仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




新年早々、JR山手線に40年ぶりに新しい駅ができるとの報道がありました。


【JR根室本線・新得駅~落合駅間、3430D 快速「狩勝」 2009.2.3】

新駅ができるのは品川、田町間の車両基地跡地とのことですが、山手線ではこの間(品川~田町)が一番長い駅間距離(2.2Km)に当たるとのこと。


【同上】

2.2Kmで駅が離れすぎているという感覚は田舎のローカル線では絶対にあり得ないもので、都会の鉄道利用人員、乗降客者数があればこそでしょう。


【同上】

しかし、大地が広く、人の住まない広野に鉄道を敷いた北海道では、駅間距離が20Kmあることも珍しくなく、根室本線でも新得駅と落合駅は28.1Km離れています。


【同上】

しかし、これだけ長いと線路が複線で無い限り、行き違いには苦労します。


【同上】

このため資料によると、この新得駅~落合駅間には列車の行き違い(交換)ができる信号場(駅のような線路設備)が4カ所あるそうです。


【同上】

2009年にここを旅したときも、かつての狩勝峠が新線になったとは言え、列車は無人の雪原、原野、樹林などを黙々と走り続けていきます。そして所々に信号場があり、線路が分かれていることを見ることができます。


【JR根室本線・東鹿超駅~金山駅間、3430D 快速「狩勝」 2009.2.3】

信号場は、駅を作るほど利用客がいない場所であっても、列車の運行上、どうしても必要な設備であり、高知県にも存在します。


【JR根室本線・山部駅付近、3430D 快速「狩勝」 2009.2.3】

土佐くろしお鉄道・窪川駅から西に向かうと若井駅があり、そこから中村線とJR予土線が分岐しており、そこに川奥信号場が設けられています。


【JR根室本線・布部駅付近、3430D 快速「狩勝」 2009.2.3】

因みに、予土線は伊予(愛媛県宇和島)と土佐(高知県窪川)を結ぶJR路線ですが、窪川駅~若井駅間は土佐くろしお鉄道の管理となっており、例えばJRの「青春18切符」などを利用する場合でもこの間は別料金が必要になります。

[Photo : Nikon D700 / SIGMA 24-70mm]

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