暇人のぼやき

四十路を越えた廃ゲーマーの徒然日記。

二週目やって初めて見えることもある。

2017-10-25 21:45:23 | ゲーム
さて、閃2がエラー落ちして、セーブデータから再開しようとしたら、ノルド編突入直前のデータしか残っていなかった。
……ノルド終わらせて、レグラム終わらせて、バリアハートまで、だと……?!
泣けるぜー。こう、スタンバイモードは怖いな。セーブしないで継続できる便利機能なモンだからついついセーブを忘れてしまう……。
まぁ、あれだ、ノルドの場合、馬を入手するまでの移動がかったるいんだよなぁ。



さて、今日で4回目となった閃4に向けての大推測祭り。
今日は本丸、ギリアス=オズボーンの目的方面に切り込んでいこう。

とりあえず、今までの予想が長すぎたので、簡単な要約をこのようにまとめてみた。

・鬼の力:「巨イナル一」の力が大本。リィンへはオズボーンの心臓を介して、一部が流れ込んできている形。
・騎神:焔の聖獣を核に作られた「巨イナル一」の力の器。
・起動者:最終的に騎神の核に取り込まれることで騎神というシステムを完成させるパーツ。戦術殻のような関係性。
・オリビエ:アルノールと魔女の混血。マクバーンが感じた妙な力は魔女由来。
・ミュゼ:オリビエとも違う結論を描く。両親を失ってからアストライア入学までの3年間に何かあった?
・結社の実験:神機になにがしかの力を宿すことができるかの実証。「巨イナル一」が第一候補だが、エネルギー総量を考えると聖獣の可能性も。キーはハーメルでのルトガーの行為。
・セドリック:黒の工房がなにか仕組んだ結果こうなった。グノーシスくらいならかわいいもの。
・第二形態:騎神と鬼の力が同調することで解放されるバージョンアップ版、あるいはヴァリマールだけの特殊な設定。もしかすると、単純にリィンが他のに遅れてなっただけの可能性?

と、8つほど予想を立ててみた。
この前提を踏まえて、オズボーンの半生と合わせて目的を推測したい。
……と言いつつもオズボーンの今回の目的自体はごくごくありきたりな上に不明瞭な結論しか出ないの。本編はその後の妄想の方。


空の軌跡以前。この辺は時系列曖昧なので、若干前後する。
・オズボーン生誕。中田さんの声で産声を上げる。
・テオ=シュバルツァーと仲良くなる。
・嫁さん、ゲットだぜ。
・軍の中で平民出身として頭角を現す。ヴァンダイクやオーラフからの覚えよし。
・肩身の狭かった貴族派軍人が白面のおっさんにそそのかされ、ハーメルの悲劇を引き起こす。ついでにこいつもやってしまえとその直前にオズボーン宅に突撃晩ご飯をかます。
・嫁さんを失い、リィンも心臓付近に角材が刺さって虫の息、というか死ねる。オズボーン、自分の心臓を6歳のリィンに移植することを決意。明らかにサイズ違いですが……。
・その後テオにリィンを預け、失踪。百日戦役末期になって再登場、戦争を終結へと導く。(3ヶ月間の失踪期間については不明)
・戦争終結の手腕を買われ、宰相に。この頃から貴族派を押さえ込み鉄血宰相と呼ばれるようになる。

空の軌跡の頃(閃3からすると4年前)
・結社からの情報リークにより、空の至宝登場に合わせ、リベールを侵略しようと企てる。(未遂)

零・閃1の頃
・いろいろ暗躍し、内戦の時期を調整する。
・心臓をぶち抜かれて内戦勃発。

碧・閃2~閃3の頃
・実は生きてたほい。黒の工房を手中に収め、幻焔計画を強奪。
・その後、クロスベル・ノーザンブリアを併合。
・帝国内の制度をいろいろ変える。貴族達は困って頭を抱える。
・結社の計画奪還を妨害するためルトガーやジークフリートを活用。
・結局は結社と手を結んで呪いの完成を目指す。
・アッシュ、やらかす。
・黒き聖杯が起動。
・リィン、やらかす。
・帝国全土で呪いの影響とおぼしき現象が発生。


とまぁ、ダイジェストでまとめてみる。
事実列挙だとほんとに動機すら見えてこない不思議。

まず、完全にマスクされている事柄を上げていこう。
・起動者となったタイミング
・人間やめた時期
・嫁さんの素性。美人かどうか、これ重要。
・結社とつながりを持った時期。
・黒の史書を読んだ時期。
たいていは時期的なモノが不明瞭で核心に至れないというなんともクソ忌々しいシナリオだぜ。

じゃあ、まずは帝国を混乱に陥れてでも完遂したい計画、その動機からだよな。
オズボーンの人生において最大の転機といえば、やはり嫁さんを失い、リィンが死にかけた一件。
この後の3ヶ月間で“何か”を知り、決意した。そう考えるのが妥当と言えば妥当。
とすれば、ここで何を知ったのか。おそらくこの時期に黒の史書に触れたのだろう。
プレイヤー側で把握できているのは「巨いなる黄昏」の発生までだが、おそらく皇家の持つ原本にはその先があるのだろう。
皇帝は黒の史書通りに物事が進み、その先に起きるであろう未来に絶望し、その対応をオズボーンに任せている。
とすれば、動機は間違いなく黒の史書にある結末だろう。次回予告などにもあるように、大元のシナリオとして「クソッタレな御伽話」という言葉もあるので、黄昏の結果“何か”が起こる。
その結末を回避するのがオズボーンの動機であり、最終的な目的だろう。

その何かというのは具体的な情報がほぼゼロなので、推測も立てられないが、少なくとも閃シリーズまでにオズボーンが起こしたのはそれを防ぐための手段を手に入れるのが目的となるだろう。

その手段が「巨イナル一」であり、より鍛え上げられた“鋼”を成すこと。
「巨イナル一」=鋼は騎神に分かたれた「力」と帝国に残る「呪い」の二面性があり、おそらくどちらか一方では完全な「鋼」たり得ないのだろう。
とすれば、呪いを完成させ、力を寄り鍛え上げた完全なる「鋼」こそがその“何か”を防ぐ手段になるのだろう。

結局のところ一連の動き自体は「鋼」を手に入れる、その一手に尽きると思うのだが、最終的にそれをどうするか、そこが見えないから謎っぽくなってるのかなぁ。

というわけで一つめくら撃ちのような黒の史書にかかれたその“何か”を推測してみよう。
結局その結末については、「皇帝が絶望した」という事実しかないのでどんなことが起こるのかは本当に神(シナリオライター)のみぞ知る、なのではっはっは、馬鹿みたいな妄想で片しておいてちょうだい。

「皇帝が絶望した」ということは、まず並大抵のことではないだろうと思うんだよね。
共和国の侵略や結社の暗躍による国家体制の崩壊とか。そんなレベルではないだろう。
とすれば何か、ほぼ確実に“世界”が崩壊するような事象が書かれているものと思われる。
大陸東の不毛地帯の拡大、ノーザンブリアの塩の杭、そういった要素も踏まえると、塩の杭のような避けがたい滅びの事象が発生するのだろう。
この辺までは一点推測としてはたいていの人が思い浮かべることだと思う。

で、オズボーンはこの呪いさえも利用して戦争を引き起こし、何がしたいのか。何を防ぎたいのか。
結論から言ってしまえば、大崩壊クラスの災厄から帝国を守るための結界を張ることが最終的な目的じゃなかろうか。

クロスベル独立宣言時にクロスベルに張られた列車砲をも防ぐ結界。何者も侵入させず、零の至宝に支えられた結界を帝国全土に張り巡らし、降りかかる災厄からの盾としようとしたのではないだろうか。
内戦による霊脈の活性化、呪いの完成による赤いプレロマ草の発生、それによる帝国全土の異界化から始まる帝国を覆う結界の構築。
呼び水として、クロスベルの異界化を促す鐘も帝国本土に運び込まれており、東のクロスベル、南のハーメル、北のノーザンブリアやノルド、西のオルディスというある種特異点とも言えるポイントが四方にある。
そこを起点とした結界を張るための下準備が閃シリーズでの一連の出来事。

クロスベルがジオフロントを活用して霊脈の制御を行ったように、帝国はプレロマ草と鉄道網を利用してそれを制御しようとしたのではなかろうか。
各地で行った地質調査(プレロマ草を用いた実験)も霊脈の影響を調べるのと、状態を見るためと思えばなんとなくそれっぽいでしょ?
ルトガーが結社の神機を破壊したのも、その場で霊子を吸い上げられると、この結界を張るのに不都合だから、と思えばなんとなくつながるし。
女神でさえも干渉できないほどの強固さを持つ呪い、それと対になる力で張られた結界ならばそんじょそこらの影響は防いじゃいそうだろ?

さて、こんな妄想をしてみた。
こうすると意外とオズボーンが悪いやつじゃなく見えてしまう不思議。まぁ、やってることは外道だが、どちらかというと信念の人間に見えて完全な悪っぽくなくなるよね。


とはいえ、ほぼ根拠ゼロの推測なのでほんとにオズボーンがそんなにいいヤツかと言われると……意外と子煩悩のパパさんの側面あるしなぁ。端々に見えるリィンを気にかける様子とかも伏線というのなら、相当なモンだと思うぜ。


さて、.hack発売まであと1週間。もう1回だけこの推測祭りをして、軌跡シリーズはとりあえずおいておきます。

次回、半分はお遊び結末予想。
ほんとにお遊びです。
コメント
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