仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




寒緋桜が満開に近くなりましたが、それに伴って地面に落ちる花も増えています。
何かが花をついばんでいるのではと思っていたのですが、正体が判明しました。犯人はヤマガラでした。




メジロは、下向きにぶら下がった花の下からくちばしを差し込んで蜜を吸っているのですが、ヤマガラはそんな悠長なことはしていませんでした。




蜜のありそうな花をくちばしでちぎり、足下に押さえ込んで花の根元を割り、そこから蜜を吸うと花を落としてしまいます。




花をちぎらなければ、これからもその花には蜜が溜まるのに、後先を考えないでたった一回限りの食事にしてしまう横着者です。なんとも腹立たしい限りですが、これも自然界の決まりなんでしょうね。

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コメント ( 5 ) | Trackback ( )



« 黄砂の季節 ツクシ »
 
コメント
 
 
 
こんばんは ()
2009-02-16 00:15:44
カンヒザクラきれいに咲いていますね。それにヤマガラの観察というか良くいろんなポーズの写真が取れましたねえ。望遠ですか?望遠でこっそり見ていると面白いでしょうねえ(笑)
メジロ、器用に蜜を吸うんですね。子供の頃は大きなツバキの木に花が咲くと沢山のメジロがきて賑やかに鳴きながら蜜を吸っていました。鳴き声はしても姿を見えないくらい葉も茂り高く上のほうでした。
今日は55号線を走ったのですが沿線のハクモクレンも咲き始めていました。これくらい温いと花も大分早く咲きますね。
 
 
 
Unknown (とんとん)
2009-02-16 21:16:16
四国は暖かですね、もうカンヒザクラが咲いているのですね。
ヤマガラは花を切り取ってから蜜を吸うのですね、勉強になりました。
ヒヨドリが開いた花の中心をつついて、そのついでによく山茶花の蕾を落としていくのですが、これはいたずらかしらと思っていたのですが・・・
 
 
 
おはようございます (箱庭)
2009-02-17 06:11:18
いつも素敵な写真を見せてもらっていますが、コメントを残さず失礼しています。

ヤマガラはこうしてみると乱暴者のように見えますが、小さい身体で生きて行く為の営みと思えば許してもあげられますね。上手に蜜だけ吸っていくメジロと比べるのは止めましょう。
きっと私とおなじ不器用な子なのだと思いました。
それに折角咲き出した桜の枝を手折っていく嫌な人間からすれば可愛いものです。
 
 
 
やまがら (あがぴょん)
2009-02-17 09:26:06
そういう鳥がいるのは知っていましたが、
このような入りだったことは知りませんでした。
下の黄砂の話で思い出したのが、
ギリシャに飛んでくるサハラ砂漠に砂です。
たくさん飛んでくると空気がにごって空は曇ります。
 
 
 
ヤマガラ (aigen)
2009-02-17 09:59:06
>風さん
これらの写真は望遠レンズですが、あまり長いものではありません。
桜の樹のすぐ近くまで寄って撮っていますが、じっと待っていると近くにいても気にせずに蜜を吸っています。

>とんとんさん
2~3日前は本当に暑いくらいの日でしたが、昨日からまた、元の寒さに戻ってきたようです。
それでも、春を告げる花々も咲き出していますので、これからが楽しみです。

>箱庭さん
そうですね。生き物にはそれぞれの生態があり、それを批判しても仕方がないです。
大きな桜の枝を、嬉しそうに手折っていく人間を見ることもあります。
話は飛びますが、郭公の拓卵を知ったときにむごいことだと思いましたが、それも自然の営みですね。

>あがぴょんさん
ヤマガラは姿も可愛いですし、見ていても飽きません。
ギリシャにも黄砂が(黄砂とは言わないでしょうが)やってくるのですね。
自分の国とは関係ないものできれいな空が失われるのはいやですね。
 
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