お萌えば遠くに来たもんだ!

感想<映画・TV・書籍・マンガ>については、鑑賞後のネタバレを含んでいます。

アイ・ガット・マーマン

2012-01-16 | 舞台
観てきました。
<シアタークリエ>

作・演出・振付:宮本亜門

過去に何度も演じられてきたこのミュージカル。

今回は

オリジナルキャスト(田中利花、諏訪マリー、中島啓江)
ファビュラスキャスト(エリアンナ、シルビア・グラブ、浦嶋りんこ)
ニューキャスト(樹里咲穂、西国原礼子(SDN48)、Miz)

の3チームで公演を行っていて、私が観たのはニューキャスト版。

ブロードウェイの女王、エセル・マーマンの生涯を描くミュージカル。キャストは代わる代わるマーマンを演じる三人の歌い手のみ。
演奏も2台のピアノのみ。

テンポ良く進むストーリー。
笑いあり、涙ありの波乱の生涯。
三人だけで歌いまくるステージは圧巻。
ひたすら弾き続けるピアノの二人もかなり大変。

パワフルかつハイセンスな舞台、ステキでした。

客席を沸かせる小ネタもふんだんに。
宮本亜門さんって、サービス精神旺盛なんですね。

この日は、歌い手三人と宮本亜門さんによる終演後のトークショーがありました。オーディション、稽古の話から、初日終演後にこってりダメ出しされたことなど。
西国原さんはミュージカル未経験、Mizさんは一度だけ。宝塚出身の樹里さんにしても、出ずっぱり、ピアノのみなんて舞台は経験したことがなかったとか。正規の稽古だけでは絶対足りないと思った三人は、自腹でスタジオを借りて自主練を。その甲斐あって「急に上手くなった」と言われたのだそう。自主練のことは宮本さんもこのトークショーで初めて聞いたみたいで、「何回くらいスタジオ借りたの?一回二回じゃないよね?」と驚いてました。
三人が一番自信喪失したのは、一ヶ月前に行われた記者会見。オリジナル・ファビュラスの歌を聴いて、自分達との差に愕然とした、と。「でも、その状態からよくこの(舞台が出来る)レベルに持ってきた」と宮本さんからはお褒めの言葉をいただいてました。

このトークショーは公演が始まってから開催が決定したもので、楽しい舞台の後に裏話まで聞けて、ラッキーな経験でした。

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