平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

3石プリメインアンプの基板実装

2022-02-09 13:56:00 | アンプ製作と修理
色々と考えた挙げ句、最終的に図のような実装となりました。電源ターミナルからプリ・アンプへの+35Vは1.2kΩ/2Wの抵抗で電圧を少し下げる。実際に何ボルトになるかは作ってみないと (_ _;)


電源電圧35V÷(7.5kΩ+可変抵抗)×220Ω=ゲート電圧
可変抵抗を1.5KΩにした場合、35÷9000×220=0.85V=2SJ76/2SK213のゲート電圧


メインアンプのバイアスは、プラスマイナス電源から7.5kΩ+可変抵抗で、パワーMOSのゲート電圧が0.8V~1Vになるように調整します。取り付け時のトリマー(可変抵抗)は1kΩにしてありますが、これも中出力MOSに流す電流次第で変化します。中出力MOSは20mAも流せば十分ではないかと。出力のゼロボルトもトリマーで追い込みます (^_^;)

ここからは基板のパーツ実装。ヒートシンクに中出力MOSを取り付ける際、ブッシュを嵌めると剥き出しの金属部分(ドレインと同じ)と取り付けネジが接触しません。ヒートシンクにはタップが切ってあるので、3mmφのボルトだけで締まります。ナットを使わなくて良いから楽 (^^ゞ


取り付けネジはONKYOのパワートランジスタに使われていたもの

ヒートシンクに中出力MOSを取り付けて気がついたのですが、このヒートシンクはネジ穴の位置が悪く、スペーサーで持ち上げないと使えません。


真鍮の六角スペーサー(オス・メス)5mmを使った
結構硬いからレンチで締めた







裏側はプラネジのスペーサー二枚重ねでネジが締まった

基板裏を見ればわかりますが、ヒートシンク固定のネジが1本だけ違います。これはオス・メスの5mmが3個しかなく、仕方なくメス・メス、要するに貫通しているスペーサーを長いボルトに通して代用した結果です。姦通ではありませんぞ (^m^;)




手前の紫がかった青い大きな抵抗が1.2kΩ/2w

今回のアンプはパーツが少ないですが、初段のドレイン同士を繋ぐジャンパー線も基本的に必要ありません。ピンアサインの違う石を使うときだけ必要になります。シンプルで作りやすいので、早く組み立てたいところ。なお、この基板のままで中出力MOSの代わりに大出力のパワーMOSも使えます。ヒートシンクは大きくなりますが (;^ω^)
コメント (6)
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