平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

シルクスクリーンの実験~その2 露光時間

2018-09-24 11:34:20 | アンプ製作と修理
アクリルパネルに印刷するシルクスクリーンの実験。今回は露光時間の実験です (~_~;)

今回は、感光乳剤の濃度を少し緩くしてみました。乳剤の作り方そのままだと粘りが強くて薄く伸びません。付属の感光剤の瓶一杯程度の水増しで伸びるようになりました。

最初の実験のもの(乳剤が伸びない)はボロボロで、乳剤も露光時間も水洗いもダメ。露光時間は3分ですが完全に露出オーバーで文字が固まって抜けません (;´Д`)


赤く塗った所に文字が固まっている
白い所は乾いた乳剤の剥離

シルクスクリーンの解説しているサイトでは、12分とか出てくるので、試しに7分と12分の露光をしてみました。7分はまだしも12分では文字になりません。12分と説明している所はTシャツ専門で、ここは感光乳剤が分厚いから時間がかかるのだと思います。しかも、ちょうじかんろこうだと乳化剤を剥離してメッシュを再利用しようとしてもジアゾ再生液で溶けなくてカチンカチンのまま :(;゙゚'ω゚'):


12分


7分

それで、時間を1分と2分に短くした版を製作。1分で文字が抜けました。2分だと露光オーバーで抜け切らない。




以上、2分


以下、1分
水洗いで露光されていない感光乳剤が溶けて文字が抜ける



補正して強調


照明に透かすと文字が抜けているのが分かる

実験結果から、露光時間は30秒~45秒の間に適正値がありそう。ただ、塗った感光乳剤の厚みとかで時間が変わりそうで、これを管理するプロは凄い技術だと思いました。フォントにはメッシュも細かいのが良いみたいですが、これも経験を重ねないと分からないことだらけ (=o=;)

コメント (2)
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