仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




私の読む本はほとんど、文庫本サイズです。
書店で買ったときは紙製のブックカバーを付けてもらっていたのですが、最近はネットで買うことが多く、当然ですがカバーは付いてきません。
でも、文庫本を裸で持ち歩くはイヤなので、革製のブックカバー(革小物市場ディスタンス)を使っています。



ここのブックカバーは、革の端材ができたときにその都度、職人さんが作っているそうで、常時在庫として持っているわけではありません。
また、デザイン(といっても栞の有無など)もその時々で変わり、以前と同じ物をと思っても手に入りません。
でも、このブックカバーに入れるだけで安い文庫本も結構、立派な本に見えてきます。また、革の手触りもなかなかいいものです。


先日、いつものようにネットで購入した本を読もうと、このブックカバーに入れようとしました。
ところが、何故か入りません。表紙部分を差し込んで使うのですが高さ方向がきつく、奥まで入れることができないのです。
何かおかしいなと思って、なんの気無しに他の本と比べてみると、なんと高さが違います。


今回買った本はハヤカワ文庫ですが、その帯に「大きな活字で読みやすいトールサイズ」という表記があります。
これはなんだと早速ハヤカワ文庫をチェックしたところ、4月から全ての文庫本が従来より5.5mm、大きくなっているそうです。これでは今までのブックカバーでは入らないはずです。しかし実際には、文字サイズが格段に大きくなった感じはせず、高さだけが高くなったように思います。


文庫本に決められたサイズがあるのかどうか不明ですが、ブックカバーに限らず本棚なども余裕が無くなり、いろいろな面で不具合が出ると思います。
昨今のエコ運動を考えると、紙の量を減らすために高さを低くするのはわかるのですが、高く(広く)するのは逆の様な気がします。

[Photo : Nikon D700]

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