Eight-Door Memories

~ 〃歌探し人〃 takaboh のブログ ~         ※コメントは、管理者の承認後に表示されます。

ゴードン・ライトフット

2014-11-17 13:11:06 | フォーキー


  Gordon Lightfoot - If You Could Read My Mind ('74)

 今日は、「カナダの吟遊詩人」と称される国民的シンガー、ゴードン・ライトフットの76歳のバースデーです。

 アメリカン・フォーク・ファンの間では、最初はイアンとシルビアやPPMによりカヴァーされた「Early Morning Rain(朝の雨)」や「フォー・ラヴィン・ミー」の作者として知られておりましたが、一般的に知られるようになったのは、1974の「サンダウン」のヒットからです。

 「サンダウン」は、日本でもヒットし、学生時代、FMなどでもよくかかっていて、小生もシングル盤を購入したりしたものでした。



 「サンダウン」のヒットは、バーバンク・サウンドとして有名だったレニー・ワロンカーを中心としたスタッフで制作され、カナダのみならず世界中にゴードン・ライトフットの名を知らしめました。

 さて、この曲は、サンダウンのヒットで有名になったので、二匹目のドジョウということで、1970年にリリースされた6枚目のアルバム「Sit Down Young Stranger」からのシングル・カットで、邦題「心に秘めた想い」として発売されましたが、小生は好きな曲ですが、日本ではそれほどヒットしなかったように思います。



 ゴードン・ライトフットは多くのアーティストから尊敬され、曲はジャンルと問わずに多くカヴァーされ、レジェンド的存在で、今でもこうして元気で歌っています

 これからも元気で長生きをして下さい。
 

ジョン・メイヤー

2014-10-20 17:12:32 | フォーキー



  John Mayer AMAZING Bob Dylan Cover "Don't Think Twice, It's Alright" Hotel Cafe 1/8/11

 この歌は、学生時代、ボブ・ディランのオリジナルを聴いていて、どうしようもなく涙が出てしまったりした思い出がある歌で、メロディの素晴らしさとディランのアコギとハープが魅力の曲でした。

 名曲ゆえに数多くのアーティストによりカヴァーされていますが、今でも誰かカヴァーしていないかと気になってしまう曲です。

 今回、エリック・クラプトンのバックでギターを弾いていたというくらいしか知らなかったジョン・メイヤーがカヴァーしたこの動画を見つけました。

 ギターもいいのですが、歌もなかなか聴かせてくれ、いいなと思いました。

 以前も少し書いたことがありましたが、この曲はディランが先輩フォーク歌手のポール・クレイトンの次の歌を拝借したらしいのです。その曲をYou-Tubeで見つけましたので、取り上げて見ます。



  Paul Clayton - Who's Gonna Buy You Ribbons (When I'm Gone)

 なるほどそっくりですよね。この件でポール・クレイトンとの間で権利関係のトラブルがあったようですが、結局ポールのほうも本人の曲も原曲がトラッドだったこともあって、ディランの主張に折れたようです。真偽は分かりませんが、お金で解決したとか・・・。

 それらの経緯はどうあれ、この歌の価値が下がるわけではなく、ディランならではの名曲に変わりはありません。

 これからもいろいろな若いアーティストに歌い継がれていって欲しい歌です。


ポール・サイモン

2014-10-13 15:59:57 | フォーキー



  The House Carpenter Song, Live 1964, Paul Simon

 今日は、今なお新しい音楽を創造し、歌い続けるポール・サイモンの73歳のバースデーです。おめでとうございます。

 小生がポール・サイモンを偉大なアーティストだと思うようになったのは、正直、ここ数年前のことです。

 以前の彼を知っていたのは、アルバム「Still Crazy After All These Years」までのことで、それ以後は、音楽から離れていたこともあり、その後のことはまるで知りませんでした。

 S&Gの再結成でセントラル・パーク・コンサートとかは聴いておりましたが、その他は話題として、「グレース・ランド」は名作だとかは聞いておりましたが、アフリカ音楽を取り入れていると言われてもピンと来るものがなかったという感じでした。

 母が亡くなって、三回忌を済ませた6年くらい前に、一応長男としての責任も果たしたので、これからは好きなことをさせてもらってもいいんじゃないかと思うようになり、またギターや音楽を始めようと思った次第でした。

 それで地域の音楽情報をネットで調べるようになり、地元の八戸市にサーモン&ガーリックというバンドがあるということを知り、聴きに行ったのがそもそもの始まりでした。

 サーモン&ガーリックは、その名前のとおりサイモン&ガーファンクルの歌を聴かせてくれたり、昔の洋楽を演奏してくれるので好きになり、よく聴きに出かけたものでした。

 そのうちに自分でも何とか演奏してみたいと思うようになり、S&Gに挑戦した次第でした。そうしているうちにS&Gファンの間では、全国的に有名なイッシー&バッシーさんとも知り合うことができたり、音楽を通していろいろな友人ができ、高校の同期生のPinebridgeさんとも巡り会った次第でした。

 その当時、手にしたのがポール・サイモンの幻のソロ・アルバム「ソングブック」でした。このアルバムは一度リリースされたことがあったようですが、ポールの希望により発売中止となり、ずっと日の目を見なかったものがやっと再発されたというような形のアルバムでした。

 これはポールが、S&Gのデビュー・アルバムが不発に終わり、傷心のうちにイギリスに渡ったポールが録音したものでした。小生的には、ポールのギターのみによるこのアルバムが素晴らしく好きになり、S&Gではなく、シンガー&ソングライターとしてのポール・サイモンに興味を持つきっかけになりました。

