お萌えば遠くに来たもんだ!

感想<映画・TV・書籍・マンガ>については、鑑賞後のネタバレを含んでいます。

プレステージ

2007-06-19 | 映画2006・2007
観てきました。
<池袋シネマサンシャイン>

監督:クリストファー・ノーラン
原作:クリストファー・プリースト 『奇術師』(早川書房刊)
脚本:クリストファー・ノーラン ジョナサン・ノーラン

19世紀末のロンドン。奇術師アンジャーがトリックの失敗によって死亡する。その場にいたライバルのボーデンが殺人の容疑者として逮捕された。二人の間には、共に修行をしていた若き日から、血で血を洗う確執の歴史があった。それは、アンジャーの妻がマジック中に事故死したことから始まった・・・。

どんでん返しの結末にはまりたくって観に行きました。
その意味では大満足。「うっそーん」と叫んでしまいました(心の中で)!
序盤から微に入り細に渡って、これでもかと詳細に描かれるマジックのリアルな描写は、最後のハッタリのためにあったのですね。

家庭も生活も、仕舞いには人生まで犠牲にして、只々「凄いマジック」を成し遂げることにのみ己の全てを懸けた二人の男の執念のドラマ、凄まじいモノがありました。

ラストの種明かしについては(賛否両論あるようですが)、「そこまでやるのか!」ってトコを表現したいのであって、奇想天外なオチで誤魔化そうとしたわけでは無いと思います。個人的には「あり」でした。

それにしても、テスラがデビット・ボウイだってことに最後まで気がつかなかった。ある意味、一番のサプライズでした。

公式サイト



〈プラチナファンタジイ〉 奇術師

早川書房

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1 コメント

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プレステージ・・・人間のエゴが描かれてるから"オレ"ステージ (zebra)
2012-11-18 13:27:37
見ました。時代背景は ヴィクトリア女王の晩年で 新らしき時代の変化が 訪れ始めた イギリス・・・切り裂きジャックや コナンドイルの推理小説「シャーロックホームズ」などがはやった時代と ちょうど同時期みたいですね。

さて、お互いの いざこざが エゴに凝り固まった対決でした。 まさにプレステージならぬ "オレ"ステージ 
"自分だけの舞台"

天才マジシャンふたりのライバル対決も "電気"が関わってるだけに"熱い火花"を散らしています。デビッド・ボウイのテスラ役も驚きました
 
 ヒュー・ジャックマン&クリスチャン・ベイル それぞれが演じた ライバル同士の天才マジシャン二人が
"あいつには負けたくねえオレが勝つ"の 対決姿勢は

  実際にあった"エジソンVSテスラ"の電流対決とまったく同じである。

最後に 漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦さんが 映画「プレステージ」でも 上映時に荒木氏の書下ろしイラスト入りステッカー」が5万枚限定で配布されたそうです  荒木氏の「プレステージ」イラストのリンク先です

http://image.blog.livedoor.jp/poke777/imgs/c/a/ca2214c0.jpg
http://image.blog.livedoor.jp/poke777/imgs/3/3/3388963f.jpg

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