長ジュンです
家から芝居の稽古場に向かう途中に、
大きなお庭に、こんもりと木々が茂った家がありました。
とても広いお庭で、木々の陰でその奥の建物が良く見えないくらい葉もおい茂っていました。
いつもその脇を通ると、木の香りや鳥の声がして、
緑や自然に触れることができてうれしい路でした。
子どものころの故郷の香りがして懐かしい感じのする場所でもありました。
ところが、ちょっと前に稽古場に向かうときにその場所を通りかかってビックリ。
あんなに生い茂っていた木がすっかり切られて、
広い庭ががらんとして、今まで木の陰に見えていた和風の建物が丸裸になったように見えました。
裸になった庭に、太い切り株がいくつも見えて、とても寂しくなりました。
(お屋敷の持ち主の方は、今まであのお庭を維持するのはとても大変だったと思いますが・・・)
町の中から、また緑がなくなってしまいました。