平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ユダヤ陰謀説の落とし穴

2008-05-04 23:57:49 | Weblog
 字面だけしか読まない単純な人が訪れて、僕がユダヤ人の陰謀説を知らないかのようにコメントして行きますが、そんな事は百も承知なのは古くからの読者には自明の事です。ユダヤ人、イルミナティ、フリー・メーソンなど、秘密結社が世界を支配しているという陰謀論は検索すれば幾らでも出てきます。しかし、それらは余りにも単純で、結果として真実から乖離する方向しか指し得ません。

 愛知万博で話題になったのですが、当時の小泉首相が皇太子様と同じく、手の指を羊の形に組むサインを出しています。これがメーソンのサインなのですが、陰謀論者はサタンのサインとして一括りにしてしまいます。でも、サタンの山羊のサインとは形が微妙に違うのです。この区別が出来ない者は、何でもかんでも陰謀論のフィルターを被せてしまうのです。

 フリー・メーソンの原型は、エジプト時代のヤコブによって組織されたイスラエル12部族による組織です。ヤコブの別名がエジプト名のクフですが、クフのヒエログリフを正しく読むとクフウとなります。そう、日本語の工夫の語源はイスラエルと呼ばれたヤコブの別名だったのです。ヤコブ(イスラエル)は初代メーソンとして古代エジプトの建築を司り、それで工人の男という意味で工夫と書かれるのです。これが、現代まで連綿と続く正統なメーソンの起源です。ヤコブは羊で財を成したので、羊の足形である足袋や羊のサインでメーソンのしるしとしているのです。

 しかし、聖書の記述のようにイスラエルが分裂し、世界中に散らされるという過程の中で、白人に同化した白系のメーソンも形成されるに至ります。これが、フランス革命やアメリカ独立を支えたフリー・メーソンですが、彼らのシンボルに前掛けがあります。前掛けは、騎馬民族の名残の蹄鉄を打つ鍛冶屋、あるいは日本でも米屋などで見かけますが、元々は遊牧民イスラエルの仕事着だったのです。それがエジプト古王国のクフ像に見られる事から、クフがヤコブである決定的な証拠となったのです。しかも、前掛けをデザインした大相撲の化粧まわしに付いている乳(ち)という房まで付いているではありませんか。

 アメリカ建国を指導したメーソンは、自分たちがメーソンの本流ではない事を知っています。天皇を中心とする日本こそが正統なメーソンである事を知っているのです。白系のメーソン情報網は、明治維新を金銭面で支え、日本が隠された存在から表舞台に立つ事を手助けします。しかし、メーソンと同じく、サタンの組織も日本の本質を知っており、それでアメリカの民主党や中国を利用して潰そうとしてくるのです。

 アメリカの反日が民主党政権下で高まる事が理解されれば、アメリカ民主党を影で操るユダヤ人組織も見えてくるのです。これは確かにユダヤ人による陰謀論と一致しています。しかし同時に、日本をイスラエルやメーソンの宗主国として尊敬し、日本を支えるユダヤ人(イスラエル)組織もあるのです。この区別が見失ったら、影の組織の本質は何もかも見えなくなってしまうのです。

 アメリカのメーソンの儀式を盗み、自分たちの教会の儀式として取り入れたモルモン教(末日聖徒イエスキリスト教会)が、本家のメーソンと同様に日本に対して特別な目を向けるのは当然なのです。ジョセフ・スミスが酔っぱらって書いた聖典と呼ばれる物の矛盾さえ指摘しなかったら、彼らは反日になる事はないのです。そのようなアメリカ人やユダヤ人は数多くいるのですから、陰謀論に対しては賢く対処しなくてはなりません。本当の敵は隠れている。敵はカッバーラの極意である「隠す」という事に通じているのですから、陰謀論ですら裏があると知るべきなのです。

 ブッシュ大統領が何故ツインタワーへの自作自演のテロを容認したのか?そこには何が隠されていたのか?単純なブッシュ批判だけでは本質が見えてきません。国務省の北朝鮮に対する超優遇と同じだけの秘密が隠されている、という事ですけどね、例えばブッシュスキャンダルとか…。

      エフライム工房 平御幸
コメント (6)
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