平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

バレーボール全日本女子の取るべき道

2018-09-02 23:07:27 | バレーボール
アジア大会でタイにも中国にも韓国にもフルボッコされた全日本女子。日立より弱いと書いた通りになりました。皆さん納得いただけたでしょうか (@_@;)

日本は中国にも韓国にもブロックを食らいまくりましたが、これは2つの理由からです。

一つは、毎日新聞が書いているように、サーブレシーブが乱れるとレフト攻撃に偏る。これの解決策は一つしかない。

二つ目は、レフトのアタッカーの打点が低い。黒後は180センチだけど柔道選手体型でジャンプ力がないし、新鍋も石井も高さで勝負する選手ではない。だから、コンビバレーで揺さぶるしか方法はなく、鈍臭くてコンビバレーに付いてこれない選手は落とさないと解決にならない。

一つ目の問題に戻すと、前から書いているように、Vリーグの優勝チームは背の低いセッターが占めてきました。サーブレシーブが乱れてもフットワークと体のターンでトスを上げられるからです。しかし、大型セッターでは不可能になる。

背の高いセッターを使ってブロック力を期待するなら、サーブレシーブの精度を上げるしかなく、それなら守備の悪い、黒後、鍋谷、古賀、石井、のアタッカー陣とリベロの井上は落選となる。しかし、中田監督には出来ない理由があるのでしょう (;´Д`)

僕が監督なら、セッターに機敏なデンソーの田原愛里を入れ、リベロは佐藤あり紗を出戻りさせる。これでサーブレシーブとトスの偏りは少し解決。

しかし、全日本の課題は復帰した長岡のスピードの無さに尽きる。長い助走から良く言えばダイナミックに、悪く言えば無駄に大きなフォームでしか打てないから、速い攻撃には付いて来れず、大きなフォームが災いして相手チームの守備とブロックが間に合ってしまう。しかも、センターの荒木選手と並ぶとき、荒木選手のブロードを邪魔するポジションを取る。ブロックでもセンターの邪魔する。膝の十字靭帯断裂で高さもスピードも無くなっているし、存在価値がないのです。

黒後は重くてスピードバレーに向かない上に高さが足りない。この元凶の2人をエースと持ち上げている現状で強くなるわけがない。

日本は高さがないのだから、守備を起点としてスピードとコンビバレーの追求で強くなるしかなく、そのためには守備が弱くなる3枚ブロックの廃止も必要。ブロックの後ろに落とされるのは喜劇。

早い話が中田監督を更迭して、前日立の松田監督かトヨタ車体の多治見監督に交代。その上で、石井、黒後、長岡、鍋谷、井上琴絵を外し、守備の良い選手を入れ、アタッカーは経験の浅い若手をどんどん試す。センターはブロードが読まれる奥村を外し、東レの井上奈々朱やNECの大野姉を入れる。セッターは佐藤美弥と田原愛里の併用でスピードとコンビバレーのルネサンスを目指す。NECの荒谷も今から育てないと間に合わなくなる。

全日本でお金貰えるからと退団した選手には厳しい内容ですが、ここまで厳しくしないと強くなるわけがありません。逆に、ここまでやればタイと韓国には負けないと思います (;・∀・)
コメント (5)
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