ようやく書き込めた orz
隣の亡国の妨害工作かも
大使引き上げたし (;´Д`)

勝田駅前にイルミネーション (;^ω^)
土曜日の秋田の試合、日立はトヨタ車体の奇襲に惑わされました。それは、トヨタ車体が豊橋中央高校出身のMB辻彩乃選手を先発で起用した事。
辻選手はサマーリーグでも動きが重く、使えるには時間がかかると見ていました。しかし、184センチの身長にブロック陣が警戒してノーマークにできず、最初のサーブでサービスエースを決められて、タイムアウト後に2連続めも喫してしまいます。それまでは均衡していた点差が、これを契機にあっという間に大差。トヨタ車体が流れを掴んだ瞬間でした。
辻選手は、字は違いますが、日立が苦手とする久光の中大路絢野と同じアヤノ。日立の監督はアヤノと聴いただけで蕁麻疹が出そうですが、辻選手は豊橋試聴会の時にわざわざ出かけた田原市の出身でもあります。二重に活躍のフラグが (-_-;)
トヨタ車体はMBに荒木選手が加わって、久光と並ぶ長身MBのチームとなりました。でも、それだけではないのです。荒木選手が昨年所属した上尾との違い。ここに気が付かないと、トヨタ車体のチーム作りの根幹が見えてきません。
上尾の場合は、長身ウイングのマーフィーとは並ばないローテーション。ブレー中は移動してウイングと並びますが、順番では並ばないので、上尾の時より長身ウイングと一緒の時間が長いのです。トヨタ車体ではポリーナが常に横にいるポジションです。これが狡猾なのです。
長身ミドルブロッカー1人では、ブロックの時にアンテナ側が低くなります。相手のアタッカーは、ブロックの低いアンテナ側から打ってきます。トスがアンテナぎりぎりだと、ブロックしたボールもアンテナに触れる確率も高くなります。これが、藤田夏未が得意とした、アンテナギリのトスアップ。
しかし、高身長のウイングがアンテナ側にいると、この作戦は使えません。特に、日立のような背の低いウイングがメインでは、相手のウイングの高いブロックにかかってしまう。だから、対トヨタ車体で荒木・ポリーナが並んだ場合、少しでも低い、あるいはブロックに足が間に合わない荒木選手側を狙い打つのは心理的帰結。荒木選手は自分の方に打ってくると待っていれば良いのでブロックが決まるようになる。これがアラポリ効果の青写真です。
アラポリ効果とは、高身長のミドルブロッカーと高身長のウイングの2枚でブロックすることで、本職のミドルブロッカーが的を絞りやすくなる効果です。相手の攻撃が遅くて2枚でブロックできればの話ですが。
アラポリ効果は、東レなら、185センチの木村選手と188センチのMBカーリー選手の並びで見られます。あるいは、183センチの堀川選手と182センチのMB大野妹選手の並びでも同じです。どちらにしても日立より高い。
久光の場合は、ウイングが180センチ前後で、181センチのMB水田選手と193センチのMBマヤ選手の並び。日立のMBジャクソン選手は188センチですが、対角の芳賀選手はMBとしては高くない177センチで井上選手も179センチ。やはり高さで劣ります。
土曜日のトヨタ車体は、どちらも181センチのMB平松選手と竹内選手の両方を外して、184センチと更に高い辻選手で圧力をかけてきました。皇后杯決勝の久光の試合を分析したのでしょう。しかも、辻選手が囮になって、ポリーナがバックアタックではブロックが崩壊。
バレーボールは野球と違って、データから研究され、常に新戦力や新戦法が試される。その中で安定して勝つのは大変です。アラポリ効果にも弱点があり、ポリーナレフトだとライトが低くなり、相手のレフト攻撃が増えます。セッターが前の時も弱くなる。また、大型選手はブロックからアタックへの切り替えも遅くなります。必然的に、ラリー中の攻撃の主軸はスタンディングでしか打てないポリーナとなる。アラポリが下がった裏ローテーションで弱いのもトヨタ車体の特徴。
