Tony Joe White-- Ain't Goin Down This Time
小生が学生だったその昔、スワンプ・ミュージックと呼ばれたアーシーなサウンドがありました。
その代表格の一人にこのトニー・ジョー・ホワイトがおり、小生も好きで何枚か彼のLPレコードを未だに持っています。
高校生の時に、エルビス・プレスリーの「エルビス・オン・ステージ」という話題の映画が上映されていて、友人と見に行ったことがありました。
歌もステージ・アクションもカッコ良く、未だにその映画の模様は鮮明に記憶しておりますが、「ポーク・サラダ・アニー」という歌も歌っておりましたが、後で作者はこのトニー・ジョー・ホワイトだったことを知りました。
小生が知っている学生時代に親しんだサウンドは、スワンプ・サウンドそのもので、泥臭く、それがまた彼の魅力となっていたのですが、この曲は、それからすれば、だいぶ洗練されたものになっています。
しかし、その憂いを秘めたヴォーカルとメロディーは、やはり〃トニー・ジョー〃と、ニヤリとさせられるものがありました。