 その後、「グレイスランド」をはじめ、その後のソロ・アルバムやS&G時代のアルバムもあらためて聴くようになり、彼の偉大さを知った次第でした。今では、小生の中ではディランをも凌ぐレジェンド的存在です。

 前置きが長くなりましたが、この動画は、イギリス時代のライブで、50年前のものです。このあたりの彼は、この歌はスコットランドのトラッドですが、ウディ・ガスリーやトム・パクストン、イアン・キャンベルの歌などフォーク的な歌をまだよく歌っていた頃でした。

 この後、「サウンド・オブ・サイレンス」のフォーク・ロック・ヴァージョンがアメリカでヒットし、彼のサクセス・ストーリーが始まるわけですが、この動画に「For Kathy」とあり、イギリス時代の恋人、キャシーへの想いが感じられます。

 当時、日本はというと、東京オリンピックが開催された年にあたるんですね!

 これからも健康に気をつけて、素晴らしい音楽を聴かせて下さい。




ナンシー・グリフィス

2014-10-03 20:33:13 | フォーキー

 Nancy Griffith with Emmylou Harris - Across The Great Divide



 ナンシー・グリフィス、小生と同い年のはずですが、彼女はキュートな感じだったので、素敵な可愛いおばあちゃんになっていることと思います。

 さて、この詩は、ケイト・ウルフの名曲ですが、残念ながらケイトがデビューした70年代後半から、好きだった70年代前半のS&WのサウンドがAOR系やロック系に変わっていくに従い、小生は音楽から離れてしまったあたりなので、名前は知っていましたが、ここ10年くらい前までほとんど聴いたことがありませんでした。

 しかし、彼女の歌を聴くと80年代によくもこのような70年代のようなサウンドがあったと思うようなフォーキー・サウンドで、少なからず驚きました。

 もし当時、彼女を聴いていれば、きっと今でも思い入れのあるファンの一人になっていたのではないかと思います。

 このナンシー・グリフィスのこの歌(邦題「ロッキーを越えて」)を聴き、ケイト・ウルフはいい歌を書いていたことを知りました。オリジナルを聴いたのは、ごく最近のことです。何度聴いても、やはり心に残るいい歌です。

 このライブは、バックがエミルー・ハリスのコーラス、特にフランク・クリスチャンとニナ・ガーバーのギターは最高ですね!

 ニナは、ケイトのバックを務めていた素晴らしい女性ギタリストです。また、フランクのギターも音質からフレーズからあらためて素晴らしいと思いました。

 やはりフォーク系の歌は、性に合うというか、あらためていいと感じました。



 ケイト・ウルフは、残念ながら急性白血病で、1986年に亡くなり、活躍の期間は長くはありませんでしたが、心に残る歌を残してくれました。

 そういうことで、最後にケイトのご冥福を祈りながら、彼女のデビュー・アルバムに入っていたオリジナルをお届けしたいと思います。

 

ジョフ&エイモス

2014-09-26 16:36:33 | フォーキー



  Geoff & Amos Live in Osaka "Small Town Talk"


 まずは、ブログがOCNのブログ人のサービス停止に伴い、やむなくこちらへ移転することになりました。今度は、こちらで宜しくお願いいたします。


 この曲、ボビー・チャールズの名曲で、多くのアーティストにカヴァーされています。かの伝説のロック喫茶、ブラックホームの小冊子の名前にもなった曲名ですが、ボビーが亡き今、生で聴きたいとすれば、やはりこの二人のパフォーマンスでしょうか。


ボビー・チャールズ
クリエーター情報なし
ワーナーミュージック・ジャパン


 エイモス・ギャレットは、マリア・マルダーのアルバムのバックで知ったギタリストでした。「真夜中のオアシス」でみせたような、都会的、ジャジー、ファンキー、ムーディーというような変幻自在なギタリストをそれまで聴いたことがなかったので、彼のフレーズは衝撃でした。


 ジョフ・マルダーは、ジム・クエスキン・ジャグ・バンド、ジョフ&マリア、ソロと以前より継続してずっと好きなアーティストです。度々、来日もされていますが、まだ機会がありません。


 小生が学生だった時代は、年配の方は分かるかと思いますが、来日する外国のアーティストのことを「外タレ」と呼んでいた時代で、今のようにコアなアーティストが、日本によく来るというのはありませんでした。


 田舎にいると上京してライブを観に行くというのは、仕事もありましたし、そうそうできることではなく、小生がこれまでに観たのは、ロビーとリチャードが抜けたザ・バンドとセクションがバック・バンドのキャロル・キング&ジェームス・テイラーの2回だけです。


 ブラックホークが無くなった後は、築地にあった鈴木カツさんがやっていた「エニィ・オールド・タイム」に出張の際などに通っておりました。その店名もマリア・マルダーのデビュー・アルバムに入っていたジミー・ロジャーズの曲名で、馴染みのお店でしたが、今はもうありません。寂しい限りです。


 機会があったら行ってみたいと思っていたライブ・ハウス「バック・イン・タウン」は、キャロル・キング&ジェームス・テイラーのライブの後に立ち寄ったら、既に閉店の準備をしていて、入ることができませんでした。


 もし、小生のような好みの者が上京した際、ライブハウスでもロック喫茶でもどこかお薦めのお店でもあれば、どなたか教えて下さい。m(_ _)m


 移転して最初の書き込みでしたが、何か支離滅裂になってしまいました。gooブログのこともまだよく分かっておりません。逐次、修正していきますので、重ねまして宜しくお願いいたします。