Mia san Basti.
この使い方が正しいのかどうかはわかりませんが、ワタシにとってバイエルンのスローガン「Mia san mia」の「mia(俺たち)」は「FCバイエルン」のことです。「Mia san mia」は「バイエルンはバイエルンだ」という意味です。
「Mia san Basti」を、「Danke Basti」と同じ意味で使ってる人もいるようですが、ワタシの場合は違います。
「バイエルンはバスティ、バスティはバイエルン」
なのであります。
バイエルンの象徴だったシュヴァインシュタイガーへの果てしない惜別の気持ちと、彼を手放したクラブへの恨みの気持ちを込めております。
もう決まってしまったことなので、我々ファンとしては、この事態を受け入れるかどうかしか、選択の余地はありません。
まだまだ受け入れられないワタシは気安くダンケやアレスグーテは言えません。それは「さよなら」だから。
というわけで
ドイツ代表がW杯で優勝したちょうど1年後、ついにマンチェスター・ユナイテッドの一員になったシュヴァインシュタイガーです。
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わぁあ!なんだこの違和感!コスプレにしか見えない…
この感覚、以前にも経験したことがあります。
もわわ~ん(回想)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/5c/d02f923af2545f8c10f0e70f2c9df250.jpg)
初めてミランのユニを着たファンボメル。この時ワタシは「ぐあー」と、エアではなく、リアルで頭を抱えてうめいたものでした。そして「コスプレ…」と思ったのでした。
いや、冗談だけではなく。このたびのシュヴァインンシュタイガーの退団・移籍は、ワタシにとって、いろいろな面でファンボメルを思い出す、そしてファンボメル以来の悲劇なのであります。
「俺たちのキャプテンがチームを去ったファンボメルの時と全く同じだ」とつぶやいている誰か(一般の人)もいましたよ。
さて
どうしてシュヴァインシュタイガーが17年間ものバイエルンでの選手生活を捨ててマンUに行くことになったのか、ワタシなりに考えてみました。
シュバのカノジョはご存じ、世界的なプロテニスプレーヤーのアナ・イヴァノヴィッチです。
外国人の恋人が世界を股にかけて頑張ってる姿に刺激を受け、グローバリズムに目覚めたというか、自分もドイツを飛び出して、新しい世界に挑戦したい!という気持ちがわき上がっていたであろうことは想像できます。
そこへ持ってきて
グアルディオラが就任してからというもの、(怪我のせいもありましたが)いまいちうまく行かず、契約条件や試合での起用法など、自分は監督orクラブに信頼されていないんではないか、と感じていたところに、かつての上司が指揮するクラブから好条件のオファー…。しかもマンチェスターユナイテッド!
そりゃーもう。いつ行くの、今でしょ!
…古いとか死語とか言われても、バスティアンにとってはまさに最後のチャンス、天命、だったのかも知れません。
だから気持ちはわかるような気がするんです。
笑って送り出すことはむずかしいけれど、本人の意思を尊重しなければならない、シュバの挑戦を応援しなければならない、と思っています。
バイエルンサポとしては悲しいとか残念なんてもんじゃありません。とてもとてもここで書き表すことは出来ないぐらい、深い失望を感じています。
シュバは「僕の決断を理解して欲しい」と言いましたが、ならばアナタも、サポの気持ちを理解してよね、と思います。
バカンスなんか無視してもっと早くに決めて、ゼーベナーにもちゃんと顔を出して、チームプレゼンの日に自分の口から直接ファンに挨拶をしてくれれば、素敵なお別れができたはずよ…。
・・・。
シュヴァインシュタイガーがプロデビューした時、すごい才能ありそうな選手だ!(゜∀゜)と、目を奪われました。そして人柄の良さも知るにつけ、すぐに大好きになりました。
プロデビューから引退まで見届けられるのは、なんと幸せなことよ、と思っていました。
だからこれからもシュバ個人のことは応援し続けるつもりであります。
もっともファンボメルやファンブイテンほどの気持ちはないので、頑張って情報収集したり全試合観戦!とまでは行きませんが…。無理しなくていい範囲でてきとーに。blogに情報をアプすることはあまりしないと思いますが、どーなるか…。
しかし残念ながら、シュバがプレミアで成功する絵がどうしても見えないんです~。
不安しかありません。
怪我ばっかりするんじゃないか、あまり役に立たなくてサポーターからいじめられるんじゃないか、えげつないエゲレスメディアに疲れ果てるんじゃないか、ファンハールに干されるんじゃないか、監督が変わったら適応できないんじゃないか、格下のクラブへ放出されるんじゃないか、悪い遊びを覚えたりタトゥー彫ったりするんじゃないか・・・・・・。
だからもう、ひたすら、サッカーの神様、どうか御加護を…(T人T)と祈っております。根っからの心配性なので…(苦笑)
失敗したと思ったら、恥ずかしいとか思わずに帰って来ておくれ。よそのクラブに行ってはいかん。
だからバイエルンも、引退したら、とか言わずに、いつでもシュバのためにドアを開けておいて欲しいの…。
バスティアン・シュヴァインシュタイガーは未来永劫俺たちのフースバルゴット。
こんなに大切な人を、よりによって、ファンハールやマンUに託すのが悔しいやら情けないやら。
とりあえずマンU、およびそのサポーター、ファンハール、ペップに言いたい。
ハーグリーブスと同じ目に遭ったら、オマエら一生呪ってやるからな!!!(逆恨み上等!)
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というわけでシュバ本人のことはいいんですが、あとに残ったバイエルンに対するワタシの気持ちは…。。
チームは監督のものだから、どんなにワケわからんくてもスットコでも一切任せるのがバイエルン。
その懐の深さは悪いことではないのだけど…
もうこれ以上ペップにバイエルンがぶっ壊れされるのを見たくない。たとえ1月にリーグ優勝決めてCLとポカールで無双して3冠獲ったとしても、心のどこかで虚しさを感じることになりそう。
ぶっちゃけ、戦力的にはそんなに深刻なマイナスにはならないと思います。ローデの成長やアロンソ、ハビマルの復調に期待したいです。
だけど心の面では…。失われつつあるMia san miaは…。
もうここはラーム、ミュラー、ノイアーが中心になって守り抜いて欲しい、と切に願います。
おまけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/e7/c9ce135f8dd8bf9cf1346e73cbb3e06d.jpg)
(via @juanmata8)
さっそくマンUメンバーと共にアメリカツアーに帯同。やっぱり違和感…(涙)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/9d/3e50b15e01148008438a479b076a7df8.jpg)
シュヴァインシュタイガーや同日に加入したシュナイデルラン、もちろんデパイ、移籍の噂が絶えないデヘアの名前も…。
って、ディマリアは?????(画像にはいるのに…)
まだ気持ちもまとまってないのに、思いつくまま書きなぐったので、読みづらい文章になってしまいました。
それでも最後までご覧いただいた方、ありがとうございました m(__)m