Both Sides Now and The Circle Game -- Joni Mitchell
ジョニ・ミッチェルの歌は、彼女の名前を知らないうちから既に聴いていて、耳に馴染んでおりました。
高校時代だったかと思います。ジュディ・コリンズの「青春の光と影」とバフィー・セント・メリーの「サークル・ゲーム」がその歌でした。
どちらもラジオでよくかかっていて、当時流行していた洋楽の歌でした。「サークル・ゲーム」は映画「いちご白書」の主題歌でした。
映画の内容は既に忘れてしまいましたが、当時、映画と言えば格調高い名画とともに「いちご白書」や「イージーライダー」、「俺たちに明日はない」とか「明日に向かって撃て」などベトナム戦争の反動というか、そういった流れの映画もよく出てきた時代でした。
映画のヒットとともに主題歌がヒットしたりしました。「イージーライダー」では、ステッペンウルフの「Born To Be Wild(ワイルドで行こう)」が流行りましたね。その他、たくさんの曲が挿入されて、洋楽に触れる機会にもなりました。今思うとこの映画には、ザ・バンドの「ザ・ウェイト」も入っていたかもしれません。
「イージーライダー」を観て、バイクに乗って風を切って自由に走ったら、どんなに気持ちがいいのかな? なんて考えたりしたものです。
大学に上がり、シンガー&ソングライターに興味を持つようになり、それらの歌がジョニ・ミッチェルの歌であることを知りましたが、彼女の歌自体は、知っている歌があったりしたせいか、逆にあまり聴いたことがありませんでした。
彼女が才女だということといろいろなミュージシャンと次々に浮き名を流したというのが音楽雑誌に書いてあり、小生が知った当時のお相手はジェームス・テイラーではなかったかと記憶しています。
しかし、話がそれてしまいましたが、彼女の歌もギターも実にかっこいいですね!
CS&Nのデビッド・クロスビーともいい仲になったことがあったかと思いますが、そのCSN&Yでは、彼女が書いた「ウッドストック」が有名です。大好きでしたので、彼女自身のピアノの弾き語りの動画を追加いたします。
Joni Mitchell ~ Woodstock
彼女について、今にして思えば、男性遍歴と言えばあまり良く聞こえませんが、その才能ゆえに男性に縛られず自由に生きていきたいという人なんだという気がします。
その後、彼女の音楽はジャズへと傾倒していくのですが、今こうしてあらためて彼女を聴いてみて、その才能の豊かさを感じますので、その後の彼女の歌なども機会があれば聴いてみたいと思います。