませんが…。移籍市場で売りに出すようなことはせず、ちゃんと面倒みますよ、ということなんですかね？

すぐに戻ってきます、でもいいんだけど。もちろん、それにこしたことはないんだけど。
なんでしょうどうでしょう、ここはハラをくくって、１～２年ほどかけて体質改善した方がいいんじゃないのかなー？
筋肉を太くすると言うか丈夫にするとか。そういうメソッドがあるならね。
パトは入団時から10kgぐらい体重が増えたらしいですぜ、という声もチラ聞きました。それが原因のひとつなら、そういうことも含めて。

ミランにそんな余裕があるんかいな、と思いますが、そこはまあ、会長の入り婿みたいなもんですから、だいじょぶでしょ？ 
そして、そんなに長い間耐えられるかどうかというのは、本人の問題です。
言うてもまだたったの22歳、やり直す時間はいっぱいあるさ。（ワタシは間に合わないだろうけど）ファンも待っててくれるよ。
なんにせよ、1ヶ月休んで10分間プレーして、というのを繰り返すよりはよっぽどマシなんじゃー？

アスリート経験も医学知識もなくミラン事情もわかってないニワカがてきとうなことを思いつきで言ってます。
ファンタジックな妄想ですので、てきとうにスルーしてくださいね。
わかったようなクチ利くんじゃないよ、というつっこみはナシでヨロシク(^^ゞ 

もっとも、本当にそんな素晴らしいリハビリプログラムがイイ感じで進行したとしても、植毛じじぃ名誉会長が横やり入れてぶち壊す可能性も大いにあるけどね！