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2014年4月29日 高知・愛媛旅行 3日目(その2)

2014年05月10日 23時33分25秒 | 旅行

宇和島城の後、昼食を食べに、宇和島駅近くにある「ほづみ亭」に向かいます。

 

 

結構な人気店で、かなり混雑していました。

 

まずはこちら、鯛めし。

卵かけごはんの卵に、鯛のづけとつけだれを混ぜたものです。

 味は良いですが、食べ方として、卵の白身を混ぜてしまうとべチャっとしてしまうため、黄身だけにしたほうがよいかもしれません。

 

 

こちらは刺身御膳。

 

左の四角い皿は丸ずしで、酢〆の魚とおからです。中央はふかの湯ざらし、普段見かけることのない料理もあり、ボリュームも満点で、なかなか良い店でした。

 

 

 

ところで、この店の裏手に、高野長英の隠れ家なる建物がありました。

 

 高野長英は江戸後期の蘭学者で、幕府を批判して投獄されますが、火災に乗じて脱獄し、脱獄中に一時、当時の宇和島城主 伊達宗城にかくまわれこの途に住んでいたということです。

 

 

宇和島を出て、次は大洲に向かいます。

大洲は加藤家6万石の城下町で、古い町並みが残ることで知られる観光地です。

まずは「大洲まちの駅あさもや」に車を停めます。ここは大洲観光の拠点で、駐車場のほか、観光案内所、物産館等があります。大洲の主要観光地はこの周辺の狭い地域に集中しており、徒歩で巡るのが便利です。

 

 

ちょうど、生絞りオレンジジュースを売っていたので飲んでみました。

柑橘は愛媛の特産品の一つですが、種類が多く、種類別あるいは産地別に何週以下用意されており、味比べをすることも可能です。

 

本日のおすすめ 清見オレンジです。

甘味料の入っていない自然の甘さは今日のような蒸し暑い日にはぴったりです。

 

 

 

さて、大洲の町歩きに出かけます。

まちの駅を出てすぐのところにある通り、「おはなはん通り」です。NHK朝の連続テレビ小説「おはなはん」の舞台になったことで名づけられたそうです。

 

 

 

「おはなはん」はいつ放映されたのかというと、昭和41年で、連ドラの舞台になると50年たっても観光地として効果があるということです。

当然、町の人や関係者の努力あって観光地として成り立っているのは言うまでもありませんが、そこに連ドラの舞台という肩書が加わることは、大きなプラス効果をもたらすのは間違いないはずです。

 

 

 

 

 

 

 

そして、もう一つドラマの舞台となった場所が。

このポストは「東京ラブストーリー」で出てきたポストとのことです。残念ながらドラマ自体を見ていなかったため、あまり感動はありませんが。

 

 

 

ポストから10分ほど歩くと、肱川に出ます。

 

 

 

 肱川沿いの高台にある臥龍山荘を見学することにしました。

 

 

入口の石の積み方も凝っています。

 

 

 肱川を見下ろす景勝地であるここはもともと歴代大洲藩主の遊勝地で、明治以降荒廃していましたが、その地に木蝋貿易に成功した豪商 河内寅次郎が10年かけて造ったのが現在の山荘だということです。

臥龍院の建物内は撮影禁止ですが、細かい細工や巧みに光を使った演出などのすべてに意味があり、日本建築の粋を集めた素晴らしい建物です。

 

 

 

庭園も素敵で、さりげなくいろいろな演出がなされています。

 

 

 

 

ちょうど苔の緑がきれいな時期です。雨の日の雰囲気も素敵でしょう。

 

 

 

 

 庭園のはずれにある不老庵です。

 

この建物、中はあいにく団体が入っていてよく見ることはできませんでしたが、半分以上崖から張り出す構造になっており、なかなかのスリルです。

 

 

 

 事前の知識は持たずに行きましたが、説明も丁寧で、なかなか見ごたえがありました。団体とかち合ってしまい落ち着いてみることができなかったのが残念でしたが。

 

 

 

臥龍山荘を出て、肱川沿いに歩くと、大洲城が見えてきました。

大洲城は、木造で再建された天守を有しています。しかし、時間的な制約と、宇和島城での疲労が残っていたため登城は断念し、先を急ぐことにしました。

 

 

                           <その3に続く>

 

 

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