仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




いつものように清滝寺に登っていると、生い茂った蔦のなかに橙色の実が一つだけなっているのに気がつきました。


畑の石垣を覆うように蔦が一面に茂っているのですが、それまでは沢山の葉に隠れて橙色に気がつきませんでした。これは珍しいと思って近づいて写真を撮りましたが、あまり形がきれいでなくてあきらめました。ところが何気無しに上の畑を見上げてみると、あまり手入れがされていないミカンの木に同じ蔦が絡まっており、そこには沢山の実がぶら下がっていました。名前がわからないままに写真を撮りましたが、なかなか見事でした。


(右は5月に撮った花の写真です)


家に帰ってからいろいろ調べましたが、ふとしたことからある方のブログに紹介されており、名前がフウトウカズラとわかりました。そうやって調べていると、春にこの蔦の花の写真を撮っていたのを思い出しました。こちらは清滝寺近くの大木にからみついていましたが、残念ながら結実には至らなかったようです。


こちらはキンカンです。最近は作る家も少なくなったのですが、この畑だけはしっかりと手入れして、きれいな実を収穫しています。
一ついただいて囓ってみましたが、酸っぱさのなかに何とも言えない甘さと、皮の苦みが広がって懐かしい味でした。


コメント ( 2 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
ご無沙汰です。 (あすかの父)
2007-01-22 23:44:36
何か不思議な実(実ですよね)がなっていますね。
こちらでは、見たことないですよ。
これは、食用ではないですよね。
それにしても不思議な・・・。
 
 
 
不思議 (aigen)
2007-01-23 22:56:13
>あすかの父さん
私もこの実は初めて見ました。
柔らかそうで美味しそうな実ですので、鳥には食用になるのでしょう。
でもちょっと異様な感じです。
 
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