ネット際で背の高いブロッカーは壁に見える。前衛がブロックに捕まる場合、セッターがトスをネットから離して上げることで、ブロックの隙が見えてきます。欠点としてクロスは打てませんが。バックアタックは、ブロックのタイミングを外す効果もありますが、前衛よりもブロックの隙が大きく見える利点もあるのです。
日立リヴァーレは、速くて多彩な攻撃と、チームプレーが機能した時は大波のように強いですが、反面、リズムが崩れると高さのない弱さを露呈します。常に動いて流れがあれば、リズムに乗る攻守が展開される。受け身の日立は恋する乙女のように弱い。誰とは言いませんが、強い時は山ノ神になる ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
エースの渡邉選手は足に疲れが溜まりやすい。遠井選手もベテランだから、土曜日にはフルセットは戦いたくないチーム事情があります。渡邉選手と遠井選手を休ませながら使って行くしかありません。佐藤美弥セッターもブロックが少なくなっているから、やはり膝下に不安があるのかも。ファイナルを見据えて、メンバー固定にこだわらない、柔軟な選手起用が必要だと思います。
ステップの安定しないセンタープレーヤー(例えばデンソーの大竹選手など)は、時間外練習で、コートにテープでステップの位置をマーキングする舞台手法が良いと思います。テレビドラマでも舞台芸術でも、役者の立ち位置(時には移動するコースも)はテープを貼って決められているのです。
センタープレーヤーのステップの場合でも、「何となくこの位置」ではなく、「この位置が絶対に良い」というポイントがあるのです。もちろん、Aパス絶対条件ではなく、セッターとの間合いで決められる位置ですが。控えのセッターと一緒に研究すれば効果大だと思います。参考になる選手のステップの位置を動画確認しながら再現してみるのも良い方法です (;^ω^)
なお、チャレンジⅠでは上尾とデンソーの直接対決。デンソーがMB3で上尾にストレート勝ち。鍋谷選手が控えでこの強さ。やはり皇后杯で好調日立を苦しめた強さは本物です ^^;
平御幸(Miyuki.Taira)
隣の亡国の妨害工作かも
大使引き上げたし (;´Д`)

勝田駅前にイルミネーション (;^ω^)
土曜日の秋田の試合、日立はトヨタ車体の奇襲に惑わされました。それは、トヨタ車体が豊橋中央高校出身のMB辻彩乃選手を先発で起用した事。
辻選手はサマーリーグでも動きが重く、使えるには時間がかかると見ていました。しかし、184センチの身長にブロック陣が警戒してノーマークにできず、最初のサーブでサービスエースを決められて、タイムアウト後に2連続めも喫してしまいます。それまでは均衡していた点差が、これを契機にあっという間に大差。トヨタ車体が流れを掴んだ瞬間でした。
辻選手は、字は違いますが、日立が苦手とする久光の中大路絢野と同じアヤノ。日立の監督はアヤノと聴いただけで蕁麻疹が出そうですが、辻選手は豊橋試聴会の時にわざわざ出かけた田原市の出身でもあります。二重に活躍のフラグが (-_-;)
トヨタ車体はMBに荒木選手が加わって、久光と並ぶ長身MBのチームとなりました。でも、それだけではないのです。荒木選手が昨年所属した上尾との違い。ここに気が付かないと、トヨタ車体のチーム作りの根幹が見えてきません。
上尾の場合は、長身ウイングのマーフィーとは並ばないローテーション。ブレー中は移動してウイングと並びますが、順番では並ばないので、上尾の時より長身ウイングと一緒の時間が長いのです。トヨタ車体ではポリーナが常に横にいるポジションです。これが狡猾なのです。
長身ミドルブロッカー1人では、ブロックの時にアンテナ側が低くなります。相手のアタッカーは、ブロックの低いアンテナ側から打ってきます。トスがアンテナぎりぎりだと、ブロックしたボールもアンテナに触れる確率も高くなります。これが、藤田夏未が得意とした、アンテナギリのトスアップ。
