平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

妄想は裁けない

2010-03-25 14:56:46 | Weblog
 児ポ法改正案(児童ポルノ規制強化法案)について、偽ユニセフのアグネス・チャンだけでなく、とうとう統一協会も乗り出してきたので、これについての見解を書きたいと思います。

 児ポ法改正案というのは、児童を描いたアニメや画像などの性描写に規制を加えようとするものです。簡単に言うと、ロリコン性描写の二次元表現の規制で、イラストの単純所持も出来ないという厳しいものです。秋葉原を歩いてみると分かりますが、この手のオタクはコアな層を形成しています。

 児ポ法というのはそもそも、最近もあったばかり(外人英語教師の女子生徒暴行)の児童虐待に対処する法律です。映像や写真も含めて、児童を性的な対象にしてはならないという世界的なコンセンサスがあり、これに反対する人は皆無だと思います。しかし、二次元のイラストまで規制するのは問題があります。なぜならば、二次元の世界は妄想の世界だからです。妄想を規制しようと言うのなら、鳩山民主党の数々の妄想も規制しなくてはなりません。

 性描写や性表現のモラルを問題にするのなら、映画やビデオを含めて、昭和三十年代に戻すべきだし、風俗営業取り締まりは徹底し、海外サーバーから垂れ流される無修正動画も規制すべきです。しかし、人畜無害の妄想に対して規制を設けようというのは、このような規制に対して利権が存在することを暗示しているかのようです。金にしか興味のない、豪邸に住むアグネス・チャンが動くというのは、児ポ法改正が利権として金になるからでしょう。

 このような動きに便乗して、金に目聡い統一協会が参加してきたわけです。しかし、エロゲ(エロゲーム)と呼ばれるジャンルは、パチンコと同じく在日朝鮮人のマネーロンダリングに使われているという噂もあります。それならば、規制しても麻薬と同じくアングラの世界に逃げるだけでしょうね。

 ロリコンのコミックやアニメの性描写、それにエロゲに対して僕は興味がありません。また、これらのオタクが実際の性犯罪に走ることも余り懸念していません。性犯罪に走る者は、二次元描写の世界に触発されて現実の行動に移すのではないからです。犯罪衝動を有する者が二次元で慰められる。そいうい側面が実際の犯罪を阻止しているとすれば、行き過ぎる規制は犯罪衝動の助長となる危険があります。

 妄想を取り締まる世界は危険です。妄想を持たなくてもよい世界を構築するべきです。それに必要なのは規制ではなく、家庭の幸福や、人の前向きな気持ちを受け止める社会なのです。児童ポルノを含めた精神障害は、一部遺伝を除き、真の幸福のない家庭の中に原因があります。お互いのエゴを押し付け合う、お互いが自己愛の投影という歪んだ家庭では、純粋だった幼い時に子供の時間は止まるのです。時間が止まった瞬間から、体の成長と心が離反する障害者となるのです。

 肉体は器に過ぎない。大事なのは肉体に収まる精神の方です。神は、人間の営みを全て御覧になり、その心根を噛みしめています。どんな性描写も、神の心を動かすことは出来ません。猥褻というのは、猥褻を受容する心を持つ人にだけ機能するのです。冷めた目には茶番なだけです。二次元規制を声高に主張する人は、きっとスケベ心で一杯なのでしょうね。

      エフライム工房 平御幸
コメント
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