お萌えば遠くに来たもんだ!

感想<映画・TV・書籍・マンガ>については、鑑賞後のネタバレを含んでいます。

椿三十郎

2007-12-30 | 映画2006・2007
観てきました。
<池袋シネマサンシャイン>

監督:森田芳光
原作:山本周五郎 『日日平安』(ハルキ文庫刊)
脚本:菊島隆三 小国英雄 黒澤明

古い社の中、自藩の不正を正そうと集まった9人の若侍。城代家老の睦田に相談を持ちかけるも軽くあしらわれてしまった彼らは、大目付の菊井を頼ることに。そこへ、社の奥から一人の浪人が現れ・・・。

オリジナル未見です。

何と言ってもキャスティングが気に入りました。
トヨエツ、織田裕二も頑張っていたし、若侍達の初々しさや、マツケン、佐々木蔵之介のコミカルなアクセントの効いた演技はなかなかのもの。
鈴木杏も、中村玉緒に負けずに世間離れしたお姫様を好演。
そして、風間杜夫、西岡徳馬、小林稔侍の小悪党ぶりも楽しく。
2時間たっぷり「正統派の時代劇」を堪能しました。


それにしても、当時の脚本のおおらかなこと。悪いヤツは悪いまま、チャンと最後に酬いを受ける。今風の脚本だったら、例えば「9人の若侍の中に裏切り者が!」てな展開になったりしちゃうんでしょうね。

75点

公式サイト

椿三十郎<普及版>

東宝

このアイテムの詳細を見る

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キューティーハニー THE LIVE... | トップ | 転々 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画2006・2007」カテゴリの最新記事