思うがままに

Step by Step

ぼやっとした朝

2006-08-28 | ひとりごと
ハードスケジュールの仕事がやっと一段落した
辛かった、苦しかった、精神的にも肉体的にも…
金曜日に全ての仕事を終わらせて土日は妻と日帰り温泉(まるで老人?、でも結構若い人も多いけど…)でリフレッシュ!という筋書きは脆くも崩れてしまい、昨日の15:00頃まで仕事を引きずってしまった
妻はとっくに呆れ返っていた
「この土日も仕事やね!?」
「うん・・・」と元気のない声で答えた

こんな会話は私が小学生の頃からあった
ある夏休みに「○○くん!プールへ行かへん?」と近所の幼友達がよく誘ってくれた
「あかんねん 家の仕事を手伝わんと…」
何度もこの言葉をその友達に言った記憶がある
そして、いつしかそんな会話もなくなってしまった

あの頃、子供ながらに「なんで、いつも仕事ばかりさせるん!?」と母親に言ったことがあった
父親は怖かったので、そんな反抗的な言葉は口に出せなかった
そう、小さい時から仕事ばかりさせられた
仕事は夕食後も続いたことがあった
仕事を手伝ったあと、宿題や勉強をやった
学校の成績はトップクラスで学校の先生からも褒められた
県の優良児として表彰も受けた
母親は「小さい時から苦労しときなさい きっと大きくなったらそれが生かされる時がくるからね」というのが口癖だった
国立のとある学校にも入学できた
帰ってからも仕事、夕食後も仕事、そして勉強
そんな毎日が私の青春時代を占領した

そんな環境で育った私は、時が過ぎて「こんな人間」になってしまった

「今日は仕事しないぞ!」

いや、できない
頭は既に ぼやっと している