今回の宿は、昨年と同じ、湯田川温泉の「九兵衛旅館」。個人的に食事の美味しい宿No.1です。
今回の部屋は、作家の藤沢周平氏が泊まった部屋とのことです。
掛け軸もたぶん直筆です。
食事のメニューは昨年と同じですが、今年も紹介します。
平目のお造り。
握り寿し。まぐろと生蛸と赤海老。
これは、並大抵のすし屋より美味しいかもしれません。
だだちゃ豆の和風ムースと庄内豚の味噌ヴィネグレットソース。
このソースは絶品です。
とうもろこしと夏イカの磯辺香り揚げ。
別注のだだちゃ豆。ゆで方がプロです。
トマトのファルシーべっこうあんかけ。このあんかけも絶品です。
なすのそうめん。なすはどろどろにはならず、しっかりした歯ごたえなのが不思議です。
〆は香の物と鯛茶漬け。
デザートは抹茶とミルクの寒天、餡とアイスクリーム。
食事に合わせた日本酒は、上喜元と鯉川。料理との相性も抜群です。
それにしても、庄内地方の料理の味付けのよさはどこから来るのでしょうか。個人的な想像では、北前船で京都の文化が流入したからではないかと思うのですが。それが地元の食材と融合してたのではないかと。
九兵衛旅館の食事の唯一の難点は、大体1カ月単位で料理が変わるので、同じ時期に来ると同じメニューであること。次は違う季節に来て見たいと思います。
<3日目に続く>
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