平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

第88回 日本ダービー

2021-05-27 15:16:28 | 競馬
今年のダービーは皐月賞馬エフフォーリア一強と目されていましたが、桜花賞2着のサトノレイナスが参戦。ウオッカ以来の牝馬の勝利なるか?アーモンドアイの国枝調教師とルメールコンビが里見オーナーを説得。勝算あっての強気に見えます (・Θ・;)

しかし、ダービーはスローペースが多い特殊なレースです。インベタの先行馬が粘って馬券に絡む。一昨年のロジャーバローズのように、人気薄を利して2番手から勝つケースもある。前に行けない弱気の騎手では勝負にならない。

ところが、NHKマイルカップでスタート直後に落馬したバスラットレオンが逃げ宣言して他陣営を牽制。G2とは言え、マイルのニュージーランドトロフィーを5馬身差は凄い。レオンの参戦で俄然面白くなってきました (^O^)

先行して突き放すエフフォーリアは強いですが、スローペースばかりで高速馬場のスピード決着には疑問も残ります。過去に、皐月賞圧勝のヴィクトワールピサやゴールドシップが高速馬場で負けています。ヴィクトワールピサはエイシンフラッシュの瞬発力に屈し、ゴールドシップは後ろから行き過ぎて先行したディープブリランテを捉えられなかった (>_<)

エフフォーリアは、後ろから来るサトノレイナスが気になってアクセルを踏み遅れる。サトノレイナスはエフフォーリアをマークして逃げ先行馬を楽にしてしまう。他馬が付け入る隙きはありそうですが、低レベルだった皐月賞組の巻き返しは疑問。

高速決着に強いディープインパクト産駒は6頭も出ますが、京都新聞杯勝ちのレッドジェネシスは横山父が乗るので消し。オークスで下手打った川田騎手の乗るヨーホーレイクはそもそも足らない。ディープモンスターの武騎手も乗れてないので消し。

毎日杯を勝ったシャフリヤールはデビュー前から福永騎手の評価が高かった。同2着のグレートマジシャンはセントポーリア賞の内容が圧巻。スタートの悪いサトノレイナスより上と見ます。ただし、グレートマジシャンは兄のフォイヤーヴェルクと違い、長距離血統の割に中距離馬かも (@@;)

浜松試聴会でヤマハのピアノ工場を見学しましたが、ピアノの材料として木材のホーンビームが展示されていました。ピアノと言えばスピーカーにも使われるスプルースですが、ホーンビームにはビックリしました。なぜかというと、ダービー馬ジャングルポケットの父として有名な、凱旋門賞馬トニービンの母父がホーンビームだからです。ホーンビームを持つ馬はスタミナに恵まれる (^_^;)

ダービー出走馬のうち、ホーンビームを血統表に持つ馬は、ハーツクライ(母父トニービン)やキングカメハメハ(母母父 Blakeneyの母父)に見られます。エフフォーリアは母父がハーツクライなので近いですね。

エフフォーリアは父エピファネイアも、その父シンボリクリスエスもダービー2着。おまけに母父ハーツクライもダービー2着とコテコテの2着血統。2着の呪いを覆せるか?

エフフォーリアはJRAの配慮で1枠1番に入り、横山父のレッドジェネシスは息子をガードできる2枠4番。その他の先行馬と有力馬は外枠に追いやられ、サトノレイナスは8枠16番、バスラットレオンは8枠17番の大外 (_ _;)

シャフリヤールは5枠10番、グレートマジシャンは7枠13番。3枠6番のバジオウと6枠12番のワンダフルタウンまでにしておきます (;・∀・)

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コメント (7)
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