仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




高知にこんなお宝があったとは知りませんでした。


東京の旅行会社が企画した”高知でモノコックボディ・バスを楽しむ”ツアー(企画名は私が想像したものです)に、全国各地から愛好家30人が参加して、県内の高知県交通、土佐電気鉄道を訪ねたそうです。


高知新聞によると、バス会社を訪れた参加者達は一斉に「懐かしい!」と歓声をあげて写真を撮ったり、廃車になったバスの部品即売会でも大量の品々を買い求めたそうです。


モノコックボディの説明は省きますが、要するに中央ではもう使われなくなったような古い型式のバスが、高知県内では未だに現役で頑張っていると言うことです。
ただ、日常的に見慣れている私たちにとっては、何も年寄りが頑張っているという感覚は全然無いところが面白いです。


要するに、バスなどの利用客が減少している中では、新しいバスを導入する余裕が無い(?)と言うのが理由であって、古いバスを残そうという積極的な姿勢ではないと思います。


しかし、愛好家が対象とは言え、わざわざ高知県まで足を運んで下さるお客様がいるわけで、これを観光客誘致の目玉にしてはどうでしょうか。


千葉県の鹿島臨海鉄道が廃止の岐路に立たされたとき、古い車両などを積極的にPRし、さらには「濡れ煎餅」などというお菓子まで売り出して頑張っています。高知県も、この不況を打破するためにも発想の転換、突飛なアイデアを検討してはいかがでしょう。

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コメント ( 2 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
aigenさん ()
2007-06-30 09:17:10
新聞見ました。東京からのツアーだとか出ていましたね。連休にMYバスがあまりにも古くてあの五台山の坂道をやっと上っている感じだったので、帰って息子に「せめて連休ばあもっとましなバス走らせたらえいにねえ」と言ったら、古いのがえいと言うて写真やエンジン音を撮影録音にわざわざ来る人もおるがぜ」と言われたときは半信半疑やったけど、旅行会社がツアーとは驚きました。そう言う人達に来て頂いて、収入になる事に繋がればいいですね。

小さなミツバチきれいに撮影してますね。花粉をいっぱい付けて重たそうに巣箱に帰ってきます。そろそろ巣箱のハチミツを頂こうかと思っている私は残酷ですね(笑)
 
 
 
ツアー (aigen)
2007-06-30 22:18:32
>風さん
今日も暑かったですね。日中に外に出ると皮膚がひりひりしました。
自家製の巣箱を沢山見ますが、せっせと出入りしている蜂たちをみると、この暑さは大丈夫だろうかと心配してしまいます。
しかし、ミツバチさんも一生懸命集めてきた密をこそっと取られると焦るでしょうね。
 
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