中野笑理子のブログ

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隣の有名人

2018年10月11日 | 日記
電車に乗って座った時、隣に座る人の顔なんて余程のことがない限り見ることはありません。
今日も今日とて電車に乗っての帰り道、今日発売の文春のページを繰っていると、隣に座る男性が見ているiPadに、とある漫才師の方の写真が大きく映っているのが目に入りました。
ファンなのかな~と、顔はそのまま目だけを横目にして窺うと、なんとご本人!
かつて大ブレイクされ、今も現役でご活躍されている、某漫才師の方でした。

文春を読む体を装いながら盗み見ますと、なるほどお洒落というのか、奇抜というほどではないけれど堅気には見えないファッションで、やっぱり他の一般人の乗客と違うと言えば違う。
けれども通路を挟んで向かい側に座る乗客を見ると、誰も気づいていないのか皆、至って普通なのです。

もう一度確認してみましたが、やっぱりご本人です。
乗換駅も同じで、誰か気づかないかなとチラチラ見ていましたが、見事に誰も気づいていないのです。
誰か早く、気づいて騒いであげて!
と念じる間にも降りる駅に到着し、そのまま下車してしまったのでした。

以前も南千里に住んでいた頃、堺筋本町で乗り換えた地下鉄で座ったら、隣に今は亡きテントさんが座っていらっしゃったことがありました。
ファンでしたので何か言いたいけれど何と声をかけて良いのかわからずドキドキしているうちにテントさんは天六で下車され、あぁ~もう~と自分のヘタレ加減に嫌気がさしたのでありました。

梅地下を歩いていたら前から真っ白なお顔の人が歩いて来るので、そのあまりの白さに目で追うと浜村淳さんだったとか、考えてみると他にも有名人の方との遭遇は少なからずありました。
じっと見ていると、向こうから笑顔で気さくに話しかけて下さったのは、俳優の藤田まことさんでした。

こういう時に相手の負担にならず、サッと気持ちの良い一言が言えるようになりたいと思いながら幾霜星、未だに何も言えないのです。
関西のおばちゃんは有名人を見ると、バシバシ肩を叩きながら話しかけると思われているようですが、決してそんな人ばかりではありません。
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