ファンボメル惜別祭り開催中です。
昨日(14日・火曜日)AD紙に掲載されたファンボメルのインタビューです。
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2枚のイエローカードはまったくの偶然ではなかったのですか?
マルク・ファンボメル:どういう意味?意図的な行動だったってこと?
そうです。もしくは半分だけ意識して。このように。くそぅ、でも俺は自分のスタイルでやるんだぜ。
ファンボメル:いや、全然違うよ。直後の僕の反応を見てくれたと思うけど。僕はショックを受けたんだよ。一度に全てのことが僕の頭を打ちつけたんだ。僕のキャリア。瞬間。こんなことを考えた:うっわー、ありえねー。この期に及んでまたこれだよ(nou krijg ik het weer allemaal over me heen.直訳:今俺は全てをまるっと取り戻す)。くだらないことを!
退いた「その翌日」はどうでしたか?突然「元」プロサッカー選手になったことはどんな風に感じましたか?
ファンボメル:沢山の言葉から選ぶとすれば、ほっとした、というのが大きい。どっちにしろ今日はPSVはフリーの日だったんだ。子供を学校に送って、それから僕たちの新しい家の建設(現場?)をちょこっと見に行ったよ。火曜日にはトレーニングがあって、金曜日にはGemertとの練習試合がある。人工芝だし、少し膝の様子を見てみるけど、基本的にはプレーする。僕は元選手だけど、まだ働かなくてはならないんだ。
あなたがフィリップ・コクーに、辞めることについて尋ねることはなかったというのは本当ですか?
ファンボメル:ああ、それについて話したことはない。そんな必要はないからだ。フィリップは彼自身のキャリアの終わりに経験している。彼が決断したことを、もはや監督が変えることは出来なかった。リスペクトのひとつのあり方として見ることもできる。たぶん彼は僕自身で決めて欲しかったと思う。
ほっとしているファンボメルの表情。ボサボサ・・・
サイトにはこれだけしか出てませんが、きっと本紙にはもっと沢山載ってるはずです・・・。
「てにをは」が不明です。ファンボメルがコクーに引退について聞かなかったのか、コクーがファンボメルに聞かなかったのか。
とりあえず自動翻訳通りに作文しましたが、どちらにしても、それについて話をすることはなかった、というのは確かなようです。
あえて何も聞かないのがお互いを尊重するひとつのあり方、クールな大人の関係ということなんでしょうか。ステキですね。
ってゆーか、例の豪邸はまだ建築中だったの?!元の所有者とモメてるとかなんとかいう話が出たのは一体いつのことだった。解決に時間かかっちゃったんですかねぇ…(想像です)
さてそんなコクーですが、試合翌日の13日、正式に来季からのPSV監督就任の発表がありました。
かっこいいなあ。すっきりスマートでスーツも似合う。ファンボメルもこんな風になってくれなくては…。
なんだかんだ言ってファーバーコーチも留任。そしてコクーの右隣にいるのは、新しく就任したもう一人のアシスタントコーチ、ファンデルヴェールデンです。それにしてもコーチ陣はなんとなくみんな似たようなたたずまい…(^^;)
会見でコクーがファンボメルに関してこんな風に語りました。
「トップで長年やってきた後、キャリアにピリオドを打つことはマルクにとって厳しい決断だった。(もう一年プレーを続けて欲しいと願う)サポーターのおかげで彼は本当に悩んで、(決断を)さらに難しくした。明らかにPSVは経験豊富なひとりの選手を失う。だが最終的にクラブは彼から監督として恩恵を受けることになるだろう。ファーストチームの監督に就くことができるアカデミーを受けることで、間違いなくクラブの長期的な視野に入るからね」
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ということで、公式戦は終わったものの、まだシーズンアウトはしていないPSV。ファンボメルのインタビューにもある通り、金曜日(17日)にVV Gemertというチームと練習試合です。