しかし、高身長のウイングがアンテナ側にいると、この作戦は使えません。特に、日立のような背の低いウイングがメインでは、相手のウイングの高いブロックにかかってしまう。だから、対トヨタ車体で荒木・ポリーナが並んだ場合、少しでも低い、あるいはブロックに足が間に合わない荒木選手側を狙い打つのは心理的帰結。荒木選手は自分の方に打ってくると待っていれば良いのでブロックが決まるようになる。これがアラポリ効果の青写真です。
アラポリ効果とは、高身長のミドルブロッカーと高身長のウイングの2枚でブロックすることで、本職のミドルブロッカーが的を絞りやすくなる効果です。相手の攻撃が遅くて2枚でブロックできればの話ですが。
アラポリ効果は、東レなら、185センチの木村選手と188センチのMBカーリー選手の並びで見られます。あるいは、183センチの堀川選手と182センチのMB大野妹選手の並びでも同じです。どちらにしても日立より高い。
久光の場合は、ウイングが180センチ前後で、181センチのMB水田選手と193センチのMBマヤ選手の並び。日立のMBジャクソン選手は188センチですが、対角の芳賀選手はMBとしては高くない177センチで井上選手も179センチ。やはり高さで劣ります。
土曜日のトヨタ車体は、どちらも181センチのMB平松選手と竹内選手の両方を外して、184センチと更に高い辻選手で圧力をかけてきました。皇后杯決勝の久光の試合を分析したのでしょう。しかも、辻選手が囮になって、ポリーナがバックアタックではブロックが崩壊。
バレーボールは野球と違って、データから研究され、常に新戦力や新戦法が試される。その中で安定して勝つのは大変です。アラポリ効果にも弱点があり、ポリーナレフトだとライトが低くなり、相手のレフト攻撃が増えます。セッターが前の時も弱くなる。また、大型選手はブロックからアタックへの切り替えも遅くなります。必然的に、ラリー中の攻撃の主軸はスタンディングでしか打てないポリーナとなる。アラポリが下がった裏ローテーションで弱いのもトヨタ車体の特徴。
ネット際で背の高いブロッカーは壁に見える。前衛がブロックに捕まる場合、セッターがトスをネットから離して上げることで、ブロックの隙が見えてきます。欠点としてクロスは打てませんが。バックアタックは、ブロックのタイミングを外す効果もありますが、前衛よりもブロックの隙が大きく見える利点もあるのです。
日立リヴァーレは、速くて多彩な攻撃と、チームプレーが機能した時は大波のように強いですが、反面、リズムが崩れると高さのない弱さを露呈します。常に動いて流れがあれば、リズムに乗る攻守が展開される。受け身の日立は恋する乙女のように弱い。誰とは言いませんが、強い時は山ノ神になる ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
エースの渡邉選手は足に疲れが溜まりやすい。遠井選手もベテランだから、土曜日にはフルセットは戦いたくないチーム事情があります。渡邉選手と遠井選手を休ませながら使って行くしかありません。佐藤美弥セッターもブロックが少なくなっているから、やはり膝下に不安があるのかも。ファイナルを見据えて、メンバー固定にこだわらない、柔軟な選手起用が必要だと思います。
ステップの安定しないセンタープレーヤー(例えばデンソーの大竹選手など)は、時間外練習で、コートにテープでステップの位置をマーキングする舞台手法が良いと思います。テレビドラマでも舞台芸術でも、役者の立ち位置(時には移動するコースも)はテープを貼って決められているのです。
センタープレーヤーのステップの場合でも、「何となくこの位置」ではなく、「この位置が絶対に良い」というポイントがあるのです。もちろん、Aパス絶対条件ではなく、セッターとの間合いで決められる位置ですが。控えのセッターと一緒に研究すれば効果大だと思います。参考になる選手のステップの位置を動画確認しながら再現してみるのも良い方法です (;^ω^)
なお、チャレンジⅠでは上尾とデンソーの直接対決。デンソーがMB3で上尾にストレート勝ち。鍋谷選手が控えでこの強さ。やはり皇后杯で好調日立を苦しめた強さは本物です ^^;
平御幸(Miyuki.Taira)