翌朝、朝食の前に温泉に向かいます。
今回は織部の湯に向かいました。ここを選んだのは、湯温が適温で、内湯なので寒くないからです。
「花吹雪」の朝食は、和食、洋食、お粥から選べます。
柑橘ジュースのお湯割り的なものがまず出されます。
和食は、アジとキンメダイの一夜干しがつきます。
洋食はパンとワンプレート。個人的には朝食はこの程度でちょうどよいと思います。
洋食はオレンジジュース、コーヒー、紅茶の中から選べますが、それ以外は飲み物は付きません。どうしても飲みたい場合は別注する必要があります。
デザートのヨーグルト。自家製林檎ジャムが非常においしいです。
朝食からの帰り、この宿で一番人気があるという貸切風呂、黒文字の湯が空いていたので、入っていくことにしました。
昨日チェックインしたときから、常に使用中でしたが、ようやく入ることができます。
黒文字の湯はかなり広い貸切風呂で、内湯と露天があります。多分、黒文字の湯と檜湯殿が、当初は大浴場だったのではないでしょうか。
お湯の温度はやや低めで、長く入っていられるのも、なかなか空かない理由と思われます。
「花吹雪」、非常に良い宿でした。
特に、女性に人気がありそうです。また、常連さんも多い感じです。
我々は気に入りましたが、この宿の評価は、人によって分かれると思います。
化粧水、整髪料が備え付けてない、無料の飲物がない、布団を敷くのがセルフ、食後にコーヒーがつかない、等を受け入れられず、サービスが悪い、けしからん、と思う人は、この宿はやめたほうがよいでしょう。
ちなみにスタッフの接客は、非常に素晴らしいです。サービスが悪いのではなく、そういう方針の宿、ということです。
あと、この宿の特徴であり、同時に難点でもあるのが、敷地内の移動ですかね。
天気の良いときであればよいですが、今回のように寒かったり、雨だったりすると、移動は大変そうです。
久しぶりの伊豆でしたが、伊豆もよいな、と思うようになってきました。
<その2に